常滑市にて、二階建ての洋風屋根に取り付けられていたトップライトの水下スカート部の先端が、台風並みの強風に煽られて波打っていたため、点検依頼が入りました。