2024年04月11日追記
名古屋市中区にて、二階建て建物の外装リフォーム工事を行ったときの様子を、施工事例としてご紹介いたします。お見積りの段階でお客様より、『屋根のリフォームを行うのなら仮設足場も立てますよね?』と、最初に尋ねられました。次にお客様より、『仮設足場を建物全面にかけるのなら、同時に外壁塗装もお願いしたら足場代が一回減るのではないか』と質問がありました。確かに、それぞれの作業を考えているのなら、それぞれの作業のたびに仮設足場を設置すれば、それだけのお金がかかってしまいます。リフォーム工事で、屋根や外壁塗装・雨樋の作業などを同時にまとめることが出来るのなら、一回だけの仮設足場の設置で済むことになります。数回分の足場設置と解体代金が仮に約35万円ほどかかるとして、あと二回は掛けることがあるのなら約70万円ほどが、使うことが無くなる計算となりますね。屋根リフォームと同時で依願された、塗装の様子をご紹介いたします。※仮設足場の金額は、その時々で建物の高さや広さ、敷地内の作業のしやすさなどあって、お見積価格は高騰する場合もありますので、お見積り書の方で必ず確認をしてください。
専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら!
『被害拡大を防ぐ!雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』
施工内容 |
- その他
- 外壁目地シーリング打ち替え
- 軒天・破風・鼻隠し補修
- 外壁補修
- 雨樋補修・交換
- 雨漏り点検
|
築年数 |
約17年ほど |
施工期間 |
約3週間ほど |
工事費用 |
約120万円ほど(仮設足場代や他の作業は含みません) |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
名古屋市中区にて、飛込み営業に困らされたお客様の屋根リフォームが決まった後のことです。お客さまより質問として『建物全体を足場で囲うのなら、同時に外壁の塗装も塗り替えたほうがお得になる?』と尋ねられました。近い期間で外壁塗装もお考えでしたら、同時に工事依頼をしていただければ、『2回分の足場代が1回分になります』その分はお得になりますと伝えさせていただきました。お客様の建物が道路に面しているため、通りすがりの人に『そろそろ外壁の塗り替え時期なのでは?』や『外壁の施工が汚いのでやり直したらいいよ』などを言われていたそうです。声をかけてきた人達の99%は、【悪質訪問業者】だと思います。
が、かなり声をかけられるそうで、この際だから同時に工事を依頼しよう!と思ったそうです。後日、協力会社の塗装屋さんと一緒に、見積もり作成に必要な『寸法』・『外壁の状態』・『建物の立地状態』などを調べて、お見積り作成してお客様の元へ提出させていただきました。
建物への塗装の塗り替え作業を行う前に、前準備として建物の外壁部分に付着した過去の塗装残りや埃などを洗い流していきます。洗い流すために、業者さん専用の高圧洗浄機にて建物の外壁及び外装部材の水洗いをしていきます。塗装の塗り替え作業にて重要なことが、埃などが塗る面に対して付いていないようにすることです。
建物の上から下まで、敷地内から道路へと高圧洗浄で、洗浄作業を行っていきます。業者さんの専用高圧洗浄機だと、外壁についていた以前の塗装はほとんど取れてしまいますね。
サイディング壁などの外壁材では、一枚の板(サイディング)をそれぞれ外壁に施工していきます。一枚ずつのサイディング材同士には隙間が開いていて、その隙間にシーリング埋め込むことで雨漏りの侵入を防ぎます。それ以外にも、地震や強風などで建物が揺れたときに、シーリングがクッションとなってサイディング材同士がぶつかることを防ぎます。シーリングが劣化していると(交換時期は約10年ほど)、クッション部分が無くなってサイディング材同士がぶつかり合って、破損することがあります。こちらをご覧になっている皆様も、住んでいる建物の外壁材の上部分などが、ひび割れや破損していたら、すでにシーリングが劣化しすぎています。もうその状態だと、サイディング自体の交換作業になってしまう可能性が高いですね。
まず初めに、既存のシーリング材を取り外していきます。その後、シーリング材がはみ出さないように、外壁材の隙間に沿ってマスキングテープ(青緑のテープ)を貼って養生します。シーリング材を塗る前に、サイディング材の隙間の中にバックアップ材を施工します。
シーリング工事をする前に、先にプライマー(シーリング材の接着剤)を万遍なく外壁の隙間に塗っていきます。その後、外壁の隙間にシーリング材を埋め込み、表面を綺麗になぞっていきます。
