名古屋市天白区にて築年数経過の瓦屋根からの雨漏りを解消！洋風平板瓦への葺き替え工事
築年数が経過して劣化した瓦屋根から雨漏りが発生し、目視による点検調査を行いました。
その結果、老朽化した屋根の垂木部分に新しい垂木で補強する必要があることが判明しました。
これを受けて、新しい洋風平板瓦への葺き替え工事を行うこととなりました。
劣化した部分を補強し、より安全で耐久性の高い屋根に生まれ変わることで、建物全体の安全性と耐久性を確保することが目的です。
ビフォーアフター
工事基本情報
| 施工内容 |
|
|---|---|
| 築年数 | 約80年以上 |
| 施工期間 | 15日ほど |
| 工事費用 | 約300万円ほど |
アメピタ名古屋南店直通のフリーダイヤルからもご相談出来ますよ！
専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』
お話をお伺いしましたら、昔は倉庫兼住宅として使用されていたことがわかりました。
現在は倉庫兼事務所が別の場所に建てられ、住居として利用されているようですね。
建物の歴史や用途の変化を踏まえて、外装リフォームを行う際には、適切なアプローチを取ることが大切です。
このような状況では、屋根瓦の固定力が弱まっている可能性が高いです。
特に強風などの外部要因によって、屋根瓦がズレてしまうことがあります。
屋根瓦のズレや流れ通りが目立つ場合、漆喰や銅線などの固定材が劣化している可能性が考えられます。
漆喰は瓦屋根を固定する役割を果たしており、劣化すると屋根瓦の固定力が低下します。
同様に、銅線も劣化すると屋根瓦がズレや流れ通りを起こす原因となります。
このような状況では、専門家による点検や補修が必要です。
屋根瓦のズレや流れ通りが放置されると、雨漏りや屋根の損傷などの深刻な問題を引き起こす可能性があります。
早めの対応が重要ですので、専門家に相談して適切な対応を行うことをおすすめします。
これらの状態が見られる場合、雨水が亀裂や破損部分から染み込んで屋根裏に侵入し、雨漏りの原因となる可能性があります。
このような場合は、早めに修理や補修を行うことが重要です。
特に屋根瓦の状態が悪化している場合は、瓦の交換や補修を検討することが必要です。
放置すると、雨漏りや屋根の劣化が進行し、修理費用が増える可能性があります。
経年劣化による屋根瓦の状態は定期的な点検やメンテナンスが必要です。
お客様には撮影した写真を見ながら、屋根瓦の老朽化の様子や今後の雨漏りリスクについてご説明させていただきました。
小規模な修繕では雨漏りが治まらないことをお伝えし、新しい屋根瓦に葺き直す屋根リフォーム工事を提案させていただきました。
洋風平板瓦（F形）をお勧めし、お見積もりを作成しました。
お客様は現在の雨漏りに悩んでおり、検討をしているとのことでしたので、お見積りと撮影した写真をまとめてお渡ししました。
築年数が経過し老朽化した屋根瓦を撤去し、新しい洋風平板瓦（Ｆ形）で屋根全体を軽量化するリフォーム工事を行っていきます。
お客様からのご依頼を受け、提案させていただいたお見積書の項目通りに工事を進めます。
これにより、屋根の建物躯体（屋根タルキ）の状態を整えることができます。
屋根の老朽化を解消し、平行化を実現するための重要な工程です。
なお、この工事（屋根の構造部分からの補強作業）に関しては、2025年以降の建築基準法の改定以降は、設計事務所の設計士さんに構造計算をしてもらわないと行けなくなるかと思われます。
屋根の葺き替え工事で、屋根の上部分でもある材料の変更は可能だと思いますが、建物の構造部分でもある屋根の野地板から取り剥がす行為は、建物の構造計算を行ってからの作業となります。（有料作業となります）
新しいタルキを使うことで屋根の強度が向上し、野地板合板を増し貼りすることでさらなる屋根全体の補強が可能となります。
この工程を経て、屋根の耐久性や安定性が向上することが期待されます。
一枚ずつ野地板合板を屋根に取り付けながら、屋根全体を専用釘で打ち込んで野地板合板を全て固定します。
この作業により、屋根の強度を確保することができます。
野地板の固定は屋根の安定性を保つために重要な作業ですので、丁寧に行うことが必要です。
この防水紙（ルーフィング）が正しい施工方法で屋根全体に貼られたことで、工事期間中＋αの期間は雨が降っても、建物の中に雨水が入ることがほとんどなくなります。
屋根全体にしっかりと防水システムが施されたことで、雨漏りのリスクが大幅に低減されました。
この桟木は、平部瓦に落下防止用の爪が裏側に付いており、瓦を取り付けるための役割を果たします。
また、平瓦には固定用の釘穴が開いており、桟木に固定するための準備材としても機能します。
このように、桟木は平板瓦の施工において重要な役割を果たす部材です。
