2025年03月27日追記
「雨が降るたびに雨漏りが止まらないんです…」
先日、名古屋市天白区にお住まいのお客様から、切実なご相談をいただきました。
築年数がかなり経っているお宅で、屋根瓦もかなり傷んでいる状態でした。
お客様も、屋根の傷みは十分に理解されていましたが、「それでも雨漏りをなんとかしたい」と、藁にもすがる思いでご相談に来られました。
築年数が古いから、屋根が傷んでいるからと、雨漏りを諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、適切な修理を行えば、雨漏りを止めることができる場合もあります。
まずは、お気軽にご相談ください。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 漆喰工事
- 屋根葺き替え
- その他
|
築年数 |
築60年以上 |
施工期間 |
2日ほど |
工事費用 |
築60年以上 |
築年数がかなり経過している建物の屋根の様子です。屋根瓦の色が、太陽の紫外線などで色が抜け落ちて全体的に黒ずんでいました。ここまで黒ずんでくると、屋根瓦自体の耐久力が減ってきて劣化している状態となります。
屋根から屋根瓦の固定力が無くなっていて、屋根の先端(軒先部)の方へとズレ始めていて、屋根の平瓦同士に隙間が開いてきていました。ズレ落ちていた原因として、屋根瓦の接着代わりの屋根土が、接着力が無くなってきて平瓦同士のロックが緩んでズレが発生したかと考えられます。
隅棟下の平瓦もズレ落ちていて、隅棟際で隙間が開いていました。ここの部分の修繕修復となると、隅棟瓦すべてを一旦解体しないと治すことは出来ませんでした。
屋根瓦に隙間が開いているため、そこから雨水が侵入して天井板を濡らすほどの雨漏りを起こすこともありえます。
鬼瓦を固定するはずの、屋根の内部から縛って外に出していた針金が、劣化により切断していました。
針金による固定を外れた鬼瓦が、前方に転倒し落下しかけていました。
そのため、鬼瓦の転倒防止で、棟の方から針金を縛りあげていました。
隅棟部に積み上げてあった棟瓦を、一旦取り外して行きます。平瓦を修復した後で、めくった棟瓦などを再度使用して施工します。
そのため、破損させないように別の場所に確保しておきます。
隅棟に使われていた、古く接着力が無くなった屋根土などを取って、掃除を一通りに行っていきます。その後に、ズレ落ちている平瓦を軒先瓦から通りを治しながら平瓦を所定の位置に戻していきます。
鬼瓦に落下防止の針金を、屋根裏から持ってきてから鬼瓦に縛り付けて固定していきます。その針金も、何本も寄り合わせて一本の針金としていますので、当分は劣化で切れることは無くなるかと考えています。
先ほど一旦めくっておいた棟瓦を使って、隅棟を取り付けていきます。隅棟部と鬼瓦の接地点には、白色の屋根漆喰で全体を塗っていき雨水が侵入しないように防水処理を行っておきます。
棟瓦を隅棟部に取り付けたら、隅棟全体が崩れないように針金を棟の間で回して固定をしていきます。針金を回して固定をすることにより、棟全体が左右のズレが少なくなり隅棟が崩れにくくなります。
隅棟瓦が取り付けることが出来たら、屋根全体を軽く掃除を行います。その後から、屋根の固定補強を行っていきます。軒先瓦には専用工具で釘穴を開けて、パッキン付きビス釘を打ち込んで軒先瓦がズレないように固定止めしていきます。
平瓦には、ズレ落ちないように平瓦の先端にコーキングボンドを接着塗りをして、平瓦自体の固定を行っていきます。これにより、屋根瓦がズレ発生していたり鬼瓦が落下しかけていた屋根の修復修繕工事が完了いたしました。
工事完了後に、お客さまに作業中のスマホで撮影した写真を見ていただきました。
お客様も、屋根瓦が隙間なく戻っていて修復修繕されたことを確認してもらい、大変喜んでいました。
今回は、屋根にあった材料をそのまま使用し作業を行いました。
『何かありましたら気軽にご連絡をください』とお伝えさせていただきました。こちらのお客様の声で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『名古屋市天白区 瓦屋根のズレ・劣化を修理!雨漏り対策の事例紹介』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市天白区にて老朽化した屋根から雨漏りが発生!屋根の修復修理完了後のお客様の声』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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