名古屋市南区にて、二階建ての二階の部屋から雨漏りしていることをご連絡をいただきました。点検してみて、屋上屋根が勾配の無い陸屋根で、屋上防水が劣化していたのが原因と予想しました。陸屋根の屋上防水が劣化し、雨漏りが発生してしまった場合、通気緩衝工法を活用して新たな防水作業を行うことが重要です。屋上の防水が劣化すると、建物内部や外部に水が侵入し、建物の劣化やカビの発生などの様々な問題が引き起こされる可能性があります。通気緩衝工法は、通気緩衝シートを既存の防水層の上に敷設し、その上からウレタン防水を施工することで、下地からの湿気を効果的に逃がすことができる防水方法です。この工法を採用することで、水蒸気が逃げ道を持ち、防水層の膨れや耐久性低下を防ぎ、建物の構造部へのダメージを最小限に抑えることができます。雨漏りを解消し、建物の耐久性を高めるためにも、通気緩衝工法を取り入れた新しい防水作業を積極的に行うことが必要です。
施工内容 |
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築年数 |
築50年ほど |
施工期間 |
1週間から10日ほど |
工事費用 |
約80万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
雨漏りが発生した2階の部屋の押入れから、押入れを中心に雨漏りの点検調査を行いました。通常、雨漏りは屋根からのものと思われがちですが、実際には他の原因も考えられます。押入れ周辺の点検を行うことで、雨漏りの原因を特定することができる場合があります。押入れ周辺からの漏水が原因である可能性もあれば、他の場所からの漏水が原因である可能性も考えられます。慎重な調査が必要となります。点検調査を進めると、押入れの天井部分や付近の内壁に雨漏りの形跡が見つかりました。この部分を中心にして雨漏りが発生している可能性が高いと考えられます。漏水箇所の特定と修理を行うことで、雨漏りの解消につながります。
おそらく、屋根部分の防水が劣化している可能性が高いでしょう。雨水が天井板と内壁の境目から流れ落ち、止水としてタオルが置かれている状況から考えると、雨漏りのリスクが高いと思われます。屋根の点検調査を行い、必要に応じて修理や補修を行うことが重要です。安全を考慮して、自ら屋根に上ることは避けてください。専門知識が無いと、かなり危険な行動になりますので。
雨漏りが一階の居間部分の天井にも影響を及ぼしていました。屋根にはカラーベストという屋根材が使用されており、十数年前に塗装工事が行われたそうです。その塗装が雨漏りの原因となっている可能性があるようですね。カラーベスト屋根の場合、塗装の状態や縁切り、タスペーサーの設置状況などを確認することで雨漏りの原因を特定し修理することができます。これ以上の雨漏りの被害を納める為に、早めの対応が重要になりますね。
屋上屋根へと、脚立を使って登ってみました。目視による点検調査なのですが、かなり屋上防水が劣化しているように見えました。屋根の上での点検調査では、陸屋根の防水状況を確認することが重要です。通常、陸屋根の防水は約15年ほどで交換時期がやってきます。防水層が劣化していると、雨漏りのリスクが高まりますので、放置せずに適切な対応が必要です。点検調査では、屋根材の状態や防水層の劣化具合を注意深くチェックします。劣化が見られる場合は、早めの補修や交換を検討しましょう。
屋根の防水状況が劣化していることを確認しました。さらに、屋上には温水器が設置されており、お客様によると長い間使用されていないそうです。温水器は、防水作業に影響を与える可能性があるため、お客様のご希望もあり撤去することになりました。温水器の撤去費用もお見積りに含めていく予定です。お客様のご要望に合わせて作業を進めていく予定になっております。
庇の立ち上がり部分の防水が緩んでいる状態は、雨漏りの原因となります。外周部分で防水が剥がれ始めているということは、早めのメンテナンスが必要です。特に陸屋根形状の屋上外周側は、水が溜まりやすい場所なので、状態を確認し、修理や補修を行うことをお勧めします。防水処理が不十分な状態では、雨漏りのリスクが高まりますので、早めの対処が重要です。
