東郷町にて、建物1階屋根部分に取り付けられていた屋根瓦が、経年劣化による葺き替え工事を行ったとき、カラーベストの屋根に出来ないか？と、取引先の建築屋さんよりご相談をいただきました。

お客様に、カラーベスト屋根に替えるためのメリットデメリットをお伝えしました。
必要な作業項目を記載したお見積書を、建築屋さん通しでお渡ししていただきました。

お客様、ご家族でお話の上、後日に工事のご依頼をいただきました。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	雨漏り点検瓦屋根補修（差し替え、ずれ・破損補修）スレート屋根補修（一部差し換え・コーキング補修）屋根葺き替えその他
築年数	築５０年以上
施工期間	実働　約１０日ほど
工事費用	約２５０万円ほど

古い屋根瓦を撤去していく様子

古い屋根瓦を、屋根から撤去する流れのイメージをご紹介いたします。

一枚ずつ屋根瓦を取りのぞいていきます。
落下しないように、取りのぞいた屋根瓦を一塊にして置いて行きます。

取りのぞいた屋根瓦を一塊ずつ置いてあったのを、今度は運搬用のトラックに積み込んでいきます。

その後、接着代わりで屋根瓦の中に入っていた、風化した屋根土も取り剥がしていきます。

屋根土を土嚢袋に入れて、一袋ずつ運搬用のトラックに積み込んでいきます。

屋根土をすべて取り切った後に、杉皮と言う屋根の野地板と屋根土との間に取り付けられている、現代の防水紙の代わりとなる杉皮板もすべて取り剥がしていきます。
掃除をして細かい砂や杉材などをすべて取り剥がしたら、屋根瓦の撤去工事が完了となります。

これが、作業の流れのイメージとなります。

屋根の野地板をかさ上げします

屋根瓦からカラーベストに屋根材を替える為に、野地板の高さをかさ上げしないとカラーベストを屋根に施工することが出来ないです。

野地板をかさ上げする高さ幅として、垂木を入れて高さ幅とします。
高さ調整用の垂木は、ビス釘で止めていきます。
取り付け幅の寸法として、屋根躯体での垂木が施工されている幅サイズで取り付けて行きます。

屋根の先端部分でもある軒先部の、その先端部分に垂木の先端を合わせて、ビス釘で固定打ちしながら取り付けて行きます。

かさ上げ用の垂木を取り付けて行く時に、上場の高さを平均的に合わせる為に水糸を引きながら(大きな赤矢印)、それぞれのかさ上げ用の垂木の高さを調整していきます。

高さを調整するのに、木材の端材をかさ上げ垂木の下場に入れながら、ビス釘で打ち込みながら固定していきます。

屋根野地板として合板を貼って行きます

かさ上げ用の垂木を、全て高さ調整をしてビス釘で固定打ち込みしたら、その上から野地板として合板を貼って行き屋根の野地板とします。

カラーベストを施工して行きます

その後、合板の上からルーフィング（防水紙）を軒先部から大棟部にかけて一列ずつ貼って行きます。

その後、１梱包８枚ずつに包まれたカラーベストを、使う枚数分で屋根上に上げ越して行きます。

カラーベストを屋根に取り付けて行く前に、前準備として屋根の先端部分に当たる【軒先部】や屋根の両端部分に当たる【ケラバ袖部】、壁当たり部付近の【壁際部】に、それぞれ専用の雨水流れ用板金を取付けて防水処理を行っていきます。

一列ずつ横にカラーベストを屋根に取り付けながら、軒先部から大棟部の方に登って行くようにカラーベストを一枚ずつ取り付けて行きます。

大棟板金の取り付けの様子

大棟際で、棟板金を取付ける為の土台材を取り付けて行きます。

今回の材質は樹脂製材で取り付けて行きます。
土台材を取り付ける理由として、棟板金の固定釘を打ち込むためと棟板金の高さ調整の為であると考えられます。

大棟部に土台材を取り付けた後で、上から重ねるように棟板金を挟み込むように取り付けて行きます。

棟板金同士の接続部には、接着と防水処理のためお互いの隠れる場所にコーキングボンドを塗っておきます。

大棟部の土台材に挟み込むように、棟板金を取付けて行き固定用で棟板金の横側部分から、固定釘を打ち込んでいき釘頭もコーキングボンドで塗り防水処理を行っていきます。

棟板金まですべて屋根作業が完了した後で、使用した作業道具や材料の余った分などを屋根から降ろします。

その後、作業範囲を掃除を行ってから、お客様に作業完了をお伝えさせていただきました。
作業中の写真で、作業内容をご説明させていただきました。

お客様も『古臭くて重そうな屋根だったのが、軽くてすっきりした屋根になって嬉しいです』と語っていただきました。

アンケート用紙の記入のご協力をお願いしました

お客様に工事完了のご報告をさせていただいた時に、弊社で発行しているアンケート表に記入のご協力のお願いをさせていただきました。
お客様も快くアンケートの用紙の記入に、ご協力していただきました。

アンケートにご協力していただいたお客様の声

今回の施工事例で引用しました現場ブログのリンク先

古い屋根瓦の撤去する流れのイメージを書いた様子はこちらから↓↓↓
『東郷町で日本瓦からカラーベストに交換するために屋根の高さを上げてみました』

古い屋根瓦からカラーベストに葺き替えしている作業の様子はこちらから↓↓↓
『東郷町にて古くなった和瓦をカラーベスト屋根材で葺き替え作業をします』

アメピタ名古屋南店では

雨漏り調査・雨漏り修理なども対応しています。
それ以外にも、住宅の屋根・壁・樋の外装工事のすべてや住宅の内装工事のすべて、カーポートなどの住宅の外構工事、そして住宅の解体工事も対応しています。
一度、気軽にご連絡をください。
ご相談やお問い合わせのメールはこちらから⇒
※弊社は少人数で業務を行っているため、『個人のお客様』と『弊社と昔から取引がある会社様』とのお取引を大事にしたいと思っていますのでよろしくお願いします。

アメピタ名古屋南店のトップページへ
こちらからトップページに戻る⇒

色々な現場のことを書いている、現場ブログ一覧はこちらから⇒
一つの現場作業の一連の流れを紹介している施工事例はこちらから⇒
アンケートにご協力いただいたお客様の声に進む⇒

こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】

地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。

初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。

雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください

１．交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
２．建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
３．雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
４．建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
５．キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
６．内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
７．照明器具など電気工事などのご相談
８．カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
９．低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談