築年数が経過した屋根リフォーム工事で和瓦の葺き替え工事の作業で瓦のめくり工事
後々の掃除の事を考えてブルーシートなどで養生しておきます
屋根で瓦めくりなどを行うので、めくっている時に物が屋根からの落下してくる時もまれにあります。その時に、屋根の下で歩行している人がいたら当たってしまうため、あらかじめ養生シートを軒先部と足場に縛って設置します。特にお客様には、作業中の建物付近の歩行は、危険なため近づかないように伝えています。どうしても、歩行するときは我々に声をかけてくださいとも、お伝えしていました。軒下には土やゴミ・ホコリなどが溜まりやすいので、掃除がしやすいように予めブルーシートを敷いておきます。瓦めくりの作業が終了したころに、ブルーシートを畳むように固めることで、残りも少ない状態で掃除に臨むことが出来ます。
瓦めくりで出たゴミなどを、荷台に降ろして収集所に運ぶトラックの停車場所にもブルーシートを拡げておきます。まぁ、ここまで広げて作業を行うのは稀ですが・・・最後に残った掃除がやり易いように、先に準備を行っておきました。その拡げたブルーシートの上に、トラックを停車させておきます。設置した仮設足場の付近まで、トラックを横付けして屋根の上から荷台に降ろしていきます。
古い和瓦を一枚ずつ剥がしていきます。作業の流れ的には、一列ずつになるのですが、特に捲り作業に関してはルールがありません。そのため、他の作業者の邪魔にならなければ、どこから取っても問題は無いですね。瓦めくりした瓦は、一度めくった場所に固めて置いておきます。その後、固めておいた瓦を運搬用のトラックの荷台に降ろしていきます。
瓦をめくって行くと、次には風化した屋根土が出てきます。この屋根土とは、屋根と瓦を引っ付けておくための接着剤みたいな代わりになっております。新築当時には、この屋根土に水分が含まれたどろじょうな状態で使用していました。このため、新築当時にはかなりの重量が屋根にかかって建物全体の重しとなって、良い意味で建物全体にしっかり力が加わっていました。その後、屋根土に含まれていた水分が乾いていき、風化したような感じで軽くなっております。この風化した屋根土を、土嚢袋に入れて運び出します。土嚢袋に入れて運び出すことで、必要以上の埃が舞わなくなります。とは言っても、絶対に埃が舞わないわけでもありません。
昔の防水紙扱いの杉皮材が、止め木材で押さえながら取り付けてありました。新築時での状態だと、この杉皮材は屋根全体に張り巡らされていて、隙間なく施工されていました。ただ、築年数が経過すると杉皮材が痩せてしまって、所々に隙間が出来てしまいます。この隙間が出来ることで、瓦から染み込んだ雨水が入り込んで雨漏りの原因となりやすくなります。このため、あまり築年数が経過した屋根土が施工された和瓦だと、いくら表面の和瓦を何度修繕しても雨漏りが止まらないこともありえます。その杉皮材を取って、屋根の野地板状態にしておきます。屋根の構造部分ともなりまして、2025年以降の屋根リフォームの作業でここの野地板を取り外すことを行う場合、役所に建物全体の建築確認申請を提出しないと、行けなくなるかと言われています。
とは言っても、屋根の不陸直しをしない限りには、あまりこの野地板部分を取り剥がすことは無いかと思われます。
野地板の状態になった屋根全体を、掃除をしていきながら浮いた釘などを打ち込んでおきます。次回以降のブログ記事になりますが、この野地板の上から新しい野地板合板を貼っていきます。その時に、浮いた釘などがあると新しい野地板合板の取り付けに邪魔になってしまうので、今の状態で釘などを打ち込んでおくのです。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市中川区にて屋根リフォームで既存の和瓦から新しい和瓦を施工する前の準備作業』
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