東海市にて昔から取引があったリフォーム屋さんより、外壁の塗り替え工事で作業者の安全対策で設置した仮設足場がある間に、お客様より屋根の方も点検してほしいとお願いされたそうです。

そのリフォーム屋さんが、屋根の方を探索してみたのですが破損や劣化で交換するほども無いぐらい特に問題の無い状態でした。

そこで屋根瓦の台風での飛散しないように、補強工事として屋根瓦同士をコーキングボンドで塗って接着し合う、ラバーロック工法をお客様にご提案したそうです。

お客様も台風で飛散するのもとの思いもあって、ラバーロック工法として追加注文をお願いされたそうです。

一枚の屋根瓦の側面部分や前面山部にコーキングボンドを塗っていき、屋根瓦の両隣や上下の屋根瓦との接着し合うラバーロックの作業の様子をご紹介いたします。

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	瓦屋根補修（差し替え、ずれ・破損補修）応急処置対応その他
築年数	築２５年ほど
施工期間	１日
工事費用	約２０万円ほど

施工事例で引用した現場ブログのリンク先

こちらの施工事例の見本となった現場ブログはこちらから↓↓↓
『東海市にて外壁塗り替え工事で追加で応急処置として屋根瓦をコーキング補強します』

ラバーロックで屋根を接着していきます

東海市にて、工事のきっかけでも書いてありますが昔からの取引先でもあるリフォーム屋さんより、屋根にコーキングボンドで接着し合うラバーロックのお見積りの依頼をいただきました。

屋根寸法は、そのリフォーム屋さんの方で採寸していただいたので、その数値でお見積りを作成していただきその価格でお客様からもご了承を頂いたので、作業を行うためこちらの東海市のお客様のもとへご訪問させていただきました。

こちらの建物の造りとしては、和風の二階建て建物となり屋根の方が切妻屋根となっておりました。

ラバーロック作業を開始しました

屋根全体にラバーロックを行うために、必要本数のコーキングボンドを持って屋根に登って作業を開始しました。

屋根の方にコーキングボンドで塗っていった面は、コーキングボンドが乾くまでは歩行してしまうとその塗ったコーキングボンドが、靴の裏に引っ付くため作業後は乗らないようにしておきます。（夏日は約一日ほど冬日は約２~３日ほど）

そのため塗り方としては、屋根瓦の縦通り一列ずつを屋根の頂点部分でもある棟際から、屋根の先端部分でもある軒先部にかけて上から下に塗っていきます。

その様にコーキングボンドを塗っていきながら、屋根の右端（左端からでもやり易い方から）縦一列ずつ屋根瓦にコーキングボンドを塗っていきます。

屋根瓦一枚に対して、横側の側面に一本コーキングボンドを塗っていきます。

それでも屋根瓦同士が接着し合うのですが、ここに屋根瓦の前面の山部にもコーキングボンドを塗っておくことで、一枚の屋根瓦に対して上下でも屋根瓦同士が接着されることになります。

ただしここで重要な注意点があって、一枚の屋根瓦の前面部分にコーキングボンドを塗る時には、山部だけを塗るようにしてください。

間違っても、屋根瓦の前面部分の谷部には絶対にコーキングボンドは塗らないように、それが原因で雨漏りを起こしてしまう可能性がかなり高くなってしまいます。

ラバーロック作業を行った部位別

棟違い部の作業

屋根形状で写真の様な大棟部が、互い違いに変わっていく形状を【棟違い部】と呼ばれております。

この様な屋根形状が出来る理由として、敷地の大きさと建物自体の間取りの作り方によっては、この様な棟違い部が出来るようになっております。

下の段の大棟部には、奥側に折れるように屋根面があります。

その裏に返してきた屋根面の屋根瓦に、ラバーロック工法としてコーキングボンドを塗っていき屋根瓦同士を接着して固定を施していきます。

一番大きな屋根面にもラバーロック工法を行っていきます

こちらの二階建て屋根の一番大きな面にも、一列ずつコーキングボンドを塗っていき接着して補強固定を行っていきます。

一階屋根部分にも屋根瓦が施工されていました

一階屋根部分にも屋根瓦が施工されていましたので、そこにもコーキングボンドを塗っていきました。

特にこの一階屋根部分には、仮設足場を設置するための土台部分の一部でもあるジャッキ部があります。

このジャッキ部の遊び部分を持ち上げて行き、その下になっていた屋根瓦にもコーキングボンドを塗って接着固定を施していきます。

コーキングボンドを塗り終わった後は、仮設足場のバランスが悪くなるため持ち上げたジャッキを元の場所に戻しておきます。

後片付けを行います

一階屋根部分まで、コーキングボンドを塗って接着固定をするラバーロック工法を行っていったら、使用済みのコーキングボンドのパウチなどを片付けて行き簡単に掃除を行っていきました。

掃除が完了して作業の完了となりましたので、お客様には工事の完了をお伝えさせていただきました。

その後、作業の内容をスマホで撮影した写真を見てもらいながら、簡単ですがご説明させていただきました。

お客様も写真を見て、屋根瓦同士が接着している理論を分かっていただきまして、理解をしていただきました。

理解していただいたところで、屋根瓦が強風でも飛ばないかと感じられていたそうで喜んでいました。

コラムブログも書いています

悪徳・悪質訪販業者やリフォーム会社について書いたコラム
『飛込み訪問業者や悪質訪問リフォーム業者などの無料点検詐欺への対策方法として』

仮設足場や材料を道路に置いておくための道路占有許可申請など
『仮設足場や材料などが道路に出る際は必ず道路使用許可や道路占有許可をとりましょう』

少しだけ火災保険をかけることの必要性について書いています
『名古屋市南区にて強風で被害があった時の火災保険の必要性！屋根瓦の破損などの修理』

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