愛知県豊明市にて、以前にも工事の依頼をいただきましたお客様から、敷地内に建つ別の建物の屋根が落ちているように見えるので、一度見に来てほしい!とご連絡をいただきましたので、時間を合わせてご訪問させていただきました。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他
- 雨樋補修・交換
|
築年数 |
築100年以上 |
施工期間 |
実働6日ほど |
工事費用 |
約70万円ほど |
豊明市にお住いのお客様より、敷地内の建物の屋根が落ちかけているように見えるので、心配なので一度見てほしいとご連絡があり、後日、ご訪問して屋根の状況を確認してみました。
まずもって、建物から離れた位置から確認できますが、軒天(軒裏)部分が、一部崩れかかって落ちかけていました。
赤矢印を境に、左側は通常の高さのままでしたが、右側のほうから屋根が落ち始めていました。
状況から見て、外壁壁から軒先部までの軒天(軒裏)部分の垂木が折れているのかと考えられます。
雨樋も、落ちかけていた軒天(軒裏)のように、同じように落ちかけていて一部は変形しながらその場に残っていました。
築年数がかなり経過しすぎて、屋根瓦も劣化が進んで破損していました。
屋根点検が完了してから、お客様に状況の報告をさせていただきました。
その際に、3種類ほどの工事の提案をさせていただきました。
お客様も『建物が古すぎて、今では倉庫置き場程度しか使っていないので・・・』、と言うことで提案させていただいた中での部分修繕工事での依頼をいただきました。
後日、部分修繕リフォームにかかるお見積書を作り、お客様の元へお渡しに参りました。
築年数が古すぎて、尚且つ軒天(軒裏)が折れかかっていたので、屋根上に登っての作業はあまりにも危険すぎるため、作業が開始される前に仮設足場を設置して足場の上から作業が出来るようにしました。
今回の屋根修繕範囲ですが、軒天(軒裏)が折れかかっている範囲を修繕修理していきます(赤矢印の範囲内で)
まず初めに、屋根の躯体から補修固定するために、範囲内の屋根材をすべてめくって行きます。
軒天(軒裏)が折れかかっていた原因として、あり得ない作業が施されていました。
屋根の躯体材料の垂木に謎の切込みが入って(赤矢印)、垂木がその部分だけ細くなってしまい耐久力が弱くなっていました。
その部分だけでもありえない作業を施してあったのですが、その細くなった部分に(青矢印)固定の釘が打ち込んでしまったため、余計に垂木自体が折れやすくなっていました。
ありえない作業の為、折れかかっていた垂木を補強する意味も込めて、横に新しい垂木を添えて補強固定を施していきます。(赤矢印)
これを、範囲内の垂木全てに添えて、補強固定の作業を行っていきます。
折れかかていた垂木への補強固定として、ビス釘で打ち込んで動かないようにしていきます。
この後の工程でもある野地板合板を取り付ける前に、軒桁と野地板合板との隙間が開くので、隙間を埋める意味も込め木材でビス固定して隙間を埋める作業を施しました。
範囲内の全ての古い垂木に、新しい垂木を全て添えて補強固定の作業を行いました。
野地板合板を貼って行き、これにより折れかかっていた軒天(軒裏)が、補強固定されることになりました。
取り付けた屋根地合板の上から重ねるように、防水紙(ルーフィング)と屋根瓦の落下防止用の固定する【桟木】を、規定された寸法で取り付けて行きます。
屋根の先端に取り付けられる軒先瓦が、落下していかない用の引っ張り止めて置く【針金】を、こちらも定められた寸法ごとに軽く縛り止めておきます。
軒先瓦を施工していくその際に、屋根瓦の接着用
に南蛮しっくい(製品名シルガード)で、軒先瓦で挟みながら横一列に施工していきます。
軒先瓦を一列横に施工しきったら、二段目からは屋根瓦の【平瓦】を施工していきます。
平瓦の施工していく際には、専用工具で平瓦に穴を開けてビス釘を打ち込みながら固定をして施工していきます。
修繕範囲の屋根瓦を取り付ける最後の段数に当たる横通りの平瓦には、こちらも専用工具で瓦に穴を開けながらパッキン付きビス釘で固定しながら施工していきます。
修繕範囲全体に、既存の屋根瓦を全て施工していきます。
今回の軒天(軒裏)への、修繕屋根リフォーム工事が完了いたしましたので、お客様に完了報告のお声がけをさせていただきました。
お客様も、修理された屋根を見て『綺麗になってうれしいです、これで屋根瓦が落ちないか心配しなくてもよくなりました』と、おっしゃってくれました。
弊社で行っているアンケートの記入も、お客様にお願いいたしまして、アンケートの用紙の記入に快くご協力いただきました。
弊社で発行している施工保証書を、後日、お客様の元へお渡しに参りました。(写真はイメージレイアウトになります)
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
名古屋市の雨漏り修理TOPはこちら
名古屋市
の雨漏り修理TOPはこちら