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屋根材以外にも、雨水を溜めて流していくための重要な部材でもある雨樋のほうも、経年劣化による色剥げをおこしていました。ただ、色剥げだけで雨樋の方の耐久状態もそこまで酷くはなかったので、雨樋に関しては取り替え交換工事ではなく、塗装による塗り替え作業を進めていくつもりです。なお、雨樋も約10~15年ごとには、塗装などで色を塗っていった方が良いと考えます。理由としては、雨樋の多くが塩化プラスチック材になるため、経年劣化により皮膜が取れてしまい太陽からの紫外線が当たり続けて行くと、割れて破損してしまいやすくなります。特に、台風などの強風で押されたり地震の揺れなどで、耐え切れなくなって割れる可能性が一番大かと考えられます。そのような雨樋破損をしないように、外壁塗装の塗り替え工事の際は、同時に雨樋も塗り替え工事を行った方がいいかと思われます。
お客様からも教えてもらいましたが、一か所雨樋部材の竪樋部で新築当時から取り付けズレがあったそうです。竪樋と竪樋の接続部分には、継手(つぎて)を必ず付けないといけませんが、こちらのほうは防水テープみたいなものをぐるぐる回して取り付けただけの状態でした。防水テープも、雨ざらしの状態ですと粘着力が切れて取れてしまいます。こんな、体たらくな作業を新築の状態でやっている方が、驚愕して戦慄を覚えました。こんな状態なら、現場監督も気付くはずなのに・・・現場も来ていなかったんだとおもいます。お客様から聞いたお話だと、新築の建築をした工務店さんは、お客様のお宅から歩いて数分の所の業者さんらしく、現在はビルやマンションを幅広く商売しているそうです。後述しますが、他にもおかしな作業をしていたので、お客様は二度とこちらの工務店には頼みたくなかったそうです。
ベランダの防水に関してですが、どうも雨水の痕が付き始めていました。確かに、長年使っていれば雨水の流れが水垢としてこびり付くのですが・・・築17年ではここまで酷くはならないかと考えお客様に聞いてみたら、新築当時から雨水の捌け方と言えばいいのか?雨水の流れ方がかなり悪かったそうです。
左側の赤矢印先に【ドレン】と言う雨水が溜まって流れて行くところがあるのですが、赤丸で囲った部分でもある明らかに【ドレン】とは違う方向に雨水が流れてしまっております。お客様も、引き渡ししてから本降りの雨が降るたびに建てた工務店に電話していたそうですが、一向に対応もしてくれずに終いにはクレーマー扱いをされて相手にもされなくなったそうです。目視の点検調査で、ベランダの防水工事を行う前の状態(土台になる板の取り付け)そのものが雨水が流れやすいように勾配をつけないといけないものを、全く勾配をつけずにむしろ逆側に勾配をつけている始末でありました。こちらの方も、新たに勾配をつけてベランダ防水の貼り替え作業を行うお見積りを作成させていただきました。
前回の現場ブログでの、契約を急がせるについて弊社アメピタ名古屋南店も全国のアメピタショップ及びJACOFグループでは、お客様に対して契約を急かせることはしていません。
リフォーム工事という大事なことなので、ご家族でご相談していただいて納得が出来てから、作業のご依頼をご連絡をいただくようにしています。
その際に、リフォーム工事になったらどのようになるの?という、心配事や相談なども親身にご対応させていただきます。
いいリフォーム業者さんを探すコツとして、このようなページがありますので、読んでいただけると嬉しいです。
それ以外にも、今回のお客様のところに来た悪質訪問リフォーム業者のように、
『何日以内に契約の有無を聞かせてください』・・・期間が無いことで相談させる時間を奪っています。
『今月中に(残り1週間切っているのに)ご連絡をください』・・・これも上記と同じで他の人に相談させないようにしています。
『今仕事を決めてくれれば、〇0%値引きさせていただきます』・・・本気で仕事をしている人ならお見積金額は必要な金額を計算しているのに、すぐに値引きとか2桁を超える値引きの場合、値引きをし終わったところがその会社の通常な価格です。
『こちらの家を近隣の当社のモデル住宅にしたいので、決めさせていただいたら〇0%値引きします』・・・本気でモデル住宅にしたいと思っていません。この家の仕事を取ることができたらそれ以降、近隣に宣伝をします。そして、値引き後が通常価格です。近隣の一番目にならないように気を付けましょう。
怪しい訪問業者は、『口八丁』で言葉巧みにすり寄って来て、お客様がほかの人に相談できないように『手八丁』で急がせます。
少しでも怪しいと思ったらすぐに話をするのも止めてください。
親兄弟親戚縁者に相談していただいて、本当にどうなのか判断していただくのが一番いいかと思います。
なお弊社アメピタ名古屋南店でも、ご相談は受け付けていますので、屋根点検やお見積作成などできますのでお気軽にお声をかけてください。
弊社のブログで悪質訪問業者の対策としてコラム風に書いていますのでこちらもよろしくお願いします↓↓↓
『飛込み訪問や悪質訪問販売・無料点検詐欺への対策方法として』
建物を一通り目視検査を行っていき、調査の内容をお客様にご報告させていただきました。その調査内容をベースとして、お見積りを作成していきました。その際に、お客様より図面をお借りして必要な寸法などを、カメラで撮影させていただき見積り計算をする時の参考数字とさせていただきました。後日、お時間を合わさせていただき、お見積書と建物目視点検の調査書を持ってお渡しに参りました。
次回の現場ブログは、仮設足場を設置するためにカーポートの屋根を取り外し作業『名古屋市中区にて仮設足場を設置する際に干渉するカーポート屋根の取り外し作業』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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