屋根瓦に塗られた屋根漆喰を新しく塗り替えしていきます
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既存の古く劣化している、屋根漆喰を取り剥がしていきます。取り剥がす際には、屋根瓦にへばり付いているので屋根瓦を破損させないように、金づちなどを上手いこと使って屋根漆喰だけに打撃を与えて割りながら取り外していきます。大きい破片はそのまま手づかみで、バケツや土嚢袋などに入れて行きますが、散乱した細かい粉状の屋根漆喰になるとハケなどを使って細かく取って行きます。散乱した細かい屋根漆喰を、そのまま屋根上に残したまま新しい屋根漆喰を塗るために周辺を歩いてしまうと、靴底で踏んづけた粉状の屋根漆喰が屋根瓦を汚してしまう原因となりえます。そのため、新しく屋根漆喰を塗るために細かく取って行って、塗りやすい場所を確保していきます。
隅棟の葺き終いの屋根漆喰を取り剥がした後で、新しく屋根漆喰を塗るための土台となる葺き土を塗っていきます。
こちらの土台となる葺き土は、絶対に塗らなきゃいけないのではないのですが、屋根瓦などに塗る屋根漆喰の性質上、塗りやすさも含めてかなりの柔らかさが必要になります。
そのため、土台となる葺き土を塗っておくと、積み上げた棟瓦などのように屋根瓦同士の隙間部分に屋根漆喰が流れ込んでいくのを防ぎます。
そうすると、綺麗に屋根漆喰を塗ることが出来ず凸凹な状態にならずに済みます。
塗りやすい柔らかさで混ぜ合った屋根漆喰を、先ほど塗った土台代わりの葺き土の上から重ねるように塗っていきます。屋根漆喰は、石灰石に水を加えて、布苔(ふのり)や苆(すさ)、それに粘土などを剛柔を確認しながら混ぜ合わせていき作り上げていきます。今も販売しているのかは定かではないのですが、その昔には袋に混ぜ合わされた屋根漆喰の完成形が入ったものが販売されていたけど・・・今も売っているのかな?結局使用するためには、水などで硬さなどを調整しないと行けなかったんだが・・・金額もそれなりにしたので、混ぜ合わした方が良いと思う左官業者さんが多いと思います。
左官屋さんでは無く技術の無い漆喰塗り屋さんには気をつけてください!
たまにお客様や業者間での話で聞きますが、屋根の漆喰に関して腕のいい左官屋さんでは無く、技術も無く適当仕事をする屋根瓦に漆喰を塗るだけ屋さんがいること。
パターンとして、既存の古い屋根漆喰の上から屋根漆喰を塗るので、安くなります!とか、言われたら注意してください。
その古い漆喰の上から新たに屋根漆喰を塗る施工をおこなうと、ほぼ施工後の塗った後で雨漏りのしやすくなる施工方法となります。
ただ、お客様からしたら作業中が見えるわけでは無いので(屋根上の作業の為)、古い屋根漆喰が取り剥がされているのか?されていないのか?はわからないと思います。
私たち業者さんと呼ばれる人なら、明らかに金額が安いのは『危険だ!』として反応できますが、お客様では基本の値段も知りようが無いのでわかりずらいかと思います。
気をつけるパターンとしては、会社が大きい規模な業者さんでリフォーム工事なども請けている場合などは気をつけてください。
その大きな規模でやっている業者さんが悪いのではなく、その工事を任せているはずの専門業者が、そのまた下である孫請け会社や曾孫請け会社に流れてしまって、元請けである大きな規模の業者さんが管理が出来ないパターンもありえます。
その場合の危機回避の方法として、お見積りを作成する前の段階(初動調査の時に)で、お客様から対応した元請け業者さんに伝えてほしい言葉があるのですが・・・
まず一言目に、
『もちろん今の屋根漆喰は全部剥がしてから、新しい屋根漆喰を塗ってもらえるのですよね?』
そしてその後に続く言葉が、
『施工前と施工中と施工完了後の写真を、何か所か撮影して最後に報告書として渡してもらえますよね?』
最後に、
『撮影した写真を貰わないと、一切工事代金は支払わないですよ!』
そうすると、それなりの技術がある業者さんを呼ばざらないと行けなくなりますので、お客様としては契約する前に言葉と文章にしてもらえれば、そこまで心配は無いのかと考えています。
今現在もっと酷いパターンとして、飛込み営業で突然訪問してきます。
『今、お隣の屋根漆喰をやっているのですが、お宅の屋根の漆喰も酷い状態なので、今なら格安で作業しますのでどうでしょうか?』と言うパターンで話しかけてきます。
これはもちろん【アウト~~!!】のためすぐに追い払ってください。
(もし、いつまでも居座るのなら、警察に連絡をしてみてください。)
この飛込み営業のパターンだと、契約書も取り交わさずにその場で作業をしてすぐに現金回収をしていきます。
それが行けない理由として、紙面に残していないため後日雨漏りなどしても、連絡が通じないや逃げてしまった。
その業者に無駄にお金を払いながら、その後の雨漏りを治すために、次に呼んだ業者さんにも工事代金を払わなければならなくなります。
あとは、適当なことをいうリフォーム屋さんですかね!
