2024年08月17日追記
名古屋市中区にお住いのお客様より、台風などの強い風を伴った大雨が降ったときや、突発的に大量に降るゲリラ豪雨などがあると、建物の玄関で雨漏りして雨染みが出てくるそうです。
普段の小雨程度では、雨染みも雨漏りしている形跡も無さそうです。
初動調査での目視点検で、銅板で造られた谷樋鉄板から雨漏りしている形跡がありました。
その銅板製の谷樋鉄板を問えり外して、新しい谷樋鉄板を取り付けて行く作業となります。
専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
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施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他板金補修・交換
- その他
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築年数 |
築40年ほど |
施工期間 |
約2日間 |
工事費用 |
約15万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
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見える範囲でしたが、天井裏もライトを当てて確認してみました。野地板の方に、雨漏りしていた痕が残っていました。このままの状態で残しておくのは、屋根裏内で湿気が残ってしまいます。
建物の躯体である木材が腐食してきてしまうため、早めの対応をした方が良いかと考えられます。
平屋の建物の屋根部分に登っていき、屋根の雨漏り点検を行っていきました。ここまででも、ほぼ80%の確率で(頭の中ですが)雨漏りしている原因を判断出来ていました。その答え合わせとして、屋根の方を確認してみました。
予想とおりでしたが、谷樋鉄板に関して雨漏りの原因を作っていました。
しかし、ここで予想していなかったことが・・・お客様からは伝えられていなかったのですが、どうやら谷樋鉄板の部分が一度修繕されている形先が見つかりました。ただ、その修繕方法があまりよろしくない方法でされていたので、それも雨漏りの原因となりえるのかな~と、考えました。
前回の修繕工事の際に、大棟を解体してまた再度取り付け工事が、(たぶん)面倒と感じてしまったと思います。
谷樋鉄板の頂点部分をわざと残して、その下部分から先端までを谷樋板金を差し込むように作業してありました。
このやり方は、安価で時間もかからずに修理できますが、この作業の問題点は雨漏りの原因を取りのぞいた作業となりません。
そのため、作業完了してから数年後には、また雨漏りを起こしやすい状態となります。
そして、新たに差し込むように取り付けた谷樋鉄板も、両端に雨が溢れない用の折り返しも無いただの板金板のため、余計に雨漏りがしやすい状態になっております。この当時のこのような作業をしている輩では、お客様との契約書も取り交わしていなく施工保証書も発行されていないので、泣き寝入りするしかなくなってしまうのですよね。いくら、お客様が怒ってクレームを出しても、業者は逃げて行く可能性の方が高くなりますね。
そのため、作業をお願いする元請け業者さんには、最低でも下記の三点を取り交わしたり提出してもらったりしてください。1.契約書の取り交わし。2.施工保証書の発行(多分3年~5年ほどの保証期間かと思われます)。3.工事作業中の作業工程の写真(工事完了報告書として)の提出。この三点に関しては、最低でも元請けさんに動いてもらいましょう!
原因も確認できて、撮影した写真をお客様と一緒に見ながら現在の状況をお伝えしました。
屋根裏から見えた部分から、玄関屋根の谷樋部分かと予想していました。
それに輪をかけて、以前に谷樋を修繕したのも含めて雨漏りの原因として判断できます。
作業の提案として、谷樋鉄板はすべて取り剥がしていきます。
以前に修繕した分も、現在は役に立っていなくむしろ雨漏りの原因を引き起こしていました。
この部分も含めて全撤去をしてから、新しい部材で谷樋鉄板を取り付ける作業を行うことを伝えました。
取り替え作業を含めて、関連する作業内容をベースにお見積書を作成してお渡しに参りました。
お客様より、お見積内容での工事の依頼をいただきまので、契約書を取り交わしさせていただきました。
その後、協力業者のスケジュールを打ち合わせて段取りして、お客様に日程のご報告をさせていただき、作業の方を進めて行きました。
激しい雨などで雨漏りを引き起こしていた、経年劣化していた古い谷樋鉄板を、取り剥がしていく作業をまずは行っていきました。古い谷樋鉄板を取り剥がしていく前に、その谷樋鉄板に重なるように干渉していた周辺の屋根瓦や、八谷部の頂点に干渉している大棟部の一部を取り外していきます。
新しくルーフィングを貼って谷樋鉄板を取り付けて行きます
経年劣化していて雨漏りを引き起こしていた谷樋鉄板を取り剥がした、その谷部芯に対して防水処理としてルーフィングを貼っていきます。雨漏りを起こさないための防水処理は、この先の作業工程で複数個所で防水作業を行っております。そのため、このルーフィングに雨水が届くことはその複数の防水か所を潜り抜けて最後に到達する場所となります。言ってみれば、ルーフィングが雨水から建物を護る、最終防衛ラインの役割を担っております。まぁ~、そこまで大げさな話では無いですが、やはり現在の建物の(屋根を含めた)外装部分は、防水処理の観点から考えても、ルーフィングとは切っても切れない関係となっております。
この後の新しい谷樋鉄板の取り付け状態にもかかわりますが、屋根の頂点から敷いてきたルーフィングは、先端部分は加工しやすいように余分に伸ばしておきます。
谷部の芯に貼っておいたルーフィングの上に、ガルバリウム鋼板で作った新しい谷樋鉄板を、重ねるように取り付けて行きます。そして、防水処理として雨水の横溢れ防止として、谷樋鉄板の両端に水密材を取り付けておき、雨水が溢れそうなところ押し戻して谷樋板金の芯に流れるようにしておきます。
最初の作業工程で取り外しておいた屋根瓦を取り付けて行きます
今回の作業工程として、初めの方にて古い谷樋鉄板に重なって干渉していた屋根瓦や大棟部の棟瓦を、同じような場所に取り付けなおしていきます。この材料で、谷部鉄板に重なるように取り付けることで、これもまた雨水に対しての防水対策となり、谷樋鉄板の芯に雨水が流れるようになっております。
もう一度取り付けなおしている大棟部の棟瓦に関しては、両方にズレ落ちないように南蛮漆喰(漆喰とセメントが含有)で固定しながら、お互いの棟瓦を針金線で縛り合います。
棟瓦を積み上げて行く時に、一段ごとに下方に若干力をかけて取り付けて行いきます。
下の段の棟瓦が押し出されるようになってくるので、お互いを針金線で結びあって押し出されない対策を取って行きます。
作業の為、屋根上に材料や作業道具などを置いておく足場板をかけてありましたが、屋根より作業道具や工具を降ろしていきます。次に材料など余ったものを屋根より降ろして、足場板をすべて取り外していきます。屋根上に物が置いていない状態となりましたら、作業した範囲を電動工具のブロワーで掃き掃除を行っていきます。そこまで完了して、お客様に作業の終了を伝えさせていただきました。お客様も、『おつかれさまです』『屋根が綺麗になって雨漏りの心配はしなくて良くなったのですね』と、喜んでいました。初動調査として、激しい雨が降ると雨漏りしてくるので雨漏り点検を行った様子はこちらから↓↓↓『名古屋市中区にて台風やゲリラ豪雨などで雨染みが発生!玄関中心の雨漏り点検』お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市中区にて雨漏りする屋根の谷部!谷鈑金を交換後お客様へのアンケート!』
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