2024年08月14日追記
名古屋市港区にお住いのお客様より、雨漏りのご相談をご連絡いただきました。雨漏りしている箇所が、屋根の一部をあけてトップライト(天窓)が取り付けられている場所から、雨水が垂れてきているそうです。目視による点検調査を行ってみて、経年劣化も含めた窓ガラス部と枠カバーの接地点のパッキンがズレていて、防水効果が無くなっていました。コーキングボンドを塗って防水処理を行っていく、修繕工事としての様子をご紹介いたします。
施工内容 |
|
築年数 |
築30年以上 |
施工期間 |
約1日間ほど |
工事費用 |
約6万円ほど |
北面で一階屋根に、トップライトが設置されていましたので、脚立を設置して屋根のトップライトの方まで登っていきました。トップライトがあるところの屋根をあけて、太陽の光が入るようにしていました。室内の状況によっては、新築時の照明設備では若干暗くなってしまうため、この様に屋根に穴をあけてトップライトと呼ばれるガラス窓を付けることもありえました。最近では、LED照明器具などがあるため、部屋の暗さはそこまで感じないかと思うのですが、建物の環境上ではいまだにトップライトを取り付ける建物はありますね。ただし、屋根に穴をあける行為となるので、10年ごとの点検とメンテナンス作業が必要となり、10年ごとにお金がかかる建材となっているのも実情ですね。窓ガラス部分では、設置した状況によって数年で亀裂が入ることもありえます。その点から考えても、弊社ではトップライトの設置はお勧めをしていませんね。
有名メーカーのトップライトだと、こちらの水下部分が柔らかい板金系の材料が使われています。柔らかいため、和風瓦の形状でもなじませやすいようにはなっているのですが、このような普通の板金で施工されているのは、この内部の屋根施工がしっかりしていないと雨漏りの原因となりやすいです。
トップライトのガラス窓面と枠カバーとの設置点には、パッキンが入れ込まれています。ただ、経年劣化によりパッキンのゴム部分が、収縮してしまい枠部分から外れてしまったりして、この部分から雨が入りやすくなります。それ以外にも、トップライトの下部分では砂埃などが溜まりやすくなるので、状況によっては溜まった砂埃から雨水が流れる方向を変えられてしまうこともありえますね。
枠カバーが外れないように、トップライトの側方部からビスを打ち込んで固定していました。有名メーカーの施工では、この固定方法でも雨水が浸入しないようにはなっています。今回のトップライトを見る限りでは、自作のトップライトみたいに見えたので、このビスを打ち込んだ部分も怪しそうに思えてきますね。
板金の表面部分が変色していたのですが、雨水で腐食して穴が開くような状態でもなかったので、このままにしておくことになりました。
点検を完了して、屋根から降りてきた後で、お客様に写真でご説明をさせていただきました。
作業としては、ガラス面と枠カバーの接地点にコーキングボンドを塗っていきます。
他にも、気になるところもコーキングボンドで防水処理を行って雨漏りの状態を様子を見ることをご提案させていただきました。
御提案した内容で御見積書を作成して、お客様へとお渡ししに行きました。
トップライトのガラス面にマスキングテープを貼ってコーキングを塗ります
トップライトのガラス面と枠カバーの接地点に、コーキングボンドを塗るために、はみ出ししないように作業前にはマスキングテープを貼っていきます。外壁の塗り替え作業などでも、外壁の接続部分にシーリングを流し込むのと同様で、マスキングテープを周辺に貼っておきコーキングを塗っていったときにマスキングテープの上までで塗り直し作業をしておきます。マスキングテープを取り外したときに、コーキングボンドが真っすぐになっているように見えてきますね。
※ トップライトのガラス面の上半分のコーキング塗り作業。
※ トップライトのガラス面の下半分のコーキング塗り作業。
※ トップライトの枠カバーのコーナー部分、上半分のコーキング塗り作業。
※ トップライトの枠カバーのコーナー部分、下半分のコーキング塗り作業。
枠カバーのコーナー部分では、点検時には雨水が浸入していたので、この部分もマスキングテープを貼ってコーキングボンドで塗っていきました。
枠カバーの固定したビス頭にコーキングを塗っていきます
こちらのトップライトの枠カバーを、ビスを打ち込んで固定をしていましたが、雨水の進入対策が出来ているのか怪しいため、ビス頭にコーキングを塗って防水処理を行っておきました。
トップライトに付属して取り付けられていた水流れの板金の端側と、和風瓦の端側が合わさるところが板金の硬さも伴って隙間が空いてしまいます。その隙間から雨水が入り込まないように、この隙間部分を埋めながらコーキングボンドを塗っていきました。
トップライトに付属された水流れ板金の接続部分で、取り付け加工の仕方が甘くて隙間などが出来ていました。その加工した接続部分にも、コーキングボンドを塗っておくことで、その隙間部分からの雨水の侵入を防ぐことが出来るようになります。
水下部でも板金の取り付け部分で隙間が空いていましたので、その隙間を埋めるようにこちらにもコーキングボンドを点付けしていきました。
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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