目黒区で屋根をリフォームしようと考えた時、
屋根の勾配を意識したことはありますか?
実は屋根材によって適した勾配があり、知らぬまま屋根のリフォームをした結果
「雨漏りしやすい屋根材+勾配の組み合わせになってしまった」なんて事態も…。
屋根材と勾配、雨漏りの関係性と一緒に、おススメの組み合わせも詳しくご紹介します!(*^_^*)
屋根の勾配には主に急勾配屋根、緩勾配屋根、並勾配屋根の3つに分けられますが、これは屋根の角度を表したものです。
急勾配屋根は、屋根の傾斜が急である屋根のことを指します。
急勾配の屋根は雨水や雪がすぐに流れ落ちるため、水の浸入や雪の積もりを防ぐことができます。また、急勾配の屋根は通気性が良く、屋根裏の換気がしやすいという利点もあります。
緩勾配屋根は風の影響を受けにくく、屋根材が剥がれたり飛散したりする可能性が低いです。
また、緩勾配の屋根は屋根を見せるデザインになることが多く、おしゃれな屋根を作ることができるため、素敵なお家にすることも可能です。
緩勾配の屋根は、風に対して有利な特性を持ちながらも、急勾配の屋根と比べて注意すべき点が少ないと言えますが、水捌けには注意が必要です。
屋根の並勾配は一般的な屋根の勾配の一つであり、多くの屋根材との関係があります。
一般的な屋根の勾配のため、施工できる業者が多いという利点はもちろん、必要な工事面で足場が不要になる場合があります。
一般的に、スレートや瓦などの屋根材は一定の勾配以上が必要とされていますが、屋根の並勾配はほとんどの屋根材と適合することが多いです。
各屋根材には、それぞれ必要な最低勾配が指定されています。屋根材によって必要な最低勾配が異なるため、適切な勾配を選定することが重要です。
金属屋根の勾配については、必要最低勾配が
1寸勾配以上とされています。
金属屋根は
立平葺きが主流であり、緩勾配の屋根にも施工可能です。これにより、雨漏りのリスクを低減することができます。
一般的な屋根が最低でも2寸の勾配が必要とされる中、金属屋根は1寸勾配以上で十分な勾配を確保することができます。
スレート屋根の勾配については、通常、一般的な勾配が約
20度~30度の範囲になります。この勾配は、雨水や雪がスムーズに流れるように設計されており、屋根の耐久性や防水性を保つために重要です。
適切な勾配を保つことで、屋根材の劣化や浸水を防ぐことができます。
スレート屋根の勾配は、建物の構造や地域の気候条件によって異なる場合がありますが、一般的には
3寸以上の勾配が推奨されています。
アスファルトシングルの勾配については、一般的には
3.5寸が推奨されています。この勾配は、雨水や雪が滑り落ちやすくするために必要です。
適切な勾配を保つことで、屋根の耐久性を高めることができます。また、勾配が不十分だと水がたまりやすくなり、屋根材や下地にダメージを与える可能性があります。
ですので、アスファルトシングルを設置する際には、適切な勾配を確保することが重要です。
陶器瓦の必要最低勾配は
4寸以上。この勾配は、雨水や雪などの水を適切に排水するために非常に重要です。
適切な勾配を持つ陶器瓦の屋根は、耐久性を高めるだけでなく、美しい外観を保つこともできます。メンテナンス頻度も少ない陶器瓦ですが、瓦を重ねて施工しているのでやや角度が緩くなるのです。
屋根に雨水を滞留させないためにも4寸以上の勾配が必要になります(>_<)
雨漏りしやすい屋根の勾配ですが、勾配が緩い屋根の場合雨水がスムーズに流れ落ちず、水はけが悪くなってしまいます。
勾配が緩いと屋根の上に雨水が滞留してしまい、汚れやカビ、コケ、錆びが発生しやすくなります。そうすると屋根材の劣化を早めてしまうだけでなく、雨漏りのリスクを高めてしまうでしょう。
しかし緩勾配の屋根は必ずしも雨漏りするわけではありません!(*^^*)
大切なのは屋根材に合った勾配、必要最低勾配を守って施工されていることが重要なのです。その屋根材が持つ特性こそが、排水に優れた仕様であったりお住まいに浸入しない性能を備えているからです。
屋根材が持つ性能を発揮するには、それぞれの基準に沿った屋根の勾配で施工すれば、雨漏りのリスクが高まる原因にはなりません。
一般的に、屋根の勾配が急すぎる場合や特殊な形状をしている場合、リフォーム作業が難しくなる可能性があります。また、建物の構造や周囲の状況によっても、屋根の勾配が変更できない場合があります。
お住まいの屋根を好きな形、好きな勾配で建ててしまったら、陽があたらないお住まいの環境が悪くなるだけでなく、景観も崩れてしまいますよね。
そのため、
屋根には傾斜を制限する法律が設けられているのです。☑日影規制日照時間が短くなる冬の時間を基準に、
1日の中で日照時間の確保を2時間、3時間、4時間と高さや範囲別に設定したものです。
日影規制は都市計画や建築基準法などによって定められ、周辺の住民や環境に配慮した都市づくりを促進するために重要な規定となっています。主に
10mを超える建物や、3階以上の住宅が対象です。
☑北側斜線制限北側斜線制限とは、
建物や構造物の北側において、特定の角度や高さで斜線を制限することを指します。これは、建物や構造物が他の建物や自然の景観に影響を与えることを防ぐために設けられる規制の一つです。建築物の設計や建設において、
周囲の環境や景観に配慮しながら北側斜線制限を遵守することが重要です。
☑隣地斜線制限隣地斜線制限は、
隣接する住宅や建物の採光や通風を確保するための法律です。
☑道路斜線制限道路に面して建てられた住宅や建物が対象で、
道路の採光や通風を確保するために建物の高さが制限されているものです。道路に限らず、周辺の建物や環境にも配慮した目的で制定されている法律です。
☑積雪荷重積雪重荷とは、雪が屋根や建物に積もった際にかかる重さのことで、
積雪の重さに対し屋根の勾配および、地方における垂直積雪量を乗じて計算しなければならないと定められた法律です。
雪が湿ったり重い場合は、その重さが増していきます。屋根や建物は、一定の積雪荷重を超えると変形や損傷を引き起こす可能性があります。そのため、
積雪荷重に対して屋根の勾配や雪止めの設置など積雪重荷の低減を図る目的があります。
屋根のリフォームには大きな費用もかかり、一生ものといっても過言ではありません。
せっかく良い屋根材を選んでも、勾配が適切でなければその効果を得ることは難しいでしょう。目黒区で
屋根のリフォームを考えている方、お住まいの屋根の勾配がわからず屋根材の選び方に迷われている方はアメピタまでご連絡ください。お住まいの状態を点検し、周囲の環境を考慮した上でお客様におススメの屋根リフォームをご提案いたします!
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
アメピタ多摩川支店TOPはこちら
アメピタ多摩川支店
TOPはこちら