稲城市にお住まいの方へ！
破風板や鼻隠しはご存じでしょうか？
どちらも屋根の先端部分にある板状の部材です。
アメピタでは破風板・鼻隠しなど屋根や建物の小さな部分でも点検・修理に伺います。
破風板と鼻隠しは、屋根の軒先の先端部分に設置される横板状の部材です。
破風は雨樋が設置されていない軒先の先端部分の板を指し、一方、鼻隠しは雨樋が設置されている軒先の先端部分の板を指します。雨樋の有無によって名称が異なります。
破風板は建物の外観を美しく仕上げる役割を果たす板状の部材です。建物の妻側に取り付けられています。
建物には妻側と平側があり、妻側は建物の短辺を指します。破風板は、建物の屋根と壁の境界部分に取り付けられる板状の部材であり、風や雨などの外部からの影響を受けやすい場所です。
建物の妻側は屋根がかかっていないため、紫外線や雨などの自然要素に直接さらされます。その結果、劣化が進みやすく、メンテナンスが重要なのです。
鼻隠しの名前の由来は、垂木の先端部分を隠すことからきています。屋根の棟から軒先の方向に延びる垂木の先端部分が「鼻先」と呼ばれ、それを「隠す」ように設置されるために鼻隠しと呼ばれます。
鼻隠しには多くの場合雨樋が設置されています。雨樋と鼻隠しは密接に関連しており、鼻隠しは雨樋の下地材としての役割を担っています。鼻隠しの劣化が雨樋の外れや歪みにつながる可能性もあるため、定期的なメンテナンスが重要です。
破風板・鼻隠しは建物の外観を美しく仕上げる役割を果たします。建物の妻側に取り付けられることが多い破風板は、建物全体の印象を左右する重要な要素となります。また、美観を向上させ、外部からの衝撃や負荷から建物を保護する役割も担っています。
素材としては木製、金属製、モルタル製、樹脂製などがあり、適切なメンテナンスが必要です。
破風板・鼻隠しは風を分散させることで建物の耐風性を向上させる役割も持ちます。建物に上、横、下の様々な方向から風が当たる中で、破風板・鼻隠しがしっかりと固定されていれば台風などの強風の影響を軽減し、建物を守る役割を果たします。
破風板・鼻隠しは、屋根や建物内へ屋根側面からの浸入を防ぐ役割を果たしています。強風時や台風の際に雨が横から吹きつける際に、風を分散させる効果があるとともに、雨も同様に分散させます。
破風板や鼻隠しは台風などの横からの雨を分散し、屋根と外壁の結合部分からの雨水浸入を防ぐ役割があります。ですから、破風板や鼻隠しや剥がれると、隙間ができて雨水が入り込み、雨漏りの原因となることもあるんです。
破風板・鼻隠しの異常を感じたらおはやめにご相談ください。
破風板と鼻隠しの修理が必要な理由は、これらの部位が屋根の重要な構成要素であり、劣化や損傷が放置されると屋根全体に影響を及ぼす可能性があるからです。
破風板は直射日光や風雨にさらされることが多く、鼻隠しも雨水や湿気を受けるため、時間とともに劣化しやすくなります。
劣化した破風板や鼻隠しは屋根の防水性を損なうだけでなく、見た目にも影響を与えます。
そのため、定期的な点検と必要に応じた修理や補修が重要です。破風板や鼻隠しの修理を適切に行うことで、屋根の寿命を延ばし、建物全体の安全性や美観を保つことができます。
劣化が進行する前に適切な対処を行うことで、将来的な大規模な修理や交換を回避することもできます。したがって、破風板と鼻隠しの修理は建物の健全性と耐久性を保つために欠かせない重要なメンテナンス作業と言えます。
破風板や鼻隠しに以下のような症状現れたら修理時期です。
塗膜が劣化すると、破風板の防水性が低下し、劣化が進行します。
時間の経過や気候条件の影響により、木材の破風板は腐食やカビの発生が起こることがあります。
台風などの強い風によって破風板が浮いたり剥がれたりすることがあります。
破風板や鼻隠しに塗膜の剥がれや色褪せが見られたら、塗装を検討しましょう。
破風や鼻隠しの塗装は、外壁塗装と同様に重要な役割を果たします。
これらの部位は屋根付近に位置し、日光や雨風などの外部要因から保護するために塗装が必要です。
塗装によって、木製の破風板や鼻隠しを保護し、耐久性を向上させることができます。
まずケレン作業で旧塗膜を削り、塗膜の密着度を高めます。次に下塗りを行い、その後中塗りと上塗りを施します。
また、美観を維持するためにも定期的な塗装が必要です。破風や鼻隠しの塗装は、お家全体の外観に影響を与える重要な部分であり、適切な塗装を行うことで、お家を美しく保つことができます。
破風や鼻隠しの板金巻き（板金カバー）は、塗装だけでは不十分で傷みが進んでしまった破風板や鼻隠しを修理する方法の一つです。
木材が腐食・劣化している場合や、塗膜の剥がれが進んでいる場合に板金巻きは行われます。
破風や鼻隠しの表面をきれいに清掃し、ガルバリウム鋼板などの板金を巻いて覆う方法です。
これにより、素材を保護し、耐久性を向上させることができます。
鼻隠しを修理する場合、雨樋の取り外しが必要です。長く使用して経年劣化のある雨樋なら、この機会に新しいものに交換することもご提案いたします。
●稲城市のお客様からも多くお問合せをいただいております。建物のちょっとした点検や修理もお任せください！
破風板や鼻隠しが劣化していると、お住まい全体も古く見えてしまいます。破風板や鼻隠しの修理、交換もご相談ください。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
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