陸屋根の屋上防水には、雨水が溜まったときに外側に流せるドレン部分があります。このドレン部分には、穴があいて水が流れる用のパイプが取り付けられています。そのドレン部分の周りが、目視でも判断できるほどかなり劣化していました。ドレンの劣化は、ベランダや屋上防水の雨漏りする可能性が高い場所となっております。ドレン周りの劣化が進行している場合、早めのメンテナンスや修理が必要です。劣化したドレン部分は雨漏りの原因となり、建物全体の防水性能を低下させる可能性があります。定期的な点検とメンテナンスを行い、問題を早めに解決することが重要です。
カラーベスト屋根材に塗装を行った際に、隙間を埋めずに残す作業が必要です。隙間を埋めてしまうと、雨水が屋根材の内部に溜まりやすくなります。この隙間は水抜きの役割を果たしているため、埋まってしまうと雨漏りの原因となります。写真に写っているように、隙間を埋めずに作業を行うことが重要です。点検調査の結果、陸屋根の防水作業と一階屋根の隙間を切って水抜きを作る作業が必要であることが分かりました。お見積りを作成してお渡ししましたので、ご検討していただきました。
屋根の雨漏りが発生し、点検調査を行いました。その際に作業の提案をさせていただき、その提案を元にお見積りを作成してお渡ししました。ご家族でご相談の結果、お見積り項目で作業のご依頼をいただきました。今回の現場では屋根の作業が必要となるため、作業者の安全対策として仮設足場を架けて作業を行います。
カラーベストが施工されている一階の屋根でも作業を行うために、玄関前から屋上にかけて仮設足場を設置します。お見積もり作成段階では、足場業者にも設置位置の確認を依頼しています。敷地の状態や一階屋根以降の仮設足場の土台の重量を考慮し、壊れることのない位置を調査済みです。現状から、玄関前を中心にカラーベストが施工されている屋根を利用して、陸屋根の上まで仮設足場を設置していきます。
足場部材を運搬してきたトラックから降ろし、地上部分から屋根上まで組み上げていきます。通常は昇降階段を設置しますが、今回は玄関前の敷地が狭いため、足場材料を工夫してハシゴを作成します。このハシゴを使って一階の屋根に登って、屋上まで組み上げて行く体制を取ります。
一階の屋根から陸屋根の屋上まで昇降階段を設置して行います。この昇降階段を利用することで、材料を持ちながら簡単に屋上まで登ることができます。また、屋上に設置されている使用していない温水器を地上まで降ろす際にも、この昇降階段を利用して作業を行うことができます。昇降階段の設置は、作業効率を向上させるだけでなく、作業の安全性も確保する重要な要素となります。
組み上げられた仮設足場の中段部分と上段部分には、材料などを仮置きするための作業床を設置して作業を進めます。特に屋上にある使用していない温水器を撤去する際には、この作業床を使用することが主な目的となります。作業床を使用して地上まで材料を降ろす際には、段階的に行い、注意深く作業を進めていきます。屋上防水工事では、大きな材料やかさばる材料が使用されることは少ないため、作業床を使用する頻度はそれほど高くないかもしれません。他の作業が同時に行われている場合には、作業床を効果的に活用することが考えられます。
陸屋根部の防水劣化による雨漏りの原因を解消するため、新しい防水作業を行うことになりました。まず、作業の安全対策として仮設足場を設置し、防水作業の前準備を行います。現在の陸屋根上から新たな防水作業を行うことはできないため、下準備が不可欠です。作業の第一段階として、高圧洗浄を使って屋上屋根全体を洗浄します。これにより、汚れや古い防水層を除去し、作業の効果を最大限に引き出します。その後、下地の欠損部分や劣化した箇所を補強する作業に移ります。これにより、新しい防水層をしっかりと設置するための土台を整えます。以上の作業を丁寧に行うことで、陸屋根部の防水劣化による雨漏りの問題を解消し、建物をしっかりと保護することができます。安全を確保しながら、作業を進めていきます。
