2024年07月13日追記
刈谷市にお住いのお客様より、雨が降るたびに室内へと雨漏りするそうで、困っていたところ弊社にご相談のご連絡をいただきました。雨漏りの状況点検から、雨漏りしている原因となっている箇所の修理作業までの、一連の様子の施工事例となります。雨漏りの原因となっていたのが、劣化した谷樋鉄板に穴があいていました。古い建物の場合、銅板で谷樋鉄板を作っていました。ただ、銅板の場合、瓦との相性などがあまり良くないので、穴があきやすいのです。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他板金補修・交換
- その他
|
築年数 |
築60年ほど |
施工期間 |
2日ほど |
工事費用 |
約15万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
刈谷市のお客様より、雨漏り点検依頼をいただきましたので、ご訪問させていただきました。お客様とのご挨拶を済ませた後に、雨漏りしているお部屋まで案内していただきました。部屋に案内していただきすぐに気が付いたのが、雨漏りしたのが原因で腐食損傷してしまっている天井板の状況を診断しました。写真でもわかるぐらい、かなり雨が侵入しているのと考えられます。建物の屋根の形状から考えて、屋根の【谷部】と呼ばれる場所から雨漏りしているのではないかと考えていました。
屋根に上がりまして、雨漏りしているかもと予想していた谷部付近を中心に屋根の雨漏り点検を行いました。とは言え、築年数もかなり経過していましたが、屋根瓦自体も経年劣化で耐久値がかなり減っていそうでした。
築年数がかなり経過しているだけあって、その間も屋根に関しての修理やリフォームなどを一度もやっていなかったそうです。雨漏りの原因になりそうだと予想していた、谷樋板金もかなり劣化が激しい状態になっていました。
谷樋鉄板の厚みが剥がれていき、厚みが無くなって穴が開いていました。それも、何か所かに渡って開きまくっていて、酷いところになると大きな穴まで開いていました。
その他にも、穴が開いているのは変わりないのですが、二階に取り付けられている雨樋に入った雨水が竪樋を伝って、こちらの谷樋鉄板に流れるようになっていました。こちらも長い間、流れ続けて来て谷樋鉄板の表面がかすれてしまい、穴が開いてしまっています。こちらの場合は、二階屋根に溜まった分がこちらに流れ続けますので、穴が開いているといつまでも雨漏りしてしまう状態になります。この様な状況であったため、雨漏りしていしまっていました。こちらの撮影した写真をお客様にも観てもらい、谷樋鉄板を交換した方が良い事を伝えさせていただきました。
雨漏りしている劣化した谷樋鉄板を取り替えていきます
お客様より修理工事のご依頼を頂きまして、工事の段取りを行いお伺いいたしました。
大きな穴等が開いた谷樋鉄板を取り剥がしていく際に、まずはその谷樋鉄板に重なっている谷部周辺の屋根瓦を取り外していきます。取り外した屋根瓦は、あとで使うため破損させないように気を付けて取り外していくようにします。
複数の穴が開いている谷樋鉄板でしたが、これほど開いていると多少の雨でも雨漏りして室内に入ってくると考えられてしまいます。屋根は、建物の中で一番風雨に苛まれる場所になってしまうため、新築から約10~15年ごとには定期点検を行うことをお勧めします。(本来なら、建物を建てた建築会社さんが自発的にお客様に声をかけていただければ良いのですが・・・)なお、『刈谷市にて降雨時に雨漏りする屋根谷部!劣化した谷樋鈑金を取り剥がします!』こちらの現場ブログの中段部分に(古い建物は注意してください)と言う項目があります。そこには、弊社が対応しました過去の雨漏り工事を書いた現場ブログなどを、リンク集がとしてまとめています。そちらもお時間があった際に読んでみてください。
穴だらけの劣化した谷樋鉄板を取り剥がしてから、同じ場所に防水紙(ルーフィング)を貼っておきます。防水紙(ルーフィング)を貼るときに、軒先部から壁際部の奥まで敷いておきます。新しく谷樋鉄板を、取り付けた際もしも雨水が抜けてしまっても、防水紙(ルーフィング)がその下にあることによって、屋根裏に雨水が回らずに防水紙(ルーフィング)に沿って軒先部の雨樋の方に流れるようになっております。
ガルバリウム鋼板で作った谷樋鉄板を取り付けて行きます
防水紙(ルーフィング)に重ねるように、上から谷樋鉄板を取り付けて行きます。新しい谷樋鉄板は、ガルバリウム鋼板で作られた自然に穴が開きにくい材質で作られています。壁際の方も、奥まで谷樋鉄板を立ち上がりを作って入れておきます。奥まで入れる理由として、もし雨水が逆流するようなことがあっても、立ち上がり部でそれ以上建物の中に入らないようにします。そして、いずれ軒先部の方の流れて行くために、奥まで谷樋鉄板を取り付けて行きます。
新しい谷樋鉄板を取り付けたら、一番初めの方で取り外しておいた屋根瓦をつかって、谷部周辺を一枚ずつ取り付けて行きます。
割れて破損していた屋根瓦を、差し替えしていきます。
数枚割れていましたが、たぶんかなり昔に割れていた屋根瓦にコーキングボンドで塗ってありました。しかし、塗ってからかなり刻が経過していてコーキングボンド自体の精度も無くなっていました。ほかに、亀裂が入っている屋根瓦もありましたので、全て差し替えしておきました。
作業道具や余剰した材料などを屋根瓦降ろして、修理作業を行った付近を掃除して作業が完了となります。作業を完了したことを、お客様にご報告して作業中に撮影した写真を見てもらいながらご説明をさせていただきました。お客様も、雨が降ってきても心配することが無くなったので、とても喜んでいました。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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