名古屋市南区にて、新しいガルバリウム鋼板製の谷鈑金に取り替え交換を行った工事のきっかけは、二階建て建物の室内に雨漏りが原因で壁に雨染みが出来ていたことでした。雨漏りの原因は、経年劣化した銅板製の谷鈑金から穴が開いていることでした。この劣化した銅板製の谷鈑金を新しいガルバリウム鋼板製の谷鈑金に取り替えることで、雨漏りの問題を解決するための工事が行われました。谷鈑金の劣化による雨漏りは、建物の耐久性や安全性に影響を与える可能性があります。そのため、適切なメンテナンスや修理が必要です。新しいガルバリウム鋼板製の谷鈑金に取り替えることで、建物の耐久性を向上させ、雨漏りのリスクを軽減することができます。修理工事を行うことで、建物の安全性を確保し、快適な生活環境を守ることができます。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他板金補修・交換
- 漆喰工事
- その他
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築年数 |
築40年以上 |
施工期間 |
約1日~2日ほど |
工事費用 |
約15万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
### 雨漏りしている屋根の調査方法雨漏りが発生している屋根について、どのような調査が必要なのでしょうか。#### 専門家による調査依頼が重要雨漏りが見つかった場合、専門の屋根工事業者に調査依頼をすることが重要です。自分で屋根に上ることは危険が伴うだけでなく、専門知識が必要なため、専門家による調査が推奨されます。#### 屋根の確認雨漏りが発生している屋根の上に上り、実際に現地で確認を行います。屋根の状態を詳細に調査し、漏水箇所を特定します。#### 外壁やベランダなども確認屋根だけでなく、外壁やベランダなど周辺の部分も確認します。さまざまな角度から漏水箇所を見つけ出すため、徹底的な調査が必要です。#### 画像や動画による調査雨漏りの原因を特定するため、普段見ることのない屋根や小屋裏の状況を画像や動画で確認します。これにより、具体的な被害状況を把握し、修理の提案を行うことが可能となります。#### 遠方の建物の調査について遠方にある建物の雨漏り調査が難しい場合は、専門業者にご相談ください。
お客様からヒアリングを受け、現在の状況をお伺いしました。また、雨染みが出来ているお部屋にも通していただき、雨染みの状態も確認させていただきました。内壁に出来ていた雨染みがある場所から、屋根裏の構造を推測しました。雨漏りの原因を正確に特定するために、お部屋全体の状況を把握することが重要です。
谷樋からの雨漏りの原因として、屋根の形状を確認するためにベランダから目視したところ、屋根瓦に隙間や浮き上がりがないことを確認しました。築年数を考慮すると、雨漏り箇所の上には谷部があり、谷樋鉄板に問題がある可能性が高いと推測しました。雨漏りの原因が谷樋にある可能性が高いことを考えています。
【谷樋板金の状態】谷樋板金は、屋根の谷部分に設置されている板金で、雨水を集めて雨樋に流す役割を果たしています。雨樋に水が流れる位置にあり、先端部分は劣化して変形し、色合いも変色しています。
【谷樋鉄板の穴が開く原因】谷樋鉄板は経年劣化により、複数の穴が開いていました。周辺の瓦から集まった雨水が流れてくるため、これらの穴から水が屋根裏に回り、雨漏りの原因となります。また、谷樋鉄板に穴が開くもう一つの理由は、施工当時に銅板製の谷樋鉄板が使用されていたことです。銅板は加工しやすいですが、厚みが薄いため余計に穴が開きやすくなる可能性が考えられます。
新しい谷樋鉄板に交換する作業をご提案させていただき、お見積書を作成させていただきました。
お客様に写真でご説明させていただき、雨漏りした原因も判別しました。
その後、お客様からはお見積りの内容で工事のご依頼をいただきました。
瓦屋根の補修作業を行う際には、まず初めに劣化して穴が開いた谷樋鉄板を取り剥がすための前準備を行います。この作業では、谷樋鉄板に上から重なって干渉している周辺の屋根瓦を注意しながら取り剥がしていきます。慎重に作業を進めていくことで、効果的な補修を行うことができます。
屋根の頂上部分では、大棟部分が重なっている箇所があるため、一部を取り外していきます。 特に、この和風の屋根屋根では、棟瓦として熨斗(のし)瓦が積み上げられて取り付けられています。その熨斗瓦を一枚ずつ丁寧に剥がしていきます。
屋根瓦や取り外した棟瓦などは、屋根上の歩行を妨げない場所でまとめて確保しておく必要があります。その際には、落下しないように注意して置いておくことが重要です。安全を確保するために、周辺の瓦や棟瓦をしっかりと管理しておくことが大切です。
今回の谷部の形状が、二か所から伸びてきた谷部の延長線上が、屋根の頂点部分でもある大棟部にて合わさる造りになっていることがわかります。このため、右側から登っている谷部周辺の屋根瓦と、左側から登ってくる周辺瓦を、可能な限りの枚数を取り除いておく必要があります。谷部の瓦を取り除くことで、屋根の構造を保護し、雨漏りのリスクを軽減することができます。
「八谷部(はちやぶ)」は、伝統的な日本建築や和風屋根の専門用語です。
具体的には、屋根の形状や構造に関連しています。
八谷部は、複雑な形状の屋根における谷の部分、溜まり屋根面が合ってできる「谷」を向きます。
特に、複数の屋根面が交差してできる谷の部分で、水が集まりやすいため、雨水の流れを確保するための排水処理や防水処理が重要になります。
谷部分は雨漏りしやすい箇所でもあるため、丁寧な施工が求められる場所です。
この部分は、瓦屋根だけでなく、金属屋根などでも見られ、建物のデザインや屋根の形状によって異なる施工方法が必要となる場合がございます。
谷樋板金が劣化している場合、まず屋根瓦を取り除いてから谷樋鉄板を取り外します。谷樋鉄板は銅製で柔らかいため、折り曲げて小さなサイズにすることができます。劣化した谷樋板金を取り外し、新しい谷樋鉄板に交換することで、屋根のメンテナンスを行うことが重要です。
谷部の中心付近に取り剥がされた杉皮材が見えている状況ですね。この杉皮材は30年以上前のルーフィングの代わりとして機能していましたが、年月が経つにつれて劣化して隙間ができる可能性があります。この状態が続くと、雨漏りの原因になる可能性があります。修繕工事では対応が難しくなり、屋根の葺き替え工事が必要になるかもしれません。しっかりとした対策を取ることが重要です。
ルーフィングで防水処理を行って新しい谷板金を取付けます
### 谷部の防水処理について谷部の中心を境に、防水処理としてルーフィングを敷いていきます。ルーフィングを貼ることで、例え新しい谷樋板金から横溢れで雨水が流れても、このルーフィングで拾われることになり、そのまま軒先部の雨樋の方に流れ着くことが出来ます。谷部分は特に雨漏りしやすい箇所なので、ルーフィングの適切な施工が重要です。
【新しい谷樋鉄板の取り付け】新しい谷樋鉄板を取り付ける際には、まず強固なルーフィングの上から取り付けていきます。屋根の頂点部分で、谷樋板金同士が交じり合う場所は、慎重に加工して取り付ける必要があります。この頂点で雨漏りがしやすくなることもあるため、八谷での施工ではトップクラスで集中した作業が必要となります。谷樋鉄板が取り付け終わったら、その両側に雨水が横溢れしないように、水密材を取り付けて壁として設置します。これにより、水漏れを防ぎ、屋根の耐久性を高めることができます。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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