三鷹市でシート防水が劣化しているかも?とお心当たりのある方は早めに点検・補修を行いましょう!
ベランダや陸屋根のシート防水のメンテナンスと共に、シート防水のメリットとデメリットについても解説します(^_^)/
防水工事を検討中の方はぜひ参考にしてください。
シート防水は、ゴムや塩ビなどのシートを使用して施工される防水方法で、凹凸がない比較的平坦な屋上や陸屋根、ベランダ等に施工されることが多い防水工事ですよ(*^^*)
ゴムシート防水の耐用年数は
10年~15年と言われ、熱や温度変化に強い特性を持っていますが、紫外線に弱いという欠点があります。
一方、現在主流である
塩ビシートは、紫外線や熱に対して高い耐久性を持っているため、
10年~20年の耐用年数が期待できるのです!(゜.゜)
シート防水は広範囲への防水処理において高い効果を発揮する方法として知られていますが、耐用年数を迎える前に雨漏りを起こしてしまうことも…(T_T)
その理由は、
メンテナンスを怠ってしまったことによる劣化の促進が主な原因なのです。
シート防水のメリット
シート防水のメリットは、広い面積に施工されることが多いため、効果的な防水効果を発揮します。
特別な器具などを必要とせず、下地に直接貼り付ける工法を採用するため、ウレタンやFRP防水のように乾燥時間もないので短い工期で施工が可能ですよ!(*’▽’)
耐風圧性にも優れており、広範囲への防水処理に適しています。
シート防水のデメリット
シート防水のデメリットには、下地の影響を受けやすいという点が挙げられます。施工の際に下地の状態が不良だと、防水効果が低下する可能性があります。
シート防水にはどうしても継ぎ目がありますから、そこが雨漏りの浸入口になることが多いのもデメリットといえますね…(T_T)
また、シート防水は複雑な形状や平坦でない場所へは施工することができません。ですから、元々シート防水だったけれど改修工事でウレタン防水工事を行う事もとても多いのです。
シート防水の塗膜は、紫外線や熱による劣化が主な原因とされています。
特に太陽光や熱にさらされることで、塗膜(トップコート)が劣化しやすくなります。
シート防水のトップコートの寿命は早くて5年で迎えます。適切なメンテナンスを行わず、劣化が進行すると、シート防水の効果が低下し、雨漏りのリスクが高まります。
紫外線や熱に対して高い耐久性を持つ塩ビシートが使用されることで、劣化を抑制し、長期間の防水効果を維持することが可能です。
特に湿気の多い環境では、苔や藻が発生しやすくなります。
これらの植物がシート防水表面に繁殖すると、防水性能が低下し、劣化を進める可能性があります。
先ほども出てきたトップコートが劣化し、撥水効果が失われると水分の滞留時間が長くなってしまいます(T_T)
そうすることで、苔や藻の好んだ環境を作り出してしまい、シート防水の劣化を早めてしまうのです。
シート防水のひび割れは、屋上防水の劣化症状の一つです。
経年とともに、防水面の表層に施されたトップコートがひび割れを起こします。
ひび割れを放置すると、トップコートだけではなく防水層にまで亀裂が広がり、雨水が侵入してしまうため、早期のメンテナンスが必要になります。
シート防水のメンテナンスポイントにはいくつか重要な要素があります。
まず、シート防水の結合部分(ラップ部分)が重要です。この部分に不具合が生じると防水性能が低下してしまいます。
また、シートに破れが生じている場合は既存の防水層を撤去して修復する必要があります。
部分的な補修方法として、
比較的小さな膨れや剥がれ、破れがある場合に適用されます。具体的には、
脱気筒から水蒸気を逃がすなど部分的な対処を行うことや、破れてしまった部分に
パッチ処理を行うことで雨水の浸入を防ぐことができるのです(*^^*)
入隅や出隅などの角部分は特に破れやすいため、コーナーパッチを施工することによって強度を増すことが重要ですよ!
シートの破れが広範囲であったり、耐用年数を迎えてしまったシート防水には、既存防水層の撤去を行い、新しい防水工事をお勧めしています。
耐用年数を迎えたシート防水の上からウレタン密着工法防水工事
築20年が経過した3階建て陸屋根にはシート防水が施工されていましたが、これまでシート防水のメンテナンスをしたことがないのでそろそろ防水工事をご検討中とのことです(^_^)/
経年劣化を迎え、シートが重なり合う継ぎ目が剥がれてきています。
現在は雨漏りの症状もないそうですが、この剥がれのすき間から雨水が入り込むと、素地に直接雨水が染み渡っていずれ雨漏りを引き起こしてしまいます(>_<)
今回はシート防水の上からウレタン防水工事を密着工法で施工することになりました!
平場の下塗りを行い、既存のシートと新しい防水材の密着度を高める下準備を進めます。
次に防水層がよれないようにメッシュシートを貼り付けたら、いよいよウレタンで防水層を作っていきますよ!(^_^)/
ムラがないよう、均一に仕上げていきます。ドレンも新しいキャップを取り付けたので陸屋根の排水もこれで心配いりません。
ウレタン防水工事が完了し、これでシート防水からの雨漏りの心配もなくなったとお客様にご安心いただけました!
このように、元々がシート防水だったベランダや陸屋根、屋上の改修工事には、
ウレタン防水が
塩ビシート防水が一般的な防水工事の改修方法となります。
比較的お安く施工できるシート防水ですが、
突起物や凹凸などがある形状では塗膜によるウレタン防水工事になるケースが多いことを念頭に、業者の方と相談するのが安心ですね(*^^*)
|
1㎡あたりの単価相場目安 |
耐用年数 |
シート防水(塩ビ) |
3,500円~7,500円 |
12年~20年 |
シート防水(ゴム) |
2,500円~7,500円 |
10年~15年 |
アスファルト防水 |
6,000円~9,000円 |
15年~25年 |
FRP防水 |
4,500円~9,000円 |
12年~20年 |
ウレタン防水 |
4,000円~8,000円 |
10年~15年 |
雨漏りするまでベランダや陸屋根、屋上の防水工事の必要性に目が向かなかった、といったケースはとても多く聞かれます。
ですが、お住まいに防水工事が施工されている場所は、
風雨や紫外線を遮るものがない場所であることが大半で、メンテナンスを怠ってしまえば防水機能が低下してしまうのはおわかりいただけたのではないでしょうか。
三鷹市でシート防水のメンテナンスがまだの方、
シート防水の劣化で気になる箇所があれば様子見をせずに早めに点検・補修を行いましょう!アメピタは雨漏りに特化した専門業者です。雨漏りしていなくとも、屋根、外壁、ベランダなど、おすまいの点検はアメピタまでお問い合わせください(^_^)/
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
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