2024年04月30日追記
名古屋市南区にお住いのお客様より、一階の部屋の天井から雨染みが出来るというご相談のご連絡をいただきました。その一階の部屋の上にはベランダがあるそうで、DIYで季節ごとに防水効果のある塗料で塗り替えをしているそうです。ベランダで目視点検を行ったときに、笠木があってその上の板金の折り返しが短くて雨水が入り込んでいる可能性も考えました。それ以外にも、板金同士の接続部分の隙間を埋めるため、コーキングボンドを塗ってありました。しかし、築年数分の年月で一度もコーキングボンドの打ち直し作業をしていなかったそうです。応急処置に近いですが、雨水が入らない修繕工事を行っていきます。
専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
施工内容 |
|
築年数 |
築40年以上 |
施工期間 |
半日ぐらい |
工事費用 |
応急処置 約5万円ほど |
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お客様よりご連絡をいただき、ご都合のいい日で打ち合わさせていただきました。お約束した時間に、ご訪問させていただきました。挨拶後に、お客様にヒアリング調査として現状のお話をお伺いしました。
一階のへの天井から雨霜の痕が出来ているそうで、この上にはベランダがあるそうです。そのベランダに季節ごとで、DIYで防水効果のある塗料を塗っているそうです。昔の酷かったときに比べては、雨漏りの量は少なくなっているそうです、しかし、部屋の片隅の方ではいまだにゲリラ豪雨や強雨交じりの台風などが近づくと、雨漏りしてくるそうです。
二階にあるベランダの方へ、通していただき目視による点検調査を行っていきました。そこで、ベランダの笠木部分に注目してみました。そこには、笠木の板金がありましたが、折れ曲がり部分が短くて強風交じりの雨だと横から入りそうな感じでした。
それ以外にも、笠木鈑金の接続部のコーキングボンドが、新築以来一度も変えられていないので、劣化が進んでいました。
笠木鈑金の内部が今現在の状態を調査したかったので、笠木鈑金を仮で撮らさせていただきました。予想通りでしたが、板金の内部には笠木がありました。しかし、昔の施工では多いのですが、木材の上からダイレクトに板金を載せてあるので、隙間などから雨水が浸入したら腐食してしまいます。実際、他の場所では雨水が入り続けていた痕が残っておりました。
特に劣化したコーキングボンドが、塗られた直角コーナー部分では、雨水の進入が酷くて完全に笠木が腐食しておりました。ここまで腐食していると、雨水が長い間入り続けたことと、ここから内部に伝って建物の中に入り込んでいるのが予想できますね。
点検調査が終了して、お客様には現状と原因になるところをお伝えしました。
お見積りを作成してお渡ししに行ったときに、同時に作業のご依頼をいただきました。
本来は、ベランダの壁部分のモルタルを剥がして、新しく壁部分を作りたかったのでしたが、応急処置にでもなりますが、笠木と板金の間にルーフィングを貼って防水処理を行っておきます。
作業内容としては、笠木に被さっていた板金を取り外していきます。その時に、横から打たれた固定の釘を抜いていきますが、最後に使うかもしれないので、無くさないように確保していきます。笠木鈑金をめくったら、笠木の上にルーフィングを貼っていきます。作業がしやすいように、均等の長さで持ちやすいサイズにルーフィングを予め切っておきます。
ルーフィングのサイズ同士には、雨水が入り込まないように粘着性がある防水テープを貼っておきます。
ルーフィングを貼り終わった笠木の上から、先ほど取り外しておいた板金を挟み込むように取り付けて行きます。ルーフィングの固定方法として、タッカー(建築用のホッチキス)を使って、笠木の横から打って固定していきます。
笠木の上から被せた板金を、ビスで打って外れないように固定をしていきます。板金の横から打ちながら、笠木に届くように打って行きます。
直角コーナー部分では、まず初めに片方の板金を取付けて行きます。その時に、もう片方の板金を被せたときに、重なり隠れる部分にビス釘を打って行きます。板金同士を重ねる時に、隠れる部分にコーキングボンドを塗っておき、板金の内部に雨水が入り込まないようにしておきます。
ベランダ笠木鉄板を全体に取り付けたら、雨漏りの原因となったコーナー部や壁当たり部のコーキングボンドを塗っていきます。まずは隙間にマスキングテープを貼っていきます。その後、コーキングボンドを塗っていきます。コーキングボンドを塗ったところに、ヘラなどを使ってコーキングを均しておきます。最後に、マスキングボンドを取ることで、コーキングボンドの両端が綺麗に写ります。
経年劣化したモルタル壁は写真の様に、クラック傷として亀裂が入ることが多々あります。この亀裂から雨水が侵入して、モルタル壁の内部から雨水で劣化を早めます。玄関上で人が通るところなので、モルタル壁のクラック傷へとコーキングボンドで埋めおきました。昇り降りのハシゴや作業道具を降ろして、作業の完了としてお客様にお伝えさせていただきました。工事の内容を写真で見てもらいながら、ご説明させていただきました。お客様も、雨が降ってもこれからは安心になりますねと、喜んでおりました。
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