2024年07月14日追記
東浦町にお住いのお客様の、建物屋根に施工されている洋風平板瓦(F形)。それが、外装工事中に広範囲にわたって破損したため、差し替え作業などを含めてご相談いただきました。お時間を合わさせていただきまして、雨漏り点検から行うためにご訪問させていただきました。外壁の塗装の塗り替え工事で、職人さんが瓦の上を歩行して破損したそうです。ただし、この瓦は特に破損しやすい事で有名な瓦でした。そして、この瓦を製造した瓦メーカーも、すでに廃業しているそうでした。特にこのリーマンショックの前後から、瓦メーカーの倒産が続いています。お宅の屋根も瓦だった場合、もう既に廃版で手に入らない可能性はありえますよ!専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
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施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 漆喰工事
- その他
|
築年数 |
築20年以上 |
施工期間 |
3日間 |
工事費用 |
約10万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
外装工事の最中に作業者さんが乗って広範囲にわたって割れた屋根瓦になります。ただし、こちらの屋根瓦に関しては業界関係者の中ではすぐに破損すると言われるほど有名な屋根瓦でした。
洋風平板瓦(F形)の中でも、軽量化を目指して屋根瓦全体の肉厚を削り去ることで軽量化が出来ました。ただし、その肉厚を削ったことで基本的な耐久力が無くなってしまい、足をかけただけで割れてしまう屋根瓦が出来てしまいました。なお、こちらを製造した瓦メーカーは、すでに倒産してしまっていました。
こちらの現場ブログを読んでいる皆様にも、このように洋風平板瓦(F形)の種類の中で、肉厚をそぎ落として軽量化を目指した屋根瓦があったことを知っていましたか?
そして、軽量化として販売されていた一部の屋根瓦が割れて破損がしやすかったこと。
たぶん、こちらの現場ブログを読んでいるほとんどの方が、そんな屋根瓦があったことも知られていなかったかと思われます。
弊社の運営母体のヤマムラ建装㈱では、100年以上屋根瓦工事を行ってきた経験上、今回のような軽量化したけど割れやすそうな屋根瓦は取引行いませんでした。
営業マンから瓦の見本を触らせてもらっても、軽量化が!と言うよりも、割れやすそう!と経験上感じたため取引はしなかったですね。
一階屋根上に設置されていたエアコン室外機を送架台の下でも、屋根瓦が割れて破損していました。こちらは、作業者が乗ってと言うよりも元々の新築当時から割れていたように感じられます。
2階屋根にも登り屋根点検を行っていきました。幸い、屋根勾配が緩かったため(約3寸程・約16度ほど)、屋根から落ちる心配は少なさそうです。むしろ、屋根勾配が緩すぎて落ちてきた雨水が、屋根瓦を逆流しなて雨漏りしないかと心配するほどでした。
軒先部先端の屋根瓦も割れていました。原因として仮設足場を解体する際に、作業者が屋根から落下しないようにバランスを取る際に、力が入って割れたのではないかと考察されます。この他にも、広範囲で割れて破損していた屋根瓦はありましたが、大体が同じような写真のため(屋根瓦に白色の防水テープが貼っている)、割愛させていただきました。
今回、屋根補修作業の提案として・・・
1.割れた屋根瓦を取り剥がして、新しい屋根瓦で差し替える屋根補修作業。
2.製造会社が既に倒産しているため、同じ屋根瓦は手に入らないこと。
3.代用の屋根瓦での屋根補修作業になること。
などをご提案させていただき、その内容に沿ったお見積書を作成させていただきお客様にお渡しに参りました。
前回、雨漏り屋根点検を行い屋根補修作業としての提案と共にお見積書をお渡ししていたその内容で、屋根瓦の差し替えをする補修作業での依頼をいただきました。
屋根瓦を取り剥がすときの注意点になります。割れている瓦の断面を素手で触ると、場合によっては鋭利な刃物のように手を切ることがあります。危険な作業の一つとなるためお客様では行わずに、必ず!近隣の専門業者さんに屋根補修作業の依頼をお願いしてください。
屋根瓦同士の接触点となる場所に、コーキングボンドを塗ってお互いの瓦同士を接着するようにします。
代用品の屋根瓦となりますが、剥がしたところに順序良く差し替えていきます。柄は違いますが、縦横のサイズは同じなため隙間なく差し替えることが出来ました。
一階屋根に架台を設置してエアコン室外機を置いている状態です。初めにエアコン室外機の架台を持ち上げ浮かせている間に、割れている屋根瓦周辺を剥がして新しい屋根瓦へと差し替えていきます。
隅棟部際の破損した屋根瓦を差し替え屋根補修作業を行っていきます。こちらの作業の注意点として・・・隅棟際の破損した屋根瓦を取り剥がす際に、隅棟部の屋根漆喰(一部)を取り剥がしてから差し替え屋根修復作業を行っていきます。修復作業完了後に、差し替えした新しい屋根瓦の上に(一部)取り剥がした屋根漆喰を新しく塗り直していきます。(赤矢印)
屋根の勾配が緩かったお陰で、二階屋根の先端に当たる軒先部付近でもバランスを崩すことなく修復作業を行うことが出来ました。ここの周辺は、同じ新しい屋根瓦を纏めるように差し替えして屋根修復作業を行ってみました。
全ての割れていた場所に、新しい屋根瓦へと差し替え屋根修復作業が終わってから、材料や作業道具を降ろして屋根全体を掃除を行った後で、お客様に屋根修復作業の完了をご報告をさせていただきました。修復作業中の写真を見てもらいながらも、お客様は『こんなにも簡単に割れる屋根瓦なんですね↓』と嘆きながらも、『割れていた屋根瓦を全部治していただいてありがとうございます』と、お声をいただきました。
屋根修復作業の完了後にお客様にアンケートのご協力を…
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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