2024年04月13日追記

安全対策で設置した仮設足場の解体

名古屋市中区にて、建物の外装リフォームの作業として、安全対策や近隣対策で設置していた仮設足場。
全ての作業も完了したので、解体作業に移ることになりました。

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道路に仮設足場をかけていたので、ガードマンを手配して交通誘導をしてもらいながら、足場を解体していく様子をご紹介いたします。

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ガードマンを手配して交通誘導を行っていただきました

歩行者や近隣の安全対策で、当日の仮設足場の解体工事にはガードマンを手配して、作業の方へ臨むことになりました。
ガードマンさんがいることで、作業者も安心して作業を行うことが出来ますね。

落下防止の養生シートを取り外します

足場の部材に紐で縛られた養生シートを、最上段から紐を緩めて取り外していきます。
作業中は、養生シートに紐を通すための専用の穴が付いており、足場の縦部材の上から下までの各所を縛っていました。
そのため、解体作業を始まり前に、養生シートの全ての紐を最上段から一番下まで、緩めて取り外す作業を行っていきます。

一枚ずつの養生シートの大きさは、かなりのサイズになります。
そのため、養生シートの紐を取りながら綺麗に畳むことは、不可能な作業となります。
一度、紐の緩めをとった養生シートを、地上に降ろしてから一か所に固めて、最後に地上で畳む作業となります。

１．落下防止の意味もある養生シートを撤去します。

仮設作業足場を取り外していきます

養生シートをすべて取り外した後、仮設足場を屋根の上の最上段から順序良く取り外していきます。
最上段から、建物を一周横に移動しながら、仮設足場を解体していきます。
一段ずつ、上から取り外していき、地上の元部分の足場材料を取り外していきます。

足場を解体した部材を、地上に降ろしてからそのまま運搬用のトラックに運び出して、落下しないように綺麗に積み込んでいきます。
足場の部材には長さのある材料もあるため、運搬用のトラックはロング車と呼ばれる長さが長いトラックが、作業者には好まれておりますね。

足場を解体しきったら完成になります

安全対策で設置していた、仮設足場をすべて取り外して運搬トラックに積み込んでいきます。
作業の初めに取り外した、養生シートを全て畳んで積み込んで、仮設足場の解体作業の完了となります。

今回は、仮設足場が道路にはみ出していたので、土木事務所へ道路占有許可をとっていました。
そのため、仮設足場の解体後に、『工事完了書』と『検査調査』に記入作業の方を行いました。
道路にはみ出した分の方角から、『仮設足場の撤去工事開始前』の写真と『仮設足場の撤去工事完了後』の写真を、同じアングルから撮影したのをまとめて提出します。
※　写真撮影のアングル・方角は、申請書を作成するときに土木事務所のほうから指示があります。

『道路占有許可書』と『道路通行許可書』の違い。

よく言われる『道路占有許可書』と『道路通行許可書』の違いに関してですが・・・
１．『道路占有許可書』とは、設置物（仮設作業足場や材料など他も）を終日、道路に物資を置いておく場合は、その地域の土木事務所で申請する『道路占有許可書』となります。
２．『道路通行許可書』とは、車やトラックを工事敷地内付近の道路に止めて、材料の搬入や作業道具置き場としてやむなく駐車する際に申請するのが『道路通行許可書』となり、その地域の警察署で申請されます。

仮設作業足場や立て看板に、写真に似た看板を設置することが義務となります。
お近くの作業現場で、道路にはみ出して作業が邪魔に感じた場合、写真のような看板が設置されているか確認して、掲示無しならその地域の警察署に連絡をしてみてください。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『名古屋市中区にて仮設足場に干渉したカーポートの屋根を復旧と雨樋の流れ確認』

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