2024年07月24日追記

劣化していた屋根瓦などを撤去していきます

名古屋市瑞穂区にて、屋根に取り付けられていた屋根瓦が、築年数が経過しすぎて交換時期になっておりました。
古くなっていたので、屋根瓦の葺き替え工事も視野に入れて、屋根瓦の現在の状況を確認してほしいとお客様より依頼をいただきました。
初動調査でもある屋根点検の様子はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて築年数が経過した古い建物に取り付けられていた屋根瓦の点検』

お客様より、お見積作成を行いその後お渡しした内容で、工事のご依頼をいただきました。
ご契約の取り交わしを行ってから、協力業者さんと工事の工程を打ち合わせていきました。
それと同時に、地域の警察署に行って道路使用許可書の申請を行っていきました。
見積もりから工事完了の請求書迄の一連の流れ
『アメピタ名古屋南店でリフォーム工事の依頼をお願いしてから工事完了までの一連の流れ』

今回は、仮設足場など夜間まで置いておくのではなく、作業中の時間中をお客様の前面道路に作業者を置いておく状態になっております。
そのために、土木事務所で申請する【道路占有許可書】ではなくて、警察署で申請する【道路使用許可書】の方を申請していきました。
仮設足場や材料を道路に置いておくための道路占有許可申請など
『仮設足場や材料などが道路に出る際は必ず道路使用許可や道路占有許可をとりましょう』

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専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』

既存の屋根材などのめくり(取り剥がし)作業

作業前の準備を行ってから、お客様の屋根のめくり（取り剥がし）作業を行い始めました。
既存の古い屋根瓦や屋根土を、取り剥がしていく作業を行い始めました。
今回は、【シューター】と言う残材などを滑り落としていく滑り台みたいなものを使って、トラックの荷台に落とせれる方法をとっています。

道路使用許可の申請するためのルールとして、車両や歩行者などに気づかせれるように目印（カラーコーン）をトラックの側方などに置いて作業を行っていきます。
もちろん、写真には写っていませんがガードマンも手配して、道路案内をしていただいておりますよ。
この様な感じで、屋根に乗っていた屋根材（屋根瓦・屋根土・杉皮材など）を、順次取り剥がしていきます。

こちらの施工事例でも、屋根材のめくり（取り剥がし）作業について簡単にですがご説明していますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて雨漏り屋根の葺き替え作業で古い瓦から新しい瓦への工事の流れ』

屋根の野地板まで取り剥がしていきました

屋根に取り付けられていた、屋根材（屋根瓦・屋根土・杉皮材）をすべてめくって行きました。
今回は、建物自体がかなり年数が経過していて、屋根の平行が出されていないため、屋根の野地板も取り剥がして建物の構造部分である垂木を補強していきます。

初動調査などで予想はしていましたが、築年数がかなり経過している建物の場合、建物の構造部分である【母屋】や【タルキ】が、波を打っている場合があります。
経験でとしか言えませんが、点検時の屋根瓦の通りの状態や大棟部の棟瓦の取り付け具合や、外壁から出ている軒先部である軒裏やケラバから出ている軒天などの状況で、現在の垂木の傷み具合を判断していきます。
これ以上の説明は、あまりにも細かくて文字にしずらい内容のため割愛しますが、経験と感覚で屋根の構造部分も補強するべきかを、お客様には補強などを提案することもありますよ。

垂木の補強作業

お客様には、お見積書の段階でご提案させていただきご了承を頂いていますが、屋根の構造部でもある既存の垂木の側面に、新しい垂木を添えながら固定補強の作業を行っていきます。

既存の垂木の側面に、新しい垂木を添えてビス釘で取り付けていきます。
補強用で新しく取り付ける垂木についての注意点として、既存の垂木よりも大きなサイズの垂木を使用します。
その他にも、ねじれていない真っすぐな垂木を使用します。
（但し、少しぐらいのねじれは補強作業の時にねじれを少なくすることは出来ます）

屋根の先端部分でもある【軒先部】、その先端から屋根の頂点部分でもある【大棟部】まで、建物の構造部分である既存の垂木の側方に、ビス釘を使って新しい垂木を固定補強を行っていきます。

一階屋根部分のタルキ補強に関して

一階屋根部分も屋根材でもある屋根瓦や屋根土などをめくり、その後、野地板まで取り剥がしていき屋根の構造部分でもある垂木の状態で剥き出しにした状態にしました。

建築関係の専用道具でもある【地糸】を使って、右から左に引っ張りながら貼ってみて、既存の垂木の通りを測っていきます。
一階屋根部分は、そこまで劣化はしていなかったため、このまま補強をすることも無く新しい野地板コンパネを取り付けても、問題なく行けそうでした。

ここまで、屋根の構造部分である垂木に関して補強をするほどに慎重となったのも、この後でも現場ブログとしてご説明しますが、新しい屋根材が新屋根材と呼ばれる少し強固な屋根材を使う予定です。
強化な屋根材のため屋根野地板も当然ですが、構造部分のタルキも補強して通りを真っすぐに出しておかないと、使用する予定の新屋根材を施工することが出来なくなります。
そのため、慎重になるぐらいに垂木の補強工事を行っていきました。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて屋根の補強である野地板合板の取り付けとルーフィング貼り』

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