外壁の塗装の塗り替え工事でも、同様な作業が行われます。建物の外壁や屋根全体が年数が経過して汚れや埃が付着している場合、新たに防水作業を行うためには、まずは高圧洗浄を行う必要があります。高圧洗浄機を使用して屋根全体をしっかりと洗浄し、汚れや埃を取り除いておくことで塗料との密着性を高めることができます。これにより、塗料の耐久性や効果を最大限に引き出すことができます。
屋上屋根の防水全体が黒ずみが出来ていました。経年劣化もあり、防水層の表面が荒れて色褪せている状態でした。このような状態では、防水層が劣化しやすくなり、直接紫外線や雨風にさらされてしまいやすくなります。
高圧洗浄機を使用することで、黒ずみを効果的に取り除くことができました。また、周囲の埃も一緒に洗い流すことができました。陸屋根の中央には壊れて使用されていない温水器があり、作業に干渉する場所でしたが、業務用の高圧洗浄機を使用しても、温水器があっても陸屋根を洗浄することができました。
雨漏りした原因となった場所でもある、ドレン部分周辺の脆弱部分を新しい防水作業を行う前に、撤去作業を行っておきます。この作業により、下地の補強作業がより効果的に行えるようになります。屋根全体を洗浄して、脆弱部分を撤去した後には、下地の処理作業へと進んでいきます。撤去作業を丁寧に行うことで、雨漏りの予防につながります。
下地調整用のモルタルを使用する際には、必要な分だけ袋から取り出して作業を行う箱の中に置いておきます。その後、水などを加えて専用の電気工具を使用してしっかりと混ぜ合わせます。混ぜ合わせが完了したら、運搬用のバケツに移し、屋根の上まで運びます。モルタルは空気に触れることで乾燥してしまうため、使う分だけを袋から出して混ぜ合わせておくことが重要です。そのようにすることで、効果的に作業を進めることができます。
陸屋根の下地の調整作業では、屋根に運んできた下地調整用のモルタルを使用します。不陸などがある場所には、モルタルを厚めに塗って均等に調整していきます。屋根全体の下地を均等に整えることが重要です。
次工程の屋根防水作業を進めて行くために、屋根全体にプライマーを塗っていきます。プライマーは塗装作業において使用される下塗り塗料の一種で、素地と仕上げ塗料の密着性を向上させる役割を担っています。金属素材やプラスチックなどの密着性が悪い素材に使用されることが多く、木部用のプライマーを用いることで木部の塗装も可能です。プライマーには水性や油性(溶剤)などの種類があり、下地の状態に合わせて選定する必要があります。プライマーを塗り終わったら、次工程に進んで屋根防水の本作業を行っていきます。
通気緩衝工法では、屋上全体にプライマーを塗布した後、通気緩衝シートを密着させる作業を行います。シート同士の接続部には防水テープを使用してズレや動きを防ぎます。屋上全体に通気緩衝シートを貼りきれば、次の工程であるウレタン塗り作業に進むことができます。
ウレタン塗り作業を行う際には、以下の手順に従って作業を進めていきます。
### ウレタン塗り作業手順1. 【ウレタン塗料の混合】– ウレタン塗料を適切に混ぜ合わせます。メーカーの指示に従い、正確に混合してください。2. 【塗料の均等な塗布】– 適切な塗料の量を計量し、屋上全体に均等に塗布してください。均一な塗布が重要です。3. 【乾燥時間の確保】– 塗料が乾燥するまで、メーカーの指示に従って十分な時間を置いてください。乾燥時間を守ることが重要です。4. 【下地の状態確認と追加処理】– 塗料が完全に乾燥したら、下地の状態を確認し、必要に応じて追加の処理を行ってください。### 注意点– 塗料の量や均等な塗布に注意してください。不均一な塗布は仕上がりに影響を及ぼす可能性があります。– 塗料の乾燥時間を必ず守るようにしてください。早めに次の工程を進めると、問題が起こる可能性があります。– 塗料の品質やメーカーの指示に従って作業を行ってください。品質の低い塗料や誤った使用方法は仕上がりに悪影響を及ぼす可能性があります。以上の手順と注意点に従って、ウレタン塗り作業を進めていきます。
