大府市にて先祖代々受け継がれてきた建物にお住いのお客様より、40~50年前ぐらいに敷地内の建物を増築などを繰り返していて、建物全体の屋根が今現在どのようになっているのか?調べてほしい、と言うことで雨漏り屋根点検に伺いました。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- スレート屋根補修(一部差し換え・コーキング補修)
- 屋根葺き替え
- その他
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築年数 |
築年数50年から100年以上 |
施工期間 |
4日ほど |
工事費用 |
約50万円 |
建物に囲まれた錆びついて経年劣化しているトタン屋根の建物です。
他の屋根も劣化が激しいですが、この錆びついた屋根が一番の酷さがありました。
かなり昔のことではありますがすが、敷地内で建物の増築を繰り返した結果、トタン屋根の建物だけが建物同士に挟まれてしまっていました。
そのため、トタン屋根への塗装などのリフォーム工事に手を出すことを忘れていたそうです。
仮にお客様が気が付いて、屋根を塗装する工事などを行う際に、建物に挟まれているため割かし難題な作業となりそうでした。
とは言え、トタン屋根を一度も塗装などでリフォーム工事を行っていなかったため、トタン屋根全体に赤茶けた錆が発生していました。
この錆から腐食を誘発して穴があき、その穴から雨水が屋根裏へと侵入して雨漏りの原因となることが多々あります。
それ以外にも、トタン屋根よりもトタン外壁の方が、外にせり出していて隙間が開いている状態になっています。
その隙間からも、雨水が侵入してしまうことがありえます。
使用していないだろう室外機がありまして、お客様に問い合わせてみたら、これも撤去して欲しいと依頼されました。
とりあえず工事の依頼があった際には、解体して下に降ろす約束はさせていただきました。
一階の勝手口上にある屋根も雨漏り点検を行いましたが、経年劣化によるトタン屋根の先端が錆びで腐食していました。
屋根の流れ上、雨水が集まる谷樋付近も錆から腐食が始まっていました。
この部分は特に雨水が集まりやすいため、錆の腐食の速さは早そうでした。
劣化腐食しているトタン屋根に重ねるようにトタン屋根を載せて修復しようとしていましたが・・・
波部分の山・谷が合っていなく、適当過ぎる工事だったため、お客様に修復工事を行ったときの状況をお聞きしました。
かなり昔の話になりますが、以前もこの庇屋根が錆びついて腐食して見栄えも悪くなってきたそうです。
その際に、近所の
『何でも屋』みたいな人に工事をお願いしたら、このような状態になったそうです。
流石に文句を言ったが、言い訳してそのまま逃げられたそうです。
今現在でも、チラシなどで
『何でも屋』みたいなお店があるとおもいます。
ですが、この様な業者に仕事をお願いするのは止めた方が良いでしょう。
やはり建物のことなら近隣の専門業者さんにご相談する方が良いかと思います。
アメピタ名古屋南店でも、点検や工事など対応するものは沢山あるとおもいますので、気軽にご連絡をください。
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お客様と撮影した点検写真を見ながら、現在の囲まれたトタン屋根と勝手口の屋根の状態をご説明させていただきました。
工事の提案とお見積書を作成して、後日お客様の元へお渡しに参りました。
囲まれたトタン屋根にカバー工法での屋根リフォーム工事
後日、お客様よりお見積り項目の内容で工事の依頼をいただきました。
材料手配して段取り準備をしてお客様の元へお伺いしました。
赤錆しているトタン屋根に重ねるように野地板を打ちつけます
早速作業を開始して、まず初めに合板材を使って屋根を補強していきます。
赤錆の状態のトタン屋根に重ねるように、野地板(合板材)をトタン屋根全体に取り付けて行きます。
トタン屋根全体に野地板(合板材)を取り付けたら、その上から防水紙(ルーフィング)を屋根全体に貼っていきます。
屋根リフォーム工事の際に、この防水紙(ルーフィング)を貼る作業まで完了すると、ほぼそれ以降雨が降ってきてもこの状態でも大丈夫になります。(一部施工を間違えると例外もあります)
屋根の形が若干斜めになっているため、新しいトタン屋根も斜めに加工しながら、屋根全体に施工していきます。
屋根の一番頂点に当たる大棟部に片棟鉄板で施工していきます。
片棟鉄板とは、文字通り屋根が片面しかない場合に使用される棟板金です。
これに関しては、屋根瓦にも片棟瓦と呼ばれるものがあります。
が、分譲系建物やローコスト住宅には、安価な別の商品を流用して使われていることが見かけることがあります。
お客様にご依頼されていた、使用していないエアコンの室外機は解体して無事に下に降ろすことができました。
腐食して劣化している勝手口の屋根を修繕を行っていきます。
勝手口の屋根には
『カバー工法』という施工で、新しいトタン屋根を取り付けて行きます。
外壁の方から、劣化したトタン屋根の上から新しいトタン屋根を被せながら取り付けて行きます。
軒先部の腐食もあった場所は、腐食が目立たなくなったところまで、専用工具にて加工をしていきました。
劣化していて強引に作ってあった軒先部の屋根躯体を、新しく材料で作り上げました。
腐食していたトタン屋根に重ねながら新しいトタン屋根を屋根全体に取り付けた後に、専用金具使って新しいトタン屋根に対して打ち込みながらトタン屋根を固定していきます。
敷地内の別の建物で、外壁から室外機用のホースが飛び出すための穴が開いていたのと、モルタル外壁にトタン板金を被せていた場所に隙間があったため、両箇所ともにコーキングボンドを塗るように防水処理を行いました。
屋根上にあった作業道具や材料などを降ろしてから、屋根全体をブロアーなどで掃除を行って屋根瓦の修復作業が完了いたしました。
作業完了の報告をお客様にお伝えした時に、作業行程中で撮影した写真をお客様に確認していただきました。
お客様も写真ですが、綺麗になってかなり喜んでいました。
お客様にアンケートの用紙の記入のご協力にも、快くご協力いただきました。
雨漏り調査・雨漏り修理なども対応しています。それ以外にも、住宅の屋根・壁・樋の外装工事のすべてや住宅の内装工事のすべて、カーポートなどの住宅の外構工事、そして住宅の解体工事も対応しています。一度、気軽にご連絡をください。ご相談やお問い合わせのメールはこちらから⇒※弊社は少人数で業務を行っているため、『個人のお客様』と『弊社と昔から取引がある会社様』とのお取引を大事にしたいと思っていますのでよろしくお願いします。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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