刈谷市で雨漏りを発生させていた劣化した谷樋の交換工事でお伺いして作業の様子を現場ブログとしてご紹介しています。
今回は、3回目となる現場作業の様子となります。
前回の劣化した谷樋を取り剥がした様子はこちら現場ブログから確認できます↓↓↓
『
刈谷市にて降雨時に雨漏りする屋根谷部の劣化した谷樋鈑金を取り剥がします』
今回の作業は、取り剥がした劣化した谷樋鈑金からガルバリウム鋼板の谷樋鉄板を屋根谷部に新たに取り付けて、取り外しておいた谷樋周辺の屋根瓦を一枚ずつ修復していく作業となります。
ガルバリウム鋼板の谷樋鉄板を取り付け屋根瓦を修復していきます
防水紙に重ねるように新しい谷樋鉄板を取り付けて行きます
前回までのあらすじとして、経年劣化が原因で穴が多数開いていた谷樋鉄板を取り剥がして、谷部に防水紙(ルーフィング)を貼って防水処置を行っておきました。
今回は、貼って行った防水紙(ルーフィング)に重ねるように、新しくガルバリウム鋼板の谷樋鉄板を取り付けていきます。
吊り子を取り付けながら、谷樋鉄板を固定しながら全体に取り付けて行きます。
吊り子とは・・・
谷樋鉄板を取り付ける際に、直接、釘などを打ち込み固定する方法は、その釘を打ったところから雨が入る可能性があり、専門業社さんなら誰もやらない作業となります。
そこで吊り子と言う(赤矢印)金具を、谷樋鉄板の両サイドにある折れ目に引っ掛けてから、両端に軽く引っ張るようにして吊り子の部分に代わりに釘を打ち込み谷樋鉄板全体を固定を施していきます。
屋根の先端部に当たる【軒先部】の方は、谷樋鉄板の先端を屋根の形状通りに加工しておきます。
その状態にしてから、屋根谷部に取り付けて行きます。
外壁周辺部の施工は、赤矢印の先の奥まで谷樋鉄板を突っ込み、立ち上がりを作っておくと、雨水が室内に入る可能性を軽減させることが出来ます。
谷樋板金が、軒先から壁際まで取り付けることが出来ましたら、谷樋鉄板の表面の両端に雨水のオーバーフロー(溢れ)防止のために、屋根材の【水密材】を取り付けて行きます。
ガルバリウム鋼板製の谷樋板金を屋根谷部に付け終わりましたら、最初の方で取り外しておいた、谷部周辺の屋根瓦を一枚ずつ取り付けるように修復していきます。
屋根瓦を修復して行く時には、屋根瓦の高さ調整と接着することの意味合いで【屋根土】を、屋根と屋根瓦の間に入れながら施工していきます。
雨漏り屋根点検中にも気が付いていましたが、周辺の屋根瓦が破損していたので取り替え交換をしていきます。
古い屋根瓦の割には、2枚ほどの屋根瓦が破損していましたので、取り替え交換を行っていきました。
一枚は、縦に亀裂が入っていたのでコーキングボンドによる防水処理を行った形跡がありますが、コーキングボンドが劣化しすぎていてもうコーキングボンドとしての効果が発揮できていない状態でした。
2枚目は、屋根瓦の一部か所に亀裂が入っていました。
こちらは、表面亀裂で割れているのではないのですが、いずれは割れてしまうので交換しておきました。
割れていた屋根瓦を取り替えしたビフォーアフターの写真になります。
作業を行う際に、屋根上に上げて置いた作業道具や余剰ででた材料などを屋根上から降ろしてから、作業した範囲の屋根全体に掃除を行っていきます。
掃除作業が完了となり、ガルバリウム鋼板で作った谷樋鉄板を、屋根の谷部に取り付けていき、取り外しておいた谷部周辺の屋根瓦を修復していく作業が、完了したことをお客様にご報告させていただきました。
印刷した写真を一緒に見てもらいながら作業の報告とさせていただきました。
お客様も、『雨が降るたびに心配しなくてもよくなった!』と、嬉しそうに話していました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
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