東浦町にお住いお客様より雨漏りのご相談がありました。
強い雨などが降ると、部屋内の天井や内壁に雨漏りし始めるそうです。
困っていて弊社にご相談のご連絡をいただきました。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他板金補修・交換
- その他
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築年数 |
約40年ほど |
施工期間 |
実働約3日ほど |
工事費用 |
約25万円ほど |
東浦町のお客様の元へ、お約束した日にちにご訪問いたしました。
お客様との簡単な挨拶を済ませてから、早速、雨漏りしている部屋まで通していただきました。
お客様から教えていただいた、天井の雨染みの痕になります。
この部屋以外にも雨漏りしていないか、複数の部屋を探索してみました。
雨染みがあった部分の、お隣の部屋に押入れがありました。
押入れの上段の棚に当たる【天袋】を、一応確認してみましたら・・・
こちらにも、雨漏りしていた形跡がありました。
どの位置が、雨漏りしていたのか診断するため、スマホに取り付けれる赤外線レンズでその付近を撮影してみました。
赤外線レンズで撮影した写真から判断しても、右奥の方で雨水が溜まっているのがわかりました。
(青く映し出されたところが低温度となり雨漏りしていることを示唆しています)
80年代以前の建物で谷樋鉄板の材質に
【銅板】が、よく使われていました。
この時代には、【銅板】で谷樋鉄板を施工することは主流でした。
時代が移り、同じ場所に雨粒が流れ続けて擦るように【銅板】の厚みが無くなることがあります。
元々は【銅板】を使う理由として、加工がしやすい厚みなのでその当時は重宝されていました。
しかし、厚みが薄いと言うことは、最終的には擦れて穴が開いてしまうと言う意味となります。
雨漏り点検した内容を、写真を使いながらお客様に雨漏り点検のご報告をさせていただきました。
工事の提案として、新しい谷樋鉄板の交換修理をご提案しお見積書を作成いたしました。
お見積書をお渡ししてから、後日、お客様より工事の依頼をいただきました。
工事に関する段取りをして、作業を行うためにお客様の元へ参じました。
早速、谷樋鉄板を取り替え新しい谷樋鉄板に交換する作業の準備に入りました。
一番初めの準備として、雨漏りしていた谷樋鉄板を取り外していきます。
そのためには、その谷樋鉄板を持ち上げる際に、干渉してしまっている周辺の屋根瓦を取り外していくのが一番初めの作業となります。
タイトルにでも書いてありますが、谷樋鉄板に開いた劣化穴をコーキングで塞いでありました。(赤矢印先)
お客様に話をうかがっていましたが、数十年昔に、飛込みの訪問リフォーム屋に『使っている材料が悪いから、この先には雨漏りがする!』と、脅されるように伝えられたそうです。
お客様も、この先雨漏りして欲しくないのもあって工事の依頼をしたそうです。
その時の作業で、コーキングボンドで埋めて行ったのではないかと、伝えられました。
弊社の現場ブログに何度も書いているのですが・・・
穴が開いた谷樋鉄板に、コーキングボンドで埋めるだけ作業はしないでください!と・・・
その理由として、【日が当たり】【鉄板も熱で熱くなり】【直接自然現象が当たるため】こんな過酷な状況では、コーキングボンドで埋めてもほんの数年で劣化してしまいます。
そのため、今回のこちらの谷樋鉄板のように、このまま取り外してみると屋根の野地部分ではこのような凄惨たる右の写真のようになっていました。
コーキングが切れて屋根地まで雨漏りしていました。
雨が侵入して(赤矢印)こげ茶色になっている範囲全てが、雨漏りしていた確固とした証拠となります。
なお、取り替え交換作業を行う過去数日間の間は、良い天気が続いていました。
ちなみに、【何故?穴が開いた鉄板にコーキングボンドで埋めてはいけないのか?】と言う話を、こちらの現場ブログの中段に書いていますので、お暇な時にでも見てください。↓↓↓
『東浦町にて一階屋根谷部で雨漏りの原因となった谷樋を新しい谷樋へと交換します』
谷部に新しい谷樋鉄板を取り付けて行きます。
現在、谷樋鉄板の材質の主流として・・・
1.ガルバリウム鋼板
2.カラーステンレス銅板
この2種類が屋根の谷部に使われている谷樋の材質の主流と言われています。
軒先部の先端を、雨樋に雨水が流れやすくするように、谷樋板金の先端を加工処理を施しておきます。
谷樋鉄板の両側には、屋根材の一種で【水密材】を取り付けて置きます。
この水密材を取り付けることによって、谷樋鉄板の両端から雨水がオーバーフロー(溢れ)することを防ぎます。
新しく取り付けられた谷樋鉄板に重ねるように、一番初めに取り外しておいた屋根瓦を順序良く復旧していきます。
屋根瓦を固定するには、屋根瓦に元々開いている釘穴を利用して、ビス釘を打ち込み屋根瓦を固定をしていきます。
ただ、周辺の屋根瓦は谷部鉄板に雨水が流れやすいように、それぞれにあったサイズで加工されています。
サイズによっては、釘穴を流用してビス釘打ち固定が出来ないぐらいの小さなサイズもありえます。
その時は、針金などを使って吊りながら縛って固定をしていきます。
それ以外にも、専用工具で屋根瓦に釘穴が明けれるぐらいのサイズなら、穴を開けてビス釘を打ち込んで固定することもありえます。
修復した谷樋周辺の屋根瓦に対して、落下防止で屋根瓦の先端にコーキングボンドを打ち落下防止の一つとして作業をしておきます。(赤矢印先)
屋根上に準備して置いた、作業道具や余った材料などを降ろしてから、屋根全体を掃除してから作業の完了報告をお客様にお伝えしました。
作業中に撮影した作業工程の写真を見てもらいながら報告の説明をさせていただきました。
お客様にも写真を見てもらい、『これで雨漏りの心配することが無くなりました』と大変喜んでいました。
弊社で発行しているアンケート表に、記入のお願いをお客様にさせていただきました。
お客様も快くアンケートの用紙の記入にご協力してもらうことができました。
(施工保証書のイメージ図)
後日、弊社で発行している施工保証書をお持ちしてお渡しにまいりました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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