屋根漆喰の上から屋根漆喰を塗るのは、安くて工期が早いです。
と言って、後々の雨漏りすることを黙って、作業を進めるこのパターンも気をつけてください。
こちらのパターンは、契約して数年後に雨漏りをしてきても、作業で塗った屋根漆喰からの雨漏りだと絶対に認めません。
屋根瓦のほかの部分からの雨漏りだと、強引に話をつけてきます。
そうなると、お客様の方では屋根漆喰からの雨漏りとは証明できないため、話が平行線になってしまいます。
最後にはお客様が、疲れて諦めてしまうこともありえます。
仮に他の業者さんに雨漏り点検をお願いしても、弊社もそうですが目視だけの検査となります。
経験上、屋根漆喰の重ね塗りからの雨漏りだと思います、としか言えないですね。
本格的に、追及するためにはそれなりの有料点検となり、棟瓦を解体したりして雨漏りがどうかを調査をします。
ただこの有料調査のデメリットとして、それなりの高額な調査費が必要になること。
調査開始の数日間が、晴れが続いていないと濡れていないのが判断がつかない。
春から秋の入り口では、気温が高すぎてすぐに乾いてしまう。
なので、調査に出しても確実に発見できるかはわからないと思います。
ただこの様に、屋根漆喰だけでも気をつけることは沢山あります。
基本的に屋根漆喰の上から屋根漆喰を塗ることが、危険と言うことだけです。
真面目に営業している、リフォームの元請け業を行っている方達が悪いわけではないのです。
そういう技術の無く、屋根漆喰の上から重ねるように屋根漆喰を塗る行為。
その程度の業者さんしかいない、元請け業者さんに対して気をつけてほしいのです!!
屋根の葺き終い方向である屋根左側にある、隅棟部の上部分(葺き終い)の既存の屋根漆喰を取り剥がしていきます。その後、同様の作業を行っていき新しく屋根漆喰を塗り替えていきます。屋根瓦の種類で和瓦及び日本瓦(J形瓦)と呼ばれます。
昔から日本にあった屋根瓦の場合に、屋根漆喰がふんだんに使われておりました。ほとんどの使用場所として、屋根瓦同士の接続部などの雨水が入りそうな隙間。
屋根土がむき出しになってしまう積み上げた棟瓦の一番下部分の三日月部。
基本的に、防水処理の働きがあって屋根漆喰が使われたのかと考えられます。
(隅棟部)鬼瓦が鎮座している台座の下部分にも、煤汚れなどが目立ってしまってこちらの部分では地上からも見える場合もあり、塗り替え作業を行っていきます。この様な、屋根漆喰の煤汚れに関しては、雑巾などで拭いても取れないためそのままにしておくか、屋根漆喰の塗り替え作業の時に同時に作業を行うと良いのかもしれませんね。
鬼瓦が鎮座している台座下部分の、屋根漆喰を取り剥がしてから、新たに屋根漆喰を塗り替えしていきました。屋根漆喰も・・・
と言うよりも、建物に使われているすべての内装材や外装品などの部材・建材と呼ばれるものは、長い年月が持つものは建物の躯体以外には何一つ無いかと思われます。10年~15年ほどででの、交換時期がやってきますので、いずれはリフォーム工事が必要になると思います。
ただ、リフォーム工事を行う時期によっては、法律が変わってしまってリフォーム工事をやりたくても依頼した業者さんではリフォーム工事が出来なくなる場合も可能性とはいえありえます。
(2025年の4号特例の縮小など)それ以外にも、昔のマスコミが騒いだお陰で、この業界は3K(キツイ・汚い・危険)と呼ばれる業界となってしまいました。
ここ20年近くは、次の世代のなり手となる若い世代がほとんど入っていない状況です。今すぐとは言わないですが、将来的には作業をやる人が少なくなってリフォーム工事をやるために、今の工事価格よりも高くなっていることもありえます。
(2024年の働き方改革などの人件費の高騰)
話がそれましたが、新しく屋根漆喰を塗り替え作業が終わってから、お客様にお声をかけて作業の完了をしました。
後日、作業中の写真を纏めて完了報告書としてお渡しとご説明をさせていただきました。
お客様も、屋根漆喰の白身が綺麗で喜んでいました。初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
『知多市で悪質訪問業者が来る建物!理由は劣化した漆喰!屋根漆喰を塗り替え交換作業』お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓『知多市にて悪質な訪問営業に雨漏りするかもと言われ雨漏り点検と漆喰工事のお願い』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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