2024年05月10日追記

大府市にお住いのお客様より、台風などや強風が伴った大雨及びゲリラ豪雨などが降ると、屋根裏が天本が落ちる音が鳴るそうです。
場合によっては、室内の天井板にも雨漏りしている痕が残っているそうです。
屋根の上がどの湯小な状態になっているのか、点検調査の依頼をいただきました。
今回の屋根形状には、八谷部と言われる右からと左からの谷樋が上がってくるところがあります。
最後は、屋根の頂点部分の大棟部で板金同士が交じり合います。
この様な場所には、雨漏りのしやすくなってしまう所もありますので、その周辺を点検して必要なら修復作業も行っていきます。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	瓦屋根補修（差し替え、ずれ・破損補修）その他板金補修・交換その他雨漏り点検応急処置対応
築年数	築３５年以上
施工期間	約２日ほど
工事費用	約１０万円ほど

施工事例で引用した現場ブログのリンク先

こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『大府市にて強風を伴った大雨が降ると天井裏で雨音が！原因究明で屋根に登って点検調査』

お客様にアンケートのご協力していただきました↓↓↓
『大府市にて降雨の時に天井に雨漏り！修繕作業完了後にお客様にアンケートのご協力！』

初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています

初回点検の無料診断と有料診断の違いの説明↓↓↓
『アメピタ名古屋南店で初動調査でもある建物点検で無料調査と有料調査の違いの説明』

見積もりから工事完了の請求書迄の一連の流れ
『アメピタ名古屋南店でリフォーム工事の依頼をお願いしてから工事完了までの一連の流れ』

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専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』

雨漏りした谷樋の様子

大府市にて、雨漏りがしている天井板の位置から、屋根にて雨漏りの原因があるかと考え、脚立を使って屋根に登って目視点検を行っていきました。
屋根の南面では、温水器が設置されていましたが、こちらの屋根の下の部屋では雨漏りしていませんでしたので、調査も簡単にしておきました。

お客様も現在この温水器を使っていないそうで、屋根から降ろすのならどれくらいかかりますか？と質問があったので、概算でもこれ以上の金額は必要になりますと伝えさせていただきました。

谷鈑金にはステンレス材を使われていまして、この材料だと表面上では穴が開きにくい仕様になっております。
穴が開いていないとなると、雨漏りの位置が判断しにくくなりますね。

板金同士が交じり合う所で

今回の屋根形状で谷部が、右側と左側から登って屋根の頂点部分で重なる【八谷部】となります。
ここの場所は、雨漏りのしやすい場所となり交じり合う所の施工が中途半端だと、確実に雨漏りを起こします。

ただここの内部を見るには、隙間が狭いためにスマホを中に入れながら撮影をしてみました。
案の定と言っていいのか、板金同士が重なり合う所で雨漏りにも手抜き作業と言ってもいいほどの、施工不良をおこしていました。
この場所から、強風などで伴った大雨になってしまうと、雨漏りがしやすくなっていますね。

この板金が重なる上の大棟にも、屋根漆喰で隙間を埋めていましたが、経年劣化によるしっくいが剥がれていたので、ここも手直しが必要かと考えております。

点検調査で写真を撮りながら行っていきました。
お客様には、その写真を見ていただきながら、現在の状態をご説明させていただきました。
工事としては、瓦を一旦めくり板金の頂点部分を修理する内容でご提案させていただきました。
その内容でお見積りを作成させていただき、お客様にお渡ししました。

谷部周辺の瓦をめくって板金を修復します

作業に移りまして、まずは谷鈑金の頂点を手治すために、谷周辺の瓦を取り除いていきます。
この瓦は、谷樋板金を修復した後でつき直しで取り付けて行きますので、落下しないようにおいておきます。

谷樋の両端に、雨水が激しく流れて横溢れしないように、水密材を建てて取り付けておきます。
この水密材を貼っておくだけで、谷樋板金の横側から雨水が溢れ出さないようにしておけれます。
今の谷部などの施工には、この水密材を取り付けられていることが、多々ありますね。

一番重要な谷鈑金の交わる場所

屋根の右から上がってきた板金と、左側から上がってきた板金が交じり合う所に、上から被せるように新しい板金を取付けて行きます。
特に、一番中央部分には板金同士を加絞めて加工しておくようにしておきます。
加締めを行うことで、雨水がこの隙間から入り込むことを防いでくれるようになります。

瓦を取り付けなおします

初めの方で取り外しておいた瓦を、それぞれ同じ場所に取り付けなおしておきます。
一枚ずつサイズが合うとことに取り付けて行きます。
取付けた瓦がズレ動かないように、コーキングボンドを塗ったり針金線で縛ったりして、瓦自体を固定しておきます。

もう片側でもある、左側の谷樋周辺も瓦を取り付けなおしておきます。
先ほどと同様な施工で、固定方法もコーキングボンドを使ったり針金線を使って固定していきます。

大棟の付き直し作業

取り外した棟瓦でもある熨斗（のし）瓦も、南蛮漆喰を塗りながら積み上げて行きます。
最後に、冠瓦を取り付けて取り付け作業の完了となります。

谷樋板金の頂点部分での大棟部の尻側には、屋根漆喰の代わりに板金を貼っておき、積み上げた大棟部の隙間から雨水が入らないようにしておきました。
谷樋板金の方にも、大棟部の方でも、雨水が入るところはほとんど潰していきました。

片付けて作業完了

大棟部が崩れないように、要所ごとにコーキングボンドなどで固定作業を行っておきました。
屋根から作業工具などを降ろしてから、作業した範囲を吹き掃除を行っていきました。

屋根の作業が完了したことで、お客様にお伝えして作業中の写真を見ていただき、ご説明もさせていただきました。
雨漏りの原因となっていた場所と、その周辺を綺麗に治したことで、お客様から感謝の言葉をいただきました。

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