今回使用する鬼瓦は、鬼瓦単体以外にも【台座】と呼ばれる鬼瓦が鎮座する椅子代わりの部材もありました。切妻屋根でこの台座が使われる鬼瓦だと、そこそこの大きさがある時に使われます。基準の大きさの鬼瓦でも、台座を特注文で作ってもらえば台座を取り付けることも可能です。ただし、特注品に有んることもありえますので、かなり高額になると思います。元々使われていた鬼瓦でしたが、お客様のご要望もあったがそこまで劣化破損しているほどでもありませんでした。実際、既存の瓦を使って修繕工事や葺き替え工事でご要望を、お伝えするお客様もいらっしゃいます。ただ、その後に使用できるのか?雨が染み込む耐久年数がどれくらい持つのか?など、判断させていただくこともありえます。その歳には、お客様のご要望に添えないこともありえますので、ご承知のうえご理解いただければ幸いです。
台座の取り付け位置に関しては、職人さんの経験値にもよります。それ以外にも、地域や修行した先の会社の流れもあります。このため、絶対にこの位置じゃないといけないと言うことは、そこまでは無いと思われます。ただし、鬼瓦を置いた時に背中部分が真っすぐになるようには、気をつけたいですね。この台座は、二つの同じな材料を真ん中で開いている釘穴を使って合わせる感じで取り付けます。この台座を取り付ける時は、複数本で寄った針金線を使ってお互いを縛り上げて行きます。屋根土(今回は南蛮漆喰)などを先に台座を取り付ける位置に置いておきます。その屋根土などで、台座を挟み込み高さ調整と屋根と鬼瓦の足の角度に合わせて取り付けて行きます。
台座の角度と鬼瓦の足の角度を合わせながら、鬼瓦を座らせながらおいて行きます。鬼瓦を台座に座らせてから、鬼瓦の向きやズレなどを微調整しながら取り付け準備に入ります。ちなみに、今回使用している鬼瓦は、三つの部品を組み合わせた(三つ組み)鬼瓦となります。三つの部材同士を、鬼瓦の背中の穴の内部で、こちらも複数本に寄った針金線を使って縛り上げて行きます。この時に針金線を、かなり縛り上げておかないと鬼瓦の三つの部材同士に隙間が開いてしまうので、縛り上げる時は特に注意が必要となります。
屋根裏から針金線を出したり、針金線の先にかなり長めのビスを縛っておき棟芯に打ち込んでおきます。しっかり打ち込むことで、鬼瓦を縛って固定することが出来ます。鬼瓦を縛って固定する時には、鬼瓦が真っすぐに取り付けていることも確認しておくことが肝心です。
鬼瓦の固定方法ですが、何度も出ますが複数本に寄った針金線を、鬼瓦の背中内部にてあらかじめ作られている穴を通して縛り上げます。こちらも、かなりの力量を使って縛り上げて行きます。引っ張り上げながら縛っていくことで、鬼瓦が固定されることになります。
この様な感じで、鬼瓦の設置の様子となります。
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