シーリング作業を、全ての外壁の隙間やサッシ廻りなど、雨水が入り込みやすい場所に塗っていきます。塗り終わったら、はみ出し防止で貼っておいたマスキングテープを、綺麗に取り除いていきシーリング作業の完了となります。
建物の外壁の塗り替え作業を行うのなら、同時に雨樋の塗り替え作業も行ってください。こちらはお見積りの段階では、もしかしたら抜いてお見積書を作成する業者さんもいるかと思いますので、雨樋の塗り替え作業の項目が無かったときは、お客様から質問をした方が良いですよ。作業が終わったら雨樋が塗られていなかった!と言うことになりえます。その時に業者さんに尋ねても、『見積もりには書いていないのでやってませんよ』と言われてしまいます。雨樋も直射日光に当たる部分で、劣化が進みやすい場所となるので、出来ましたら塗り替え作業と同時に雨樋の方も手を入れた方が良いですよ。
雨樋に使用される素材にも、何種類か分けることが出来ます。1.塩化ビニール(硬質ビニール樹脂も含む)製雨樋2.ガルバリウム鋼板製雨樋3.銅製雨樋4.ステンレス製雨樋5.アルミ製雨樋6.その他素材雨樋それぞれ色々なメリットデメリットはありますが、低層階住宅(平屋住宅や2階・3階建て住宅など)で一番使用されているのが、1.塩化ビニール(硬質ビニール樹脂も含む)製の雨樋になると思います。
切妻屋根などで、屋根の端側になる【ケラバ袖部】には破風板部分があります。こちらの破風板に、塗料で塗り替えを行っていきます。
同時に、屋根の先端部分でもある軒先部にある【軒板】にも、塗料で塗り替えをしていきます。【破風板】も【軒板】も、均一に塗料を塗っていくようにしておきます。
建物の外壁部分より飛び出した部分でもある、屋根の下部分を【軒天】や【軒天井】と呼ばれています。こちらの部分は、直射日光は当たりませんが、汚れなどが付いて使われている材質によっては、黒ずみが出てくる時もありえます。この軒天井も、外壁の塗り替え作業を行うのなら同時に作業をして欲しいですね。
ロールで塗料を付けながら、軒天井に塗っていきます。この作業でも勿論ですが、埃などが付かないように掃除しながら塗り替え作業をこなっていきます。
下塗りから上塗り材の塗料を塗っていき、軒天井の塗り替え作業の完了となります。ちなみに、軒天井の色が使われやすいのが、白色で続いてクリーム系や外壁に塗る予定の色よりも薄い色が使われやすいですね。
外壁窓の上からシャッターが下りてくるタイプですが、シャッターを上げてしまっておく場所が【シャッターボックス】となります。和風の建物ですと、横流れの雨戸をしまっておく【戸袋】のような場所ですかね。まずはケレン作業で錆などを取り除いてから、錆止め材を全体に塗っていきます。
錆止め材で塗ったシャッタボックスの上から重ねるように、塗装を塗っていきます。全ての窓シャッターのボックスを塗り終わったら、こちらの作業は完了となります。
サイディング材と、中塗りおよび上塗りで使用した塗料が剥がれないように、この下塗りがそれぞれの接着となっていきます。下塗り材の使用材としては、建物の年式や外壁の劣化具合に合わせて、シーラーやプライマーなどの使用する材料を変えて行きます。
下塗り材を建物全体の外壁に塗り終わった後で、数日間乾かし作業を経てから、下塗り材の上から重ねるように中塗り材を塗っていきます。中塗りの役割として、下地材と上塗り材の橋渡し的な役割があります。中塗りがあることで、外壁の表面部分でもある上塗りがはがれにくい状態を作っていきます。
外壁塗装で必ず重要なことは、1.下塗り2.中塗り3.上塗りの3工程になります。その間の回数は、使用する塗料や外壁の状態などで変わります。※中塗り2回とか上塗り2回とかは、状況によって変わります。それぞれの工程の間には、空気乾燥で乾かす時間が必要なため、同日日に全部が濡れるとかはありえません。例) 中塗りと上塗りは1日で作業が終わります などこのような感じで話してくる業者には気を付けてください。外壁塗り替えの工程になり、下塗り⇒中塗り⇒上塗りのフッ素樹脂塗装まで建物全体を塗り終わったら、工事は完了となります。
外壁の塗り替え作業が完了したのなら、外壁部分で塗装するのに干渉していたエアコンの室外機を、元の場所に戻していきます。それ以外にも、外壁部分に沿って取り付けられていた、設備機器などを養生していた余剰テープなどを取り外していきます。この様に、後片付け作業が終了して、外壁などの塗り替え作業は完了となります。お客様に記入のご協力をお願いしたアンケートはこちらから読めますよ↓↓↓『名古屋市中区のお客様に屋根・外壁・ベランダ防止のリフォーム完了後にアンケート取材』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
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