2024年08月08日追記

目視による屋根の点検診断を行っていきます

大府市にお住いのお客様より、訪問販売員より屋根が雨漏りする状態だと言われてご連絡をいただきました。
前回の現場ブログにて、お客様のお住いへとご訪問する時間を決めさせていただきました。
予定の日時でご訪問して、前面の道路から屋根の方を見上げさせていただきました。
それ以降を、現在の訪問販売の迷惑件数や高額契約などの詐欺行為に陥るかもと、ブログ上で書かさせていただきました。
前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『大府市にて屋根が雨漏りするなどと怖がらせてくる訪問販売が最近増えてきたらしい』

訪問販売の手口などを書いていたら、文字数が多くなってしまいました。
今回の現場ブログは、本来の昨日の続きとなる、お客様のお住いの屋根の点検診断として目視で見て行きます。

お客様と一緒に、屋根が見える所から見上げてみたのですが、その訪問販売業者が言っていたようなものは見つからなかったです。
屋根瓦に隙間が、出来るぐらいに浮いている場所はありませんでした。
全く見つけることも出来ませんでした（実際は隙間なんて空いていないのだから）

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』

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お客様から見えない屋根面の点検

屋根の方に登らさせていただいて、その隙間が浮いていると言う所を探索してみたのです。
しかし、とても隙間が浮くような屋根瓦の施工にもならずに、むしろ綺麗な通りの屋根瓦の施工状態でありました。
屋根上からお客様に声をかけさせていただき、全く問題が無い事を伝えさせていただきました。

ちょうど屋根に登ったのもありますので、地上のお客様からお伝えしてそこから見えない屋根面も点検していきました。
指摘された屋根面でも綺麗な状態の屋根だったので、他の面も特に問題の無い状態だとは思いました。
目視で点検していくのも、今後のことを考えても良い事なので目視点検を行っていきました。

お客様の見えない範囲で屋根の他三面も、目視によりますが屋根点検を行っていきました。
他の屋根面も、屋根瓦が浮いていたり破損したりしたことは、一切皆無で奇麗な状態の屋根でありました。

怖がらせていった訪問販売業者が伝えてきたことで、屋根瓦が黒ずんで劣化しているので雨漏りします！
と言われたことですが、一部分的に薄黒くなるのはこの【いぶし瓦】と呼ばれる屋根瓦の特性になりますよ。

寺社仏閣にも使われている【いぶし瓦】は、時間をかけて少しずつ、いい意味で色が抜けて行き全体的にいい感じの落ち着いた【灰色】となっていきます。
そのため、この状況は黒ずんでもいませんし、劣化もしてはいません！

隅棟も目視点検を行いました

今回、お客様の建物屋根の形状が【方形屋根】と呼ばれる、四角い屋根の四方向からそれぞれ隅棟が頂点に向かって伸びています。
屋根の最頂点部分でもある一か所に、四本ともが合う屋根の形状となっております。

よく似た屋根形状で【寄棟屋根】と言ううものがあります。
こちらの場合は屋根の頂点部分に（大棟部）があってその左右に、それぞれの隅棟が二方向ずつ伸びて来て引っ付く屋根形状となります。
と言うことで、四方向から伸びてきた隅棟部も一本ずつ目視点検を行っていきます。

取り付けられた隅棟部の通りも、横ずれなども無く綺麗に取り付けられていて、隅棟を回しながら固定している針金線も年数的には緩みも出来ていませんでした。
そして、棟瓦で積み上げられた隅棟の側方部にあたるそれぞれの段差には、散り（ちり）と呼ばれるそれぞれの隙間が作られていました。
本来年数が経過すると、この散り（ちり）部分も段々隙間範囲がズレてくるのですが、今回の隅棟に関してはまだまだ問題になるような状態になっておりませんでした。

それぞれの隅棟部を目視点検を行っていたと同時に、棟部と屋根瓦の間となる【三日月部分】の屋根漆喰も点検していきました。
表面はさすがに年数も経過していたので、埃などの黒ずみが出来ていましたが、そこまで『劣化している！』と言う状態でもありませんでした。

美観的な話で、屋根漆喰の塗り替え作業もありとは言えますが、緊急的に塗り替えしないといけない程度でもありませんでした。
数年先ぐらいで、漆喰の塗り替えに関してご相談をくださいとお客様に伝えた程度になりますね。

目視による屋根点検を終わらして

屋根の目視による点検調査を終えて、屋根から降りて来てお客様に点検内容をご説明させていただきました。
その時には、点検中に撮影した写真も同時に見てもらいながら、お話させていただきました。
まず一番に言えることは、声をかけて怖がらせてきた訪問業者が言ってきたことは、特に問題は無い事を伝えさせていただきました。

しいて言えば、屋根漆喰の塗り替えぐらいですが、こちらもまだ後でもいいのではないかと、ご提案させていただきました。
とりあえず、突然やってきた訪問業者の話は９０%以上は嘘で固められていて、突然来る訪問業者の９０％以上は悪質な業者です。
今後は一切相手しないようにしてください！と伝えておきました。

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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。

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