2025年03月31日追記
名古屋市瑞穂区にお住いのお客様より、『屋根が見えるところまで登ってみたときに、屋根材が割れていることを確認したので、ご相談のご連絡をしました』というご連絡をいただき、ご訪問させていただきました。こちらのお客様は、以前にも修繕工事を行わせていただきまして、リピータになっていただき2回目の依頼となります。今回は、屋根材がカラーベストと呼ばれる厚みが薄い建材なのですが、破損している所が棟際であったため、手の込んだ差し替え工事が必要となります。干渉している棟材の取り外しなど、屋根材を差し替え修理を行うための前段階が、手間がかかってしまいそうです。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 棟板金補修・交換
- その他
- スレート屋根補修(一部差し換え・コーキング補修)
- その他板金補修・交換
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築年数 |
築17年ほど |
施工期間 |
屋根点検も込みで2日ほど |
工事費用 |
約15万円ほど |
お客様のご自宅に到着して、挨拶も済ませてから簡単なヒアリングを聞かせてもらう前には、お客様からベランダから脚立を使って屋根に登れますよと、伝えられました。お客様のお話通りに、屋根上に登り破損している屋根材の場所までに辿り着くと、カラーベストが破損をしているのを発見しました。ここから、目視による屋根点検調査を行っていきました。
破損していたカラーベストの目視による点検調査を行い、強風で飛来物に屋根材に当たって破損したのか?
強風でカラーベストが浮きあげられたときに、落下した際の衝撃で破損したのか?
どちらかかと考えました。
現状のカラーベストは破損して割れているので、差し替え交換修理は必要になっています。
ただ、実際に差し替え工事を行うとしても、棟板金付近でカラーベストが破損しているため、干渉している棟板金ごとすべて取り外す必要があります。
このため、棟板金の方も新しい材料で作業が進めるようにご提案します。
棟板金の接続部に塗っていたコーキングボンドが、経年劣化が原因で一部取れかけていました。作業の進展上、棟板金を取り除かないといけないのですが、取り除くときには固定している釘を抜くために棟板金も破壊する可能性は高くなると考えております。目視による屋根の点検調査を終わらせた後で、お客様にはこの棟板金を新しく交換することを伝えるつもりです。
カラーベストに取り付けられている雪止め金具のほうが、経年劣化による表面塗装が剥がれてしまって【色落ち】している状態になっておりました。とは言え、紫外線による色落ちだけですので、雪止め金具としての雪を止めておく性能は、特に問題になるところはありませんでした。その他の場所のカラーベストに関しても、問題になりそうな劣化・破損・飛散などはありませんでした。
一階屋根の方にも、目視による屋根の点検調査を行っていきました。確認したところ、一か所だけ屋根の端側のケラバ袖部に設置されている水流れ板金付近に、カラーベストが破損して割れていました。こちらも、強風が原因となりそうな破損したカラーベストの状態ですが、二階屋根と同様で急ぎの差し替え修理をお客様に提案させていただきました。
その他の一階屋根のカラーベストは、特に破損なども無く問題になるところはありませんでした。目視による屋根点検の報告を、点検時に撮影した写真と共にお客様に見てもらいながら、内容をご説明させていただきました。後日、ご説明した内容に沿ったお見積書を作成し、お客様にお渡ししました。
お客様よりご連絡を頂きまして、お渡ししたお見積の項目内容でご了承いただきまして、修理作業の依頼をいただきました。
後日、お客様との契約の取り交わしを行ってから、作業の段取りを行ってご訪問させていただきました。
目視での点検の時にも確認済みでしたが、二階屋根の破損したカラーベストを差し替え修理を行うのに、棟板金を解体しないとカラーベストを差し替えることが出来ません。そのため、棟板金を取り外してから棟板金の下地材を取って、やっとカラーベストを差し替えれる状態となります。
新しいカラーベストにて、差し替え修理を行っていきました。なお、新築時に取り付けられていたカラーベストに関しては、すでにメーカー製造が廃版しているため手に入れることが不可能でした。そのため、現在販売されている同じ寸法のカラーベストにて、差し替え修理を行わさせていただきました。
棟板金を施工するために必要な、下地材をカラーベストの上に取り付けて行きます。取り付けて行く際に、下地材と直下のカラーベストに穴あけ専用の電動工具にて、下地材とカラーベストに釘穴を開けていきます。その後、下地材を固定するためにあけた穴に向かって、少し長めのビス釘を野地板まで打ち込んで行き固定していきます。
カラーベストの上に取り付けた、下地材に合わせながら棟板金を被せるように取り付けて行きます。棟板金の長さが1.8mほどのため、一本ずつの棟板金同士が重なる場所が発生します。その板金の重なり部分には、お互いの棟板金が取れないように接着するためコーキングボンドを塗ってお互いを引っ付けて行きます。
棟全体に棟板金を全て取り付けたら、二階屋根部のカラーベスト差し替え修理が完了となります。
赤丸で囲った赤矢印先部分ですが、目視による屋根点検の時にこちらもカラーベストが破損していました。屋根の端側でもある、ケラバ袖部に取り付けられている水流れ板金があるため、差し替えるのに少し手間がかかりそうです。
まずは破損しているカラーベストを、慎重に取り外していきます。ここの部分は、ケラバ袖部の水流れ板金の隙間にカラーベストをはめ込みながら施工されているため、取り外すときにケラバ袖部の水流れ板金を凹ましたり広げすぎたりしないように、慎重に取り剥がしていきます。破損していないカラーベストを差し替え修理を行っていき、修理工事は完了となります。二階屋根での作業中に、余分に破損していないカラーベストを取り外しておいて、こちらの一階の屋根に使わせていただきました。お客様には、こちらの修理作業に関しては、ご了承を頂いております。破損していないカラーベストを使った理由として、ベランダから修理した屋根が丸見えだったので、すでにメーカー製造が廃版になっていたが、形状は変えたくなかったので入れ替えるように差し替え修理を行いました。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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