2024年08月06日追記

大棟瓦を取り付けて作業が完了しました

知多市にて、昔の洋風建物でありました一階屋根部分から二階屋根部分が一つの屋根となっている建物。
その建物の屋根を、瓦の葺き替え工事を行っていきました。
前回の現場ブログにて、大棟瓦を取り付けて新しい屋根瓦の取り付け作業が完了しました。
前回の現場ブログとなる、大棟瓦の取り付けなどの様子はこちらから↓↓↓
『知多市にて屋根の頂点部分でもある大棟部！その土台に前準備と大棟瓦を取り付け！』

こちらのお客様の建物への工事に関しての現場ブログの初めはこちらから↓↓↓
『知多市にて屋根の葺き替え工事で補強合板の施工と新しいルーフィングの貼り作業』

今回の現場ブログは、新たに瓦を取り付けていきました。
屋根の頂点部分でもある大棟瓦を、一本ずつ取り付けてその大棟瓦を固定するために、ビス釘で打ち込みながら取り付けて行きました。
場所別の説明を兼ねて、施工完了の様子をご紹介いたします。

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』

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急勾配の屋根の弊害

約40年ほど前には、この様なかなりの急な屋根勾配で洋風な屋根瓦を施工した建物が、流行の流れが一時期には有りました。
それなりに似たような建物の造りで、件数はあったかと思われます。
屋根を急勾配にした理由は、当時の新築に携わった元請け会社でなければ分からないです。
多分ですが、雨水が流れやすくするためなのかと、考察してみました。
でも、未来永劫に永久的に精度が保っている建築材なんてものは、この世の中にはありません。
いずれは、経年劣化などで吹き替えや塗替えなど、リフォーム工事を進めて行かないといけないかと思われます。
新築時代から10~20年ごとには、建物のリフォーム工事は行って欲しいですね。

そのペースで建物のリフォーム工事を行っていれば、急に崩壊したような雨漏りの発生や、どうしようもない不具合などは発生しなくなると考えます。
もしあっても、比較的に小規模の修理で済むことも多いかと思われます。
逆に、新築から一度も建物に対してリフォームなどを行っていないと、急に発生した雨漏りや建物の不具合があったときには、高額な大規模修繕工事しか治せないような、選択肢がない状態になることも多々ありえますよ。
大事な建物ですから、時期が来たらリフォーム工事など行って建物を労わってください。

棟違い部の施工に関して

写真の様な、屋根の頂点部分でもある大棟部同士が離れている、棟違いの屋根が切妻屋根では度々見当たることもありえます。
この様な棟違い屋根の棟が違っている部分では、雨漏りがしやすいためここの周辺の施工は特に気をつけて施工する必要があります。

洋風平板瓦の場合は特に、ケラバ袖部に干渉する水流れ板金があるため棟違い部で堰止めされないように雨水を流れやすいようしておきます。
そのために、棟違い部分の周辺の平板瓦の先端部分から、水流れ板金を飛び出させて雨水が流れるようにします。
棟違い部分の裏側でも、壁際の板金や土居のし部の板金などを加工して取り付ける必要もありえます。
それほどまでに、この棟違い部分には手を加えて行く場所が何度もありえます。

外壁と屋根が当たる部分では。

外壁部分と屋根がが当たる場所で、その間となる土居のし部分の施工で壁際板金を加工して取り付けて行きます。
屋根瓦のめくり工事の際で、既存の屋根瓦でもここの部分には土居のし板金が取り付けられていました。
その土居のし板金は、新築時での外壁との取り合いに係る場所となりますので、既存の土居のし板金を流用しながら新しい土居のし板金を上から重ねるように取り付けて行きます。

道具などを屋根瓦降ろして吹き掃除をおこないます

作業で使用した道具や工具など、そして材料の余剰材などを屋根から降ろしていきます。
道具や作業者を支えていた、屋根上に設置しておいた足場板を、全て払っておきます。
その後、掃除の電動工具でもある【ブロワー】を使って、屋根全体を屋根の上から軒先にかけて吹き掃除を行っていきます。

最後に、安全対策として設置していた、屋根上や建物の周りを囲んでいた仮設足場を、建築屋さんの方で払ってもらい工事の完了となります。

屋根の施工に関しての写真は撮影していましたので、お客様にはその分の工程ごとにご説明させていただきながら、写真を見ていただきました。
お客様も綺麗な屋根瓦になって、とても喜んでおりました。

初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
『知多市で経年劣化した屋根瓦の葺き替え工事！新しい野地板合板と新しい瓦に施工の様子』

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