破損して、ヒビなどから雨水が浸入して雨漏りしないように、応急処置で在庫瓦を差し込んだ屋根瓦を、新しく注文した屋根瓦に差し替える為に取り外していきます。
前回の現場ブログにも書きましたが、応急処置で使った屋根瓦は取り外した後は、他のお宅では使えないため処分扱いとなります。
新しく注文した屋根瓦を差し替えする時に、固定するために接着でコーキングボンドを塗っておきます。(赤矢印先)塗っておいたコーキングボンドに接着するように、取り寄せた同色の屋根瓦を差し替え交換していきます。
他の屋根瓦や、谷樋付近の屋根瓦も同様な作業で、それぞれ差し替え交換をしておきます。
形状も色も違っていた、応急処置での在庫棟冠瓦を取り外していき、新しく注文しておいた棟冠瓦を同じ場所に取り付けて行きます。ただし、完全な同じ棟冠瓦は製造メーカーの在庫も無かったため、同系色である緑系の色であるが同色ではない棟冠瓦での差し替え交換を行います。なお、この棟冠瓦での使用については、お見積もり段階でお客様にはお伝えしていてご了承を貰っていました。もし、同じものじゃないと・・・と言われると、それこそ特注品となり一枚の冠棟瓦の金額が、目玉が飛び出すほどの吃驚した金額となってしまうことを一言付けさせておきます。
パッキン付きのビス釘を打ち込んで、棟冠瓦を固定していきます。ビス釘も、かなり長めの85㎜のサイズを使っております。固定釘とビス釘の違いは、スクリュー系やリング系の固定釘を打ち込む時には、ハンマや金づちで打ち込むため釘の太さで穴があいていきます。そのため、昔の施工で多かったのですが経年劣化で固定釘が浮いてしまって、今回のように強風が吹いた時に抜けやすくなりますし、浮いた隙間に雨水が入って雨漏りの原因となりやすいです。ビス釘の場合は、充電ドリルなどで回しながら埋め込んでいくので、ビスの横部分であるリング部分が土台材の内部で引っかかって、かなりの期間浮くことも無く飛散の原因となりにくいです。ただこちらもデメリットがあって、ビス釘自体の金額が固定釘に比べて高額であること、ビス釘を埋め込むための充電ドリルなどの電動工具が必要となりその分が高額となっております。
固定されていない棟冠瓦に、新たにビス釘を打ち込んでいき、全ての棟冠瓦を固定していきます。ビス釘を打ち込んだことを確認したら、二階屋根部分での応急処置で使った在庫瓦から、新しく注文して手に入った屋根瓦に取り替え交換していく作業は完了となります。続いて、一階屋根のケラバ袖瓦の取り替え交換を行っていきます。
応急処置して在庫の瓦を取り明け交換するために、作業をやり易くするために脚立を壁に立てかけるように設置しておきます。
この様な一階部分の屋根などの修理は、脚立を設置して作業をすることが多いかと思います。
ケラバ袖にも、応急処置で在庫瓦を使って取り付けてありましたが、こちらも注文して取り寄せたケラバ袖瓦を使って、取り外してから差し替えるように交換しておきました。二階屋根の棟冠瓦でも同様のことを書きましたが、こちらのケラバ袖瓦も全くの穴時瓦は無かったため、同系色で模様が無いケラバ袖瓦での作業を行わせていただきました。そして、ケラバ袖瓦の固定方法も二階屋根の棟冠瓦と同様で、ビス釘を打ち込んで固定をおこなっておきます。ここまでの作業を行ったことで、完了することが出来ました。お客様に、作業の完了と作業中の写真でご説明させていただきました。スマホで撮影した写真のため、少し見ずらいですが、それでも屋根瓦を差し替え交換した形跡は理解していただきました。そして、雨が入らない状態となってお客様もホッとして喜んでいました。初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
『刈谷市にて屋根漆喰が経年劣化による剥がれてしまって雨漏りを起こしていた原因!』
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