屋根カバー工法とは、現在の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる工法です。廃材が少なく済むので経済的というメリットがあります。また、屋根材や下地の破損など不具合があっても一気に解消できるのが利点です。もちろん、工場だけでなく一般住宅でも(屋根材の種類によりますが)対応できる工法なので、ご興味のある方はご相談ください。
新しい屋根材はガルバリウム鋼板という金属です。さびにくく耐久性が高いという特長があります。波型の金属屋根を折半屋根とも呼びます。工場やビルなどではよく使われるのでご覧になったことがある方も多いでしょう。これを今の屋根の上に並べ、ボルトで固定していきます。金属というと重そうなイメージがあるかもしれませんが、実はセメントを主成分としたスレート波板よりもずっと軽いので、重ねても建物への負担はそこまで大きくなりません。