その後、平瓦を一枚ずつ屋根に取り付けていきます。
特に軒先部分は屋根の先端でもあり、風の影響を受けやすいため、屋根工事業者によっては軒先の一列目や次段の二列目において、瓦を固定するための釘の本数が増えることがあります。
このような対策が取られることで、屋根の平板瓦が安全に取り付けられ、風や他の要因による瓦の移動や脱落を防ぐことができます。
この仕組みによって、瓦同士がしっかりと固定されるため、風災による被害を軽減することができます。
このような構造は、防災瓦としての性能を高める一因となっています。
ただし、平瓦一枚ずつに固定用の釘やビスが打ち込んであることが前提になります。
この板金があることで、平瓦からケラバ袖部に雨水が侵入しても、雨水が軒先部の雨樋の方へ流れて排出されるようになります。
水切り板金の設置は、屋根の健康を保つために重要な役割を果たします。
雨水が浸入すると雨漏りの原因となりますので、しっかりと水密性を確保する必要があります。
通常、ケラバ袖部には防水性の高い素材を使用して水密性を確保します。
水密材を適切に取り付けることで、雨水の浸入を防ぎ、屋根の劣化や雨漏りを防止することができます。
注意深く作業を行い、しっかりと水密性を確保してください。
その際、専用の電気工具を使用して釘穴を開け、ビス釘を打ち込んでいきます。
これにより、ケラバ袖瓦をしっかり固定していきます。
大棟部で高さ調整と固定のビス釘を打ち込むための樹脂製の土台材を取り付けて行きます。
その樹脂製の土台材の両端に、黒色の南蛮漆喰を塗っていきます。
この工程により、大棟部に取り付ける棟冠瓦の下部分から雨水が侵入することを防ぎ、屋根裏に雨水が回るのを防ぐことができます。
南蛮漆喰は防水性が高く、屋根の耐久性を向上させる役割を果たします。
取り付ける時に、こちらも専用の電動工具で棟冠瓦に釘穴を開けていき、ビス釘にて打ち込んで棟冠瓦を固定していきます。
すべての屋根瓦が施工された後、作業道具や材料を屋根上から降ろし、屋根全体を掃除しました。
お客様に作業の完了をお伝えさせていただきました。
雨漏りの心配やバケツの準備が不要になることを喜んでおられました。
これにより、お客様はしばらくの間は安心してお過ごしいただけるでしょう。
工事が完了しましたので、ご報告させていただきます。
こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『名古屋市天白区にて耐久年数が越えた古いいぶし瓦の雨漏りリスクと目視点検のポイント』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市天白区にて築年数が経過した屋根の葺き替え工事完了後にアンケートの協力』
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
１．交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
２．建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
３．雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
４．建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
５．キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
６．内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
７．照明器具など電気工事などのご相談
８．カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
９．低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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１．交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
２．建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
３．雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
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５．キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
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