2024年05月08日追記
名古屋市中区にお住いのお客様より、雨が降るたびに室内の天井に雨漏りを起こすそうです。数年前には、雨漏りしていたところ突然訪問してきた怪しい業者さんに、有償で屋根工事を行ったそうです。ただ、その訪問業者が作業していても、初めの数年だけ持ってその後はまた雨漏りをしてきたそうです。お客様も、その訪問業者に連絡をしたそうですが、全く相手もしてくれずに、終いには連絡が付かなくなったそうです。困っていたので、弊社の方をネットで調べてご連絡を頂いたことになります。
施工内容 |
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他板金補修・交換
- 漆喰工事
- 雨漏り点検
- その他
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築年数 |
築40年ほど |
施工期間 |
約2日ほど |
工事費用 |
約10万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
名古屋市中区の方へ、雨漏りの点検を行うためにご訪問させていただきました。ご挨拶の後に、お客様よりヒアリング調査を行わさせていただきました。数年前に、今回と同じ場所から雨漏りしてきたそうで、悩んでいた時に突然訪問してきた業者さんが、雨漏りを治せますよと言われたそうです。タイミングが良かったことと、知り合いで業者さんを知らなかったため、即決で有償工事を行ったそうです。ただ残念な事に、それから数年たってまた同じところから雨漏りしてきたので、その業者に連絡をしたそうです。最初の内は、相手も電話に出てくれたが終いには、連絡も付かない状態になってしまって困って、弊社を調べてご連絡を頂いたそうです。
まずは雨漏りがしている箇所の、現在の状態を調査するために、お部屋まで通していただきました。雨漏りしている形跡がある天井を、見させていただきました。その後、屋根上に上がり雨漏り屋根点検を開始しました。
雨漏りしている部屋の階上の屋根を調べるため、脚立を設置して一階屋根に登ってみました。雨漏りが酷い場所付近には、屋根の谷部があり経年劣化している谷鈑金がありました。ただ、不思議なことに谷鈑金の上には、普通のビニールが貼っていたと言うか置いていたように取り付けられていました。お客様もあとから聞きましたが、新築で建物が建ってから、屋根の工事は先ほど言っていた怪しい訪問業者だけだったと。こうなると、その業者が適当仕事というか手抜き工事の様な作業で、ビニールを貼っていったみたいですね。
谷鈑金の先端では、雨水の流れ方から屋根瓦の隙間に入って、屋根裏に入らないようにテープが貼ってありましたが・・・防水テープを貼ってあればいいのに、養生用のテープが貼ってあるため、雨水が多くなると役に立たない代物ですね。
この様な感じで、ほぼ手抜き工事をされてしまって、雨漏りの根本の修理もされていなかったことを、写真と共にお客様にお伝えしました。
この状態から修理するためには、現在の谷鈑金を取って新しい谷鈑金に交換しないと、雨漏りは治らないこともお伝えさせていただきました。
お見積書を作成してお客様にお渡しした時に、予算内もあったのかと思いますが、その場で作業の方も依頼していただきました。契約書の取り交わしを行ってから、作業の材料や作業者の段取りを行って、作業を行いに行きました。
経年劣化している谷鈑金を取り剥がす作業に、移っていきました。その前には、谷鈑金に重なるように干渉している屋根瓦を、谷鈑金が取り剥がせるサイズまで取って行きます。
屋根瓦を取り除いてから、劣化している谷鈑金を取って行ったあとで、谷部の中心に何故か?新聞チラシが置いてありました。
本来なら、谷部の中心には杉皮材が重なり合ったり、ルーフィングが貼られているかと思われます。
その理由として、雨水が集まりやすい場所でもあり、谷鈑金に劣化などが現れるとそこから雨水が浸入して、谷部の中心に集まりやすくなります。
その様な重要な場所に、新聞チラシが拡げられているとは・・・
これでは、雨漏りは必ずしてしまいますね。
谷の中心に新しいルーフィングを貼っていきます。その上から、新しい谷鈑金を取り付けて行きます。今回の谷鈑金に使われている材質が、ガルバリウム銅板であるため、数年単位では劣化して穴が開かないかと考えております。取付けた谷鈑金の表面に、雨水の横溢れ防止として水密材を取り付けて行きます。ゲリラ豪雨など激しい雨水が流れる時の対策として取り付けて行きます。
谷鈑金の先端部分では、この周辺の屋根瓦の隙間から雨水が入るため、雨水の流れを変えるように粘着式の屋根材を取り付けて行きます。
この作業の初めに取り外した屋根瓦などを、新しく取り付けた谷鈑金に沿って、取り付けなおしていきます。
一階の屋根と壁際部の兼ね合い部分や、谷鈑金の先端付近にも取り外した屋根瓦を再び取り付けて行きます。なお取り付けなおすときには、屋根土や屋根漆喰などを使って、屋根瓦を接着しながら取り付けて行きます。
屋根上にあげていた、材料の端材や作業道具や工具などを、全て屋根から降ろしていきます。谷板金周辺を、吹き掃除を行って作業の完了となります。お客様には、工事の完了と作業の内容の写真を見ていただきながらご説明をさせていただきました。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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