天窓(トップライト)は、屋根や壁に設置された窓のことを指します。一般的には屋根に設置されることが多く、天窓からの採光によって
室内に明るい雰囲気をもたらすことができます。天窓は壁窓よりも採光効果が高く、天井からの光が室内に差し込むことで
開放感を演出することができます。
しかし、屋根に穴を空けて取り付けているため、
雨漏りのご相談が多いのが難点です。天窓からの雨漏りが起きた場合、どのような修理を行うのが良いのでしょうか?(´-`
天窓からの雨漏りが発生する主な原因の1つは、パッキンやコーキングの劣化です。天窓のガラス周りには、雨水の侵入を防ぐためにパッキンが施工されています。しかし、時間の経過とともにパッキンは劣化し、亀裂が生じることがあります。同様に、コーキングも劣化すると密着性が低下し、雨水が浸入する隙間が生まれる可能性があります。これらの劣化が原因で、天窓から雨漏りが発生することがあります。
雨漏りの被害がまだそれほど大きくない時は、それぞれパッキンの交換、コーキングの打ち直しといった部分的な補修で雨漏りを解決できるでしょう。o(`ω´ )o
台風や強風の時にものが飛来してぶつかってしまうと、
天窓のガラスは割れてしまうことがあります。また、網入りガラスの網が気温差で膨張する、といったことが原因で
ガラスにヒビが入ってしまうこともあります。これらの不具合の場合、
ガラスの交換が可能です。しかし、ガラスの交換といっても、実は容易ではなく、雨が打ちつける場所でも大丈夫なように強固な作りになっているため、
場合によっては取り外すことができません。メーカーや製品によっては
ガラス交換用のユニットを取り扱っているものもありますので、そのような天窓であればガラスの交換は可能です。そうでない場合は枠ごと取り外さなくてはいけなくなるので、
新しいものへ交換する方が安心です。(^_^)
屋根に穴を空けるようにして取り付ける天窓は、
雨漏りを起こさないように工夫して設置されています。
天窓の周囲には
防水シートや防水テープを使って、立ち上げるような施工がされています。なので、これらの
防水シートや防水テープが破れてしまうことでも雨漏りにつながります。また、瓦屋根の場合、天窓の下側には
エプロンと呼ばれる金属板が設置されます。これは天窓を伝った雨水を瓦の上に流すためのものですが、この
エプロンが錆びて穴が空いてしまうことも雨漏りの原因となります。( ´Д`)
これらの不具合による雨漏りの場合、それぞれを交換することで解決できる場合もあります。しかし、交換の際には周囲の屋根材を一度撤去して、防水紙や野地板など、下地の状態を確認する必要があります。その状態によっては、やはり一度枠ごと取り外す必要が出てきますので、場合によっては天窓自体の交換も視野に入れておくと良いでしょう。( ̄ー ̄ )
天窓からの雨漏りのご相談をいただくと、その多くが
築20年以上のお住まいであることが多いです。これは
天窓の耐用年数が25年〜30年ということで、ここまで紹介してきたような、天窓を
構成するパーツに様々な劣化が起きていることが原因になります。この場合、雨漏りの原因箇所となっている部分だけを補修しても、また
すぐに別の箇所に不具合が生じていたちごっこになってしまいますよね。もし、この先も天窓を利用していくのであれば
交換が必要になります。٩( ᐛ )و
天窓を製造販売していたメーカーの多くはすでに撤退してしまいましたが、リクシルと日本ベルックスは今も最新の天窓の販売をしています。最新の天窓は、従来のものと比べても性能が良く、窓との取り合い部分の施工方法など、雨漏り対策も強化されているので安心です。交換の際にはこうした最新のものを選ぶようにしましょう♪( ´θ`)ノ
天窓は撤去も可能です。おしゃれとして付けてはみたものの、実際あまり使わなかったり、メンテナンスが大変で嫌になっていたりと撤去を希望される方もいらっしゃいます。
撤去の方法としては、
新しく野地板や防水紙といった下地を形成して穴を塞いでしまう方法もあれば、
上から板金を被せてしまうという方法もあります。今後、屋根全体のリフォームを検討しているのであれば
後者の方が費用がかからないでしょう。( ^ω^ )
ただし、
建築基準法で定められた採光量の関係から、撤去することができない天窓もありますのでご注意ください。
天窓からの雨漏りを起こさせないためには
定期的な清掃が大切です。特に風で飛ばされてきたゴミや落ち葉は天窓の周辺に溜まりやすく、それらが溜まってしまうことで
雨水が適切に排水されなくなってしまいます。溜まった雨水はやがて天窓が傷む原因となったり、
毛細管現象で徐々に内部に入り込むことで雨漏りにつながります。これを防ぐには定期的な清掃が大切です。
太陽光を取り込むための天窓は、窓ガラスの透明度を保つためにも
清掃が必要です。しかし、清掃する際は
表面に傷を付けないことに注意を払いましょう。傷がつけば汚れが付着しやすくなり不具合の原因にもなります。
研磨剤を含まないスポンジを使うことと、
カルキを含まない軟水を使用することが大切です。( ´ ▽ ` )
また、天窓のメンテナンスは、足場の不安定な高所での作業となることがあります。高所での作業はプロの職人でも事故を起こすことがあるくらい危険です。特に最近では雨漏りの応急処置として、DIYで間違ったシーリング施工をしてしまう方も増えてきています。雨水の浸入経路を変えてしまい、新たな雨漏りを引き起こしかねませんので、工事は天窓の内部構造を熟知し、適切なメンテナンス方法を行える専門業者に依頼するのが安心です。
そして、一番大切なのは定期的なメンテナンスです。天窓の寿命は25年〜30年と紹介しましたが、耐用年数まで問題なく使用するためには、業者による専門的な点検とメンテナンスが欠かせません。まずは10年を目安にシーリング材の劣化が起こるため、忘れずに行うようにしましょう。(^_^)v
天窓のメンテナンス、交換・撤去はアメピタにお任せください!
天窓は見た目にもおしゃれで、明るい室内を作り出してくれるので大変便利です。しかし、しっかり定期的なメンテナンスをしないと雨漏りの原因となり、いっきに生活において不便なものになってしまいます。20年以上経ってくれば屋根全体や防水紙もメンテナンスの時期となります。その時に併せて交換や撤去ができるように日頃から気にかけておくと良いでしょう。
東久留米市で天窓について「雨漏りを直したい!」「交換と撤去どっちが良いの?」とお悩みでしたら、是非、雨漏り修理の専門店「アメピタ!」にご相談ください!お住まいの状況に適した工事を提案いたします。点検、お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください (≧∇≦)
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
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アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
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