ウレタン塗り作業の二層目を行う前には、まず一層目のウレタン作業が完了していることを確認してください。一層目のウレタン作業がしっかりと乾燥し、塗膜が安定していることが重要です。二層目のウレタン作業では、一層目を塗ったウレタンの上から重ねるようにウレタン塗料を均等に塗布していきます。塗料の密度や量に注意し、均一な塗布を心がけてください。ムラや塗り残しを防ぐために、注意深く作業を行ってください。二層目のウレタン作業後は、十分な乾燥時間を確保してください。適切な乾燥時間を確保することで、塗膜の強度や耐久性を向上させることができます。作業環境や気温によって乾燥時間は異なるため、適切な環境下で作業を行うことが重要です。
トップコートは専用の防水塗料を使って、通気緩衝工法の最終工程として屋根全体に塗布される防水層を保護する役割を持つコーティングです。防水性能はないものの、紫外線や摩耗から防水層を守り、劣化を抑える効果があります。一般的にトップコートのメンテナンスサイクルは5年程度で、劣化が進むと色褪せやざらつきが現れることがあります。また、強風や飛来物などの影響で傷つくことも考えられます。そのため、定期的な点検と必要に応じたトップコートの塗り替えが重要です。
トップコートの作業として、建物の屋上屋根全体を塗っていきました。この作業により、屋根の屋上防水が通気緩衝工法で新しく塗り作業が完了しました。新しい屋根の屋上防水が施されたことで、当分の間は雨漏りに悩むことはなくなるかと思われます。後日、撤去して仮設足場に置いていた温水器を降ろして回収する作業の際に、雨が降って屋上の状態を確認しました。屋根屋上も雨水を弾いた状態で、家の中に入る様子もありませんでした。
カラーベストに塗装工事を行った際、重ねの隙間を埋めずに放置してしまったことが雨漏りの原因と考えられます。カラーベストの中に染み込んだ雨水が抜ける場所がなくなってしまうと、室内に雨漏りが発生する可能性があります。このような場合は、重ねの隙間を埋めるなどの対策が必要となります。雨漏りの原因を正しく把握し、適切な修理を行うことが重要です。
電動工具を使用して、カラーベスト同士の重なり隙間を切断する作業は、専用の部品で先端部分を変更することができます。作業を進める際には、まずノコギリ状の先端部品を使用します。一般的に、カッターナイフや手動のノコギリでは隙間を切断することは難しいです。これは、それらの手法では厚みのある部分をきれいに切断することが難しく、カラーベストが浮き上がってしまい破損する可能性があるためです。特に塗装が施されてすぐの状態では、隙間開け作業を行うことができますが、注意が必要です。
カラーベストの重なり部分を切断する際に電動工具を使用した試し施工を行いました。写真の上部分の赤矢印の方を切断し、下部分は作業開始前の状態です。切断して隙間を開けることに成功しました。電動工具を使用する際は十分な注意と慎重さが必要ですね。
電動工具を使用して、一列ずつカラーベストの重なり隙間を作る作業は、屋根の先端部分である軒先部から始めて、ベランダがある上段部分まで進めます。隙間を作る作業は丁寧に行い、上段まで昇っていきます。隙間が塞がれている場合は、上段のカラーベストの隙間まで切断して隙間を作成します。作業が完了したら、カスや埃などがカラーベスト上に溜まっているかを確認し、必要に応じて掃除を行います。最終的には一階の屋根全体を掃除して、作業を完了させます。
作業が完了して、安全対策で設置した足場を解体していきます。
そのご、お客様には作業中の写真を見ていただきながら、ご説明をさせていただきました。
お客様も喜んでいて、無事に作業の方が完了しました。
こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『名古屋市南区にて二階の部屋の押入れを中心に雨漏れ発生!雨の流れなどを点検調査!』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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