2024年04月19日追記
豊明市にお住いのお客様より、台風並みの強風が吹いた時にゲリラ豪雨並みの雨が降ってくると、雨漏りしてしまう和室の天井板。その雨漏りする原因を調査して欲しいと、弊社にご連絡をいただきました。目視による点検調査を行ってみましたが、表立った部分からの雨漏りの原因は見つけられませんでした。屋根の形状が絡む内部的な、雨漏りになってしまう箇所がありそうでした。そのため、隅棟部とその付近の修繕作業を行って、屋根の構造部分が外壁から飛び出している所も修繕した様子をご紹介いたします。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- その他板金補修・交換
- その他
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 応急処置対応
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築年数 |
約80年以上 |
施工期間 |
雨漏り調査から実働2日間ほど |
工事費用 |
約10万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
豊明市に住むお客様より、台風を伴う大雨やゲリラ豪雨の時の大雨の時になると和室の天井が雨漏りするとご相談がありご訪問しました。挨拶の後で、現在の状態を見させていただく、雨漏りしているお部屋まで迎えていただきました。お客様もヒアリングで話していましたが、早めに連絡するつもりだったのですが、あまり使っていない部屋だったのもあり、がついつい放置してしまったそうです。とりあえず、被害が大きい雨漏り場所を寸法を取ってみました。この上が、すぐに屋根になっているので、そちらの方で雨漏りの原因があるのかと思い、後で屋根上で雨漏りしている場所を寸法から調べて行きます。
雨漏りしている箇所を調査するために、脚立を使って屋根の上まで登ってみました。この色合いの屋根瓦は、特に色が付いた屋根瓦の中で一番足が滑りやすい瓦になります。普段は、足袋靴程度の靴でも屋根の上で歩行できます。
しかしこの色に限っては、地下足袋に履き替えないと私でも足を滑らせて落下する可能性があります。
雨漏りしていた和室の天井から、位置予測をして屋根で同様な場所を点検調査を行ってみました。屋根全体を見渡しても、破損や亀裂している瓦は全く無く雨水が侵入しそうな穴なども開いていませんでした。表面上、見渡した屋根瓦の所からは、大雨の時に雨漏りするような場所は発見されませんでした。
屋根の形状が入母屋屋根に近い形状で、隅棟を中心に庇屋根部分が取付けられていてました。勿論こちらも点検調査を行っていきましたが、特に雨漏りしそうな破損している所はありませんでした。
調度、雨漏りしていた天井上に棟瓦で積み上げられた隅棟部がありました。こちらも、雨漏りするのか?点検調査を行っていきました。
点検調査の方法として、隅棟の最上段の【冠瓦】を一枚だけ取ってみました。冠瓦を取って、その内部の屋根土が見える状態にして、目視による点検調査を行ってみました。屋根土の表面はうっすら濡れていましたが、雨漏りするほどの様子は見当たりませんでした。もし雨漏りするほどの雨水が、棟瓦に侵入していたときは、硬そうな屋根土の形跡は保てずに、吹けば飛ぶほどの砂状になっていることもあります。
軒天井側の屋根同士が重なり合う所も、点検調査を行っておきました。この部分は施工が難しいので、雨漏りしないように特に注意するところです。
屋根の構造部分でもある母屋が、外壁から飛び出している所もありました。
この部分は、昔の建物だと普通の施工となります。
しかし、雨水が入りやすい所でもありますので、こちらも注意が必要になりますね。
ケラバ袖部に取り付けられていた破風板が、年数が経過しすぎて劣化していそうです。ここからの雨漏りは、し難いかもしれませんが絶対に零では無いですね。ここも、板金を巻いて雨水が染み込まないようにしたいですね。
雨漏り屋根調査を行い、お客様には屋根の構造に当たるケラバ破風板や母屋(おもや)を板金などで塞ぐ方法を提案させていただきました。
後日、お見積書をもってお客様の元へご訪問させていただきました。
お見積書をお渡しして、後日にお客様よりご連絡がありました。
提示されたお見積り項目で作業をお願いしますと、工事のご依頼をいただきました。
契約書の取り交わしを行ってから、工事の段取りを行ってお客様の方へご訪問させていただきました。
コーキングボンドを塗って雨水の進入を防いでいきます
雨水が浸入しやすいところに、コーキングボンドを接着塗りしていきます。初めは、隅棟の固定で棟の内部から冠瓦の釘穴に針金を通し出した縛っている、釘穴を埋める作業となります。この釘穴は、針金よりも大きなサイズの穴になるので、その穴から雨水が入ってこないように穴を埋めて行きました。
その後は、隅棟部の尻側に塗られていた屋根漆喰の部分になります。こちらは、屋根漆喰で隅棟部の積み上げた棟瓦の隙間に雨水が入り込まないように、塗られていたところです。ただ、屋根漆喰も劣化しているので、覆い隠すようにコーキングボンドを大きく塗っていきました。
屋根の端側にあるケラバ袖部に取り付けられている、専用の瓦でもあるケラバ袖瓦(大袖瓦)。こちらの瓦も、固定するために針金が釘穴より出して緊結されております。
この釘穴も先ほどの隅棟と同じで、針金から見て大きめな穴となります。ここからの雨染みが入り込まないように、釘穴をコーキングボンドで塗って埋めておきます。
経年劣化で腐食しているケラバ袖部に取り付けられている破風板を、雨水などが当たらなくなるようにするために板金を巻いていきます。
破風板に板金を巻いて、固定でビスを打ち込んで行きます。まだ腐食具合が良い方なので、ビスを打ち込んでも固定することが出来ます。板金を固定してから、ビスの頭部分や板金の接続部分にコーキングボンドを塗って、防水処理を行っておきます。
屋根瓦同士が重なり合う所にも、コーキングボンドを塗っていき雨水が回らないようにしておきます。裏側の軒天井の方でも、屋根漆喰の部分的にコーキングボンドを塗って防水処理をぽこなっておきます。このように、雨漏りしている可能性があるところが考えながら、可能性があるところを一つずつ埋めて修繕工事は完了となりました。
お客さまにも工事の完了をお声がけさせていただきました。工事の写真を撮っていたので、写真を見てもらいながらご説明をさせていただきました。お客様も写真を見ながら、この状態で次の台風などの強風交じりの大雨が降ってほしいですね、とにこやかにお話していました。こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『豊明市にて台風などの強風雨で和室の天井から雨漏り!原因調査で屋根点検を敢行』
ご協力していただいたアンケートはこちらから閲覧できますよ↓↓↓
『豊明市にて和室の天井に雨染みが原因で腐食!屋根の点検調査から修繕作業の様子』
1.日々の現場ブログのページはこちらから移動できますよ!
2.弊社でこれまで行った施工事例はこちらから読めますよ!
3.お客様との記念写真やアンケートなどの一覧となります!
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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