既存の野地板から、新しく合板を貼り強度を上げた屋根に、屋根材のカラーベストを施工して行きます。スレート系屋根材ですが、緩勾配でも施工できるので、今回の様なトタン屋根からの変更材としては重宝されております。防水紙(ルーフィング)に直接施工が出来て、厚みもそれほどないので、屋根の軽量化やさっぱりしたデザインをお好みの方は、こちらの屋根材カラーベストが良いかと思います。
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施工方法として、隣のカラーベストとの施工高さを合わせて行き、そのままカラーベスト一枚に4本の固定釘を打って行きます。今回は、屋根の大きさも横の長さも普通ぐらいなのでそのまま施工していますが、公共物件やかなりどデカい屋根の場合は、カラーベストの上端をあわせるために墨打ちをして、墨の目印に上端を合わせながら一枚ずつ施工していきます。
カラーベストの施工の弱点にもなりますが、隣のカラーベストを合わせる時に、若干ズレやすくなっており何通りか施工して行くと、真っすぐが通せなくなってしまいます。そのため、墨打ちなど目印があるものがあれば、通りが通しやすくなり全体が綺麗に見えるようになります。
今回は大棟部と言う部分が無くて、頂点部分が壁際部となっておりました。その壁際部に向かって、カラーベストを段々に施工して行きます。頂点部分の壁際部まで到達したら、専用の壁際の水返しの板金を取付けて行きます。
切妻屋根の場合にある、屋根の両端側でもあるの『ケラバ袖部』。そのケラバ袖部の板金周りも、元々施工されていた波トタンとの干渉するところを加工して施工されております。
固定釘を打った釘頭には、シーリングをして雨水が染み込まない様に防水処理を施しておきます。
先ほど、カラーベストを頂点部分の壁際まで施工しきってから、壁際部に専用の板金鉄板を取り付けていきました。
その専用の板金鉄板を固定するために、取り付けたビスの釘頭部分に雨水が染み込まない様にコーキングボンドを塗って防水処理を行っておきます。
一階の庇屋根にも、屋根勾配を少しだけ早くしてから野地板合板を取り付けておきましたところに、その上から屋根材のカラーベストを施工して行きました。カラーベストを屋根全体に取り付けた後で、室外機を同じ場所にも降ろしたり、壁際の水返しの板金を固定した釘頭をシーリング等で塗って防水処理を行いました。
屋根全体に屋根材カラーベストを取り付けて行きました
屋根全体に劣化していたトタン屋根を取り剥がしていき、野地板合板を取り付けてから、新しい屋根材であるカラーベストを屋根全体に取り付けて行きました。
簡単な掃除を行って、作業は完了となりました。
ちなみに、写真の様な足跡に関しては、ほうきも掃除用電動工具のブロワーでも取りことは出来ません。
足跡を消す方法として、自然の雨で流してもらうのが、一番いい方法だと考えています。
次回の現場ブログは、他の細々とした部分の修理の様子を書いていきます。『豊明市にて屋根にカラーベストを施工後に雨樋の修理と塩ビ屋根を補強作業します』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
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