2024年07月24日追記

敷地の状況がすぐに道路となっていました。

名古屋市瑞穂区にて、屋根に取り付けられていた屋根瓦が古くなっていたので、雨漏り点検と同時に屋根瓦の現在の状況を確認するために点検依頼をいただきました。

アメピタ名古屋南店直通のフリーダイヤルからもご相談出来ますよ！

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』

ご訪問させていただいて。

お客様のお宅に到着して、敷地に車が置けれる場所がないぐらいの状況でした。
仮設足場の設置する範囲はありましたが、作業者や運搬車両などが置けれる場所は無かったので、道路占有許可を申請しないと行けなさそうです。
※道路占有所か所についてのブログはこちらから読めますよ↓↓↓
仮設足場や材料を道路に置いておくための道路占有許可申請など
『仮設足場や材料などが道路に出る際は必ず道路使用許可や道路占有許可をとりましょう』

初動調査が終わってから、こちらの住所から近隣のコインパーキングを探しておきました。
次回以降に来た時に、建物前に駐車するよりも、コインパーキングに車両を止めておくことが出来るようになります。
このため、必ず近隣のコインパーキングは調べておきます。
(但し近隣に無い場合は建物付近で駐車させていただきます）

屋根の現在の状態を調査します

玄関部分の正面部分になりますが、二階屋根を確認してみましたが、経年劣化による屋根瓦の通りがズレておりました。
屋根の頂点部分でもある大棟部の棟瓦も、良く見てみると波打つような通りとなっていましたので、かなり劣化していたのかと判断されます。

玄関屋根に対して、脚立を設置して一階屋根に登ってから裏側の南面の屋根の方に屋根の状態を点検してみました。
一階屋根部分もかなり劣化していたので、屋根瓦を割らないように歩くのは難儀な作業でした。
屋根からベランダに渡り、南面の屋根も確認してみました。

一階屋根で気になる点でしたが、屋根瓦が表面塗装されていて経年劣化から剥離しているように見えるほど剥がれが落ちていました。
元々の屋根瓦も、かなり年数が経過しているものが使われていたので、表面剥離もそうですが基本的な吸水力など性能はかなり落ちた状態になっておりました。

酷い箇所となると、屋根瓦の表面の剥離がほとんど取れていました。
ここまで酷い状態だと、修理や修繕などでは追い付かなくて、屋根全体の葺き替え工事も考えないといけない状態になっておりました。

南面の屋根の点検

ベランダから建物の裏側となる南面の屋根を確認してみました。
ここでの確認できたのが、屋根の先端部分でもある軒先部の屋根瓦から上に向かって3~4段ぐらいが、通りが斜めになっておりました。
築年数が経過しすぎて、軒先瓦の固定が外れかかったのが原因で、その上の段からの屋根瓦の重みが加わって、屋根瓦の縦通りがズレてしまったのかと考えられます。

隣家の建物も同様で、築年数がかなり昔だったため隣家の外壁とこちらの建物の屋根が接地していました。
雨が入らないように、板金が貼られていて防水処理の対策として取り付けられていました。
同様に、北面の方も接続部分に板金が貼られており、防水処理として取り付けられているのかと推察されます。

軒先瓦から屋根の先端部分の屋根瓦

古い築年数のため修理作業で軒先瓦が、途中から柄の無い物が使われておりました。
理由として、古い柄物の瓦だと在庫などが無いため、特別注文で焼き直すかそれとも似たような軒先瓦を使うのがどちらか選ばれるものです。
とは言え、特別注文で焼く場合は・・・
１．一枚の金額が高額になってしまいます。
２．完成するまでに1か月半から2か月近くかかります。
３．焼きムラなどで失敗する時もありえます。(また同じ日数が必要となります)
４．とは言え、柄などのデザインが寸分変わらず作れるわけでも無いです。

この様な理由から、修繕工事の場合は似たような屋根瓦を使われることが多いかと考えられます。

修繕工事の際に、一部軒先瓦周辺をコーキングボンドで接着補強を行っておりました。
コーキングボンドで接着補強を行っていた原因として、軒先瓦の固定が外れてその上に重なっていた屋根瓦などにズレが生じて来て、屋根瓦が落下する可能性が出てきたのが原因と考えられます。

屋根点検を行ってみて、劣化具合がかなり来ていたことをお客様にお伝えさせていただきました。
お客様も、屋根瓦の葺き替えの方で考えてはいたそうで、軽くて強い屋根材を求めていたので、その点を基本にお見積りを作成させていただきお届けに参りました。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて劣化した屋根瓦などをめくり作業を行って垂木を補強していきます』

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