2024年08月13日追記
名古屋市港区にて、屋根瓦が葺いている屋根から室内へと雨水が浸入しているそうです。お客様のお話では、かなり前から雨漏りしているそうらしいです。
雨漏りしている、一階の屋根には養生でビニールシートをかけたそうです。
しかし、それでも雨水が入ってくるみたいです。原因を探るために、目視による点検調査を行いにご訪問させていただきました。一階の屋根からの、雨漏りしているのは確定していそうでした。
雨漏りしている一帯を中心に、目視による点検調査を行っていきました。
そして、工事が必要な場合は、工事のご提案もさせていただきます。提案内容としては、屋根瓦から屋根土などを捲っていき、雨漏りしている屋根を修復していく感じかと思われます。専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら!
『被害拡大を防ぐ!雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他
- 屋根葺き替え
|
築年数 |
築45年ほど |
施工期間 |
2日ほど |
工事費用 |
約15万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
お客様のお住いのお宅へご訪問させていただき、そのまま目視による屋根の点検調査を行わさせていただきました。屋根瓦の通りが崩れているように見えましたが、雨漏りしてかなりの年数が経過したのかと予測しました。
お客様の方で、雨水が室内に入らないように防ごうと考えて敷いていたビニールです。
このビニールの素材では、雨漏りなどの養生としてはあまり有効な素材では無いですね。ビニールを屋根瓦の上に敷いたつもりですが、固定の方法がそれぞれの範囲内の屋根瓦でビニールを挟んで取り付けられていました。これでは、ちょっと強い強風でめくりあがってしまうので、本来は四隅に土などを入れて重量化した土嚢袋を置いて行きます。
ただ、その土嚢袋が滑り落ちないようにもしないといけないので、あまり素人の方がしっかりと行うには少しハードルが高くなってしまいますね。
雨水が屋根から浸透しすぎていて、屋根の裏側部分でもある化粧板を腐食させて破損していました。割れた原因は、腐食してからその上に載っている屋根瓦や屋根土の重みが加わってしまって、半分に割れてしまったのだと考えてみました。
建物の外壁部分と屋根瓦が当たるところでは、屋根面に当たっているはずの光が屋根裏まで届いていました。通常の屋根の状態では、この様なことは絶対にありえないのですが、屋根瓦の通りがかなり崩れてしまってそこから光が通ってしまっていそうですね。光が通っているのなら、雨水も簡単に侵入してしまうので、この様な化粧板が腐食劣化を起こしてしまいましたね。その化粧板が割れたところからは、屋根瓦や屋根土などの裏面が見えておりました。この状態でもう少し放置していたら、屋根瓦などが落下する可能性は十分あり得ますね。
雨漏りしている部分以外の屋根は、築年数の古さはありますが特に雨漏りするほどの劣化や損傷は見当たりませんでした。雨漏りしている原因が不明になりかけたときに、二階屋根部分を見上げてみたら、屋根の先端部分でもある軒先部に取りつかれているはずの雨樋が部分的に破損して無くなっていました。雨樋が破損して無くなっていると、降雨の時に二階部分で落ちてきた雨水が、ダイレクトに一階の屋根の方に落ちてきます。その様な状態が続きすぎると、一部だけ屋根瓦の通りが崩れるほどの雨漏りが起きてしまいます。このため雨漏りした原因として、多くの雨水が落ちてきたことでその下の屋根が、周りよりも劣化が早まったのではないかと考えました。
雨漏り点検を終了後、お客様と現状を撮影した写真を見ていただきご説明をさせていただきました。
雨漏りしている屋根周辺を、屋根瓦などを一旦取り外して屋根補強をしていく修繕工事のご提案をさせていただき、そのご提案をベースにお見積書を作成しお渡ししました。
後日、お客様からお見積りの内容で作業をご依頼していただいたので、準備段取りを経て作業を行うためにお客様のお宅にご訪問しました。
雨漏りしている屋根周辺の修繕工事を行うために、まず初めにその周辺の屋根瓦を取り外していきます。なお、取り外して屋根瓦は最後でまた使いますので、破損したり落下したりしないように、安定した場所で確保をしていきます。
屋根瓦を雨漏りしている範囲中心に取って行きましたら、その後は、土嚢袋に屋根土を入れて順次降ろしていきます。屋根土に関しては、この先は使えれることはほぼ不可能なため、このまま処分するために運びやすいように土嚢袋に積んで行ったのです。屋根土がほぼ再利用が不可能な理由として、屋根土に入っているのが粘土質の土にスサなどを入れて基本腐らせてから使用しています。
そのため、乾いた状態になっているとたとえ水などを入れて柔らかくしても、粘着力が全く皆無になっていしまうので再利用は出来ないのですよね。仮に、水以外にもスサなどを入れても、再利用するためには・・・1.屋根土を練り上げるための汚れても良い敷地が必要になります。2.腐らせるため、数週間はその敷地内で寝かせなければいけません。3.屋根土を再利用するために、そこそこ高額な屋根土利用代金が可能性がありえます。ということで、屋根土を再利用するメリットはほとんど無いため、そのまま処分することとなります。
屋根土まで取り剥がしていくと、野地板が腐食していて建物の外壁奥の室内の方に大きな穴があいていました。ここまで大きめな穴があいてしまうと、雨が降るたびに室内に雨漏りするのかと考えれますね。屋根の構造部分でもあるタルキも、腐食して先端部分から剥がれ落ちていました。ここまで垂木が劣化していると、屋根にかかる重量が捌ききれないので、タルキに関しては側方に新しい垂木を補強として打ち込んで行きます。そこまでの作業が進むと、最後は屋根全体に穴となった部分に野地板合板を貼っていき、防水紙でもあるルーフィングなどを貼っていきます。
修繕作業を行うために最初の方で行った、屋根瓦を取り剥がしていったのですが、その屋根瓦を新しい垂木や野地板合板などの上から取り付け行きます。雨漏りしていた屋根範囲は、新しい野地板合板の上から桟木を打って行き【乾式工法】として、屋根瓦を取り付けて釘などを打ち込み固定しながら屋根に取り付けて行きます。
なお、屋根の通りに関しては若干斜めに葺いていますが、これに関しては今回めくっていない屋根の通りに沿って取り付けて行かないと、取り外した範囲の屋根瓦が取り付けることが出来なくなります。そのため、取り外していない屋根の通りに沿って今回の修繕箇所も同様に取り付けて行かないといけませんね。
雨漏りしていた屋根の範囲に、取り外しておいた屋根瓦を全て同様の場所に取り付け終わったら、取り付けた屋根瓦が落下しないように屋根瓦の側方部にもコーキングボンドを塗っていきます。コーキングボンドが乾いていくと、接着されているので塗った屋根瓦同士が固定されて取れにくくなりますね。最後に、作業を行った屋根の範囲にブロワーで噴き掃除を行っていきます。お客様には、作業の完了をお伝えして作業中に撮影した写真を使って、工事の内容をご説明させていただきました。写真を見ながら、お客様も屋根の穴が塞がれたのでこれで安心しますねと、喜んでいました。今回の施工事例で引用した屋根の目視点検の現場ブログはこちらから↓↓↓
『名古屋市港区にて屋根が雨漏りする原因!二階屋根の雨樋が破損して雨水が落下!』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市港区にて屋根に穴があいて雨漏りしていた屋根を修繕工事で復旧しました』
1.日々の現場ブログのページはこちらから移動できますよ!
2.弊社でこれまで行った施工事例はこちらから読めますよ!
3.お客様との記念撮影やアンケートなどの一覧となります!
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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