202405月09日追記
東海市にて、新築時に設置し天窓が、大雨などが降るたびに雨漏りをするようになったそうです。新築以来、建物のリフォーム工事として修理などを何もやってこなかったみたいです。経年劣化になり、雨漏りがしやすい状態になったのかと考えられます。目視による雨漏り点検調査を経て、天窓などに修理の必要性をお伝えしました。お客様の方も、この先ずっと雨漏りで悩むぐらいなら、天窓自体を取り外そうかと思いご相談をいただきました。
施工内容 |
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 天窓補修・交換
- その他
- 雨漏り点検
|
築年数 |
築25年ほど |
施工期間 |
約二日ほど |
工事費用 |
約30万円ぐらい |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
東海市にお住いのお客様より、小雨ではあまり雨漏りはしないが大雨になると天窓の周辺から室内に雨漏りしてくるそうです。原因を調査するために、天窓の雨漏り点検を行います。お客様より現状をお聞かせいただいて、天窓がある一階の屋根に登ることをご了承をいただきました。
一階の狭い範囲の屋根に、その二台の天窓が設置されていました。多分では、横幅のサイズ並みの明り取りとして天窓を設置したかったのかと予測されます。このサイズともなると、縦の長さもそれなりに必要になってしまうため、二台の天窓を設置してみた感じですね。ただし、二台の天窓が接近しすぎていて、どちらか一方の天窓から雨漏りしてきても、範囲が広がってしまい二台分の雨漏りしているように見えてしまいますね。それに、近づきすぎることでそれぞれの水切り金具や瓦の施工なども、手間取ってしまいその様な場所から雨漏りをする可能性もありえます。
天窓の外枠とガラス窓の境界部分には、雨水が浸入しないようにパッキンなどが積み込まれています。ただパッキンもゴム製のため、劣化するため約10年ごとにはシーリングの打ち替え工事を行う必要があります。建物の状態や形状によっては、そのシーリング作業の際には作業足場を設置しないと、作業が出来ない状態もありえます。
天窓の下部分にある水下スカート部では、こちらも経年劣化による穴が開いてしまう状態になりやすいです。ここに穴が開くと、雨水が浸入して屋根裏から外壁裏側に伝ってしまいます。ここまでなってしまうと、室内への雨漏りの場所が多くなってしまいますね。
ここまでの様子を写真に撮り、お客様に見ていただきました。
天窓周りの修繕作業が必要なこと、その作業をおこなっても約10年ごとには同じ作業が必要なことをお伝えしました。
お客様も、こんなところに天窓を付けてしまって後悔しているのもあり、天窓自体の撤去のご依頼をいただきました。
お見積りを作成してお渡しして、予算内の事もあってそのまま契約の取り交わしをさせていただきました。材料の手配や、作業者の段取りを行ってから、お客様の元へ作業をおこなうためにご訪問しました。
天窓やその周辺の屋根瓦や天窓自体に取り付けられた、水切り板金や金具などを取り外して、天窓本体を取り剥がしていきました。天窓を取り剥がしたときに、屋根の野地板部分で大きな穴があったため、そこにコンパネで塞ぐように作業を行っていきました。
コンパネで穴を塞いでから、作業範囲の屋根をルーフィングを貼って防水処理を行っておきます。ルーフィングまで貼り終われば、作業中の多少の雨が降っても雨漏りはしないようになっております。
今回は、途中まで屋根瓦を残している所もあります。その様なところには、奥までルーフィングを入れ込んでおく、立ち上げを作って雨が入らないようにしておきます。
作業範囲の屋根全体に、ルーフィングが貼り終わったら、新しい瓦を施工するために桟木を取り付けて行きます。
新しい瓦を乾式工法で施工するので、瓦を引っかけて施工できるために桟木を取り付けて行きます。乾式工法とは、屋根土を入れて施工する湿式工法とは違って、内部に何も入れずに桟木に瓦を引っかけながら施工して行く工法となります。乾式工法の場合、釘やビスなどで瓦を固定するために、引張試験などやり易く試験データーが出ているので、最近の屋根の施工はこの工法が多いかと思われます。
屋根の先端部分に使われる軒先瓦は、天窓撤去の際には取り外さないでおきました。元々屋根に残してあった状態に、ビス釘で上部を固定しながら、軒先瓦の先端部分ではパッキン付きの長いビスを打ち込んで、軒先瓦全体を固定していきます。この作業を、一枚ずつあるだけ施工しておきましょう。
新しい瓦を、先ほど取付けた桟木に引っ掛けるように一枚ずつ取り付けて行きます。
この和風の瓦の施工では、一列ずつ縦に瓦を並べて行きます。
下から上まで並べて行ったら、隣の列に移動して、同じように下から上まで瓦を並べていきます。
今回は、使用する新しい瓦の枚数も多くは無いので、一枚ずつビスを打ち込んで行き瓦を固定していきます。
天窓を撤去した場所を中心に、新しい瓦で施工して行きます。瓦を施工しきったら、外壁と屋根の接地点に熨斗瓦を積み上げて施工しておきます。
新しい瓦をすべて施工し終わったら、屋根上にあげ越しておいた道具や工具などを屋根から降ろしておきます。材料などを全て屋根から降ろし切ってから、作業した範囲を吹き掃除を行っていきます。作業が完了したことをお客様にお伝えしました。その時に、工事の最中の写真を使ってご説明をさせていただきました。お客様も、これで雨漏りに悩まなくて助かりましたと、喜んでおりました。
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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