「庇」（ひさし）とは、「霧除け」または「かた霧除け庇」と呼ばれ、住宅の窓、玄関、勝手等の開口部に設置されている小さな屋根のことです。

庇は大変利便性が高く、メリットが多い事も特徴です。

今回は、これからの季節に知りたい雨が降った時の庇との関係性をお伝え致します。

通常雨が降れば、普段外部にさらされている窓や玄関には直接的に雨が当たってしまいますよね。

しかしお住まいに庇が付いていれば、本来の屋根と同様の効果を発揮し、雨が直接的に窓や玄関に当たる事が軽減されるのです。

また雨の日だとしても、どしゃぶりの様な状態でなければ窓を開けることが出来たり、雨の吹き込みを抑える役割もあります。

窓を開けたくても雨水が入ってくることを恐れて閉めてしまいがちな梅雨の季節ですが、庇は空気の入れ替えにも大変便利なのです。

庇は見て頂ければ解る通りに、基本的には勾配が少なくまっすぐとした形状がほとんどになります。結果排水性が良いとは言えない為、庇上部には流れずに溜まった雨水が。

やがて雨水は庇と外壁の取り合い部分から内部へ浸水し、雨漏りへと繋がる危険性が高いのです。

更には困ったことに、庇は雨漏りの原因を発見しにくいという特徴もあるんです…
なぜ雨漏りが発見しにくいのでしょうか？

こちらの記事で詳しく理由を説明しております！是非ご覧ください！

庇からの雨漏り、発見しにくいんです！

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