雨漏りリフォーム現場にて、落下転落防止用の仮設足場が設置されて
落下転落防止用の仮設足場が設置されたため、屋根状態があまりにも酷かったため(屋根瓦がズレていたり割れていて歩行が困難のため)、前回はやむを得ず道路からの屋根状態を確認していました。
近くまで寄っての写真撮影も出来なかった屋根面が、今回、仮設足場が設置されてその仮設足場に背をつけてやっと見える範囲の近くまでたどり着くことができました。
近くまで来て、屋根の状態がすこぶる悪いのが確認できました。
特に、赤丸で囲んだところの屋根が内部で柱が折れていて屋根の野地板全体が落ちていることが確認できました(写真ではわかりにくいかも)
危険な屋根面でしたが、近くまで現在の状況が確認できました
屋根工事担当の職人さんと相談して、本来は屋根の一番頂点の棟瓦全体から取り外していきますが・・・
屋根の野地板が崩れ落ちているところや、ほかの箇所も屋根瓦ごとゴッソリずり落ちてしまう可能性があるため、危険な作業はせずに手前の屋根瓦から少しずつ取り外して屋根の野地板を打ち付けていく工程に決めました。
赤丸で囲った場所以外も、劣化が激しく屋根瓦自体ボロボロに割れているのもあります。
これでは、部屋の中まで雨漏りしてしまいますね。
※写真のフリー素材サイト 【photoAC】より
タル木の上に大きな1枚板が野地板になります。
屋根の部分の構造として、屋根上に均等に横に施工した母屋木の上から、今度は縦から均等にタル木を打ち付けてから、その上から貼り付ける板材です。
材質としては種類が沢山ありますが、厚さ12ミリx縦幅910ミリx横幅1820ミリの一枚板の構造用合板や針葉樹の板材が基本です。
その一枚の板材を均等にタル木の上から貼り付けます。(なお取り付ける寸法が小さい場合、丸ノコなどでカットして使用します)
ただし、最近の状況として(2022年初旬現在)ウッドショックによる木材の高騰を受けまして、厚さ11ミリx縦幅900ミリx横幅1800ミリも主流になっています。
私の経験則として、厚さ10ミリ以上なら大丈夫ですが、たまに非常識な業者によっては、5.5ミリや9ミリのベニヤを使ってくることがありますので、お見積りの段階で確認を取るのも大事かもしれません。
なお、こちらのページの中段ぐらいにも、野地板のことを記事にしていますので、一度読んでみてください。『屋根瓦からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
今回確認したかったことのもう一つのことですが、屋根に使用する屋根の野地板やタル木など材木製品がどれだけ使用するかの確認もかねています。
現在、日本国内では材木製品の高騰が頭を悩ます問題がありまして、使用する材料の本数が不足しているのも、材料の量も多すぎるのも問題になるため、今回、仮設足場が設置してから必要な本数の寸法取りをすることに決めていました。
その後、屋根の先端と仮設足場の隙間から屋根瓦や屋根土・道具などが落下しないように養生用のブルーシートを設置してから、材料の手配のため本日の工事は終了しました。(お疲れ様です)
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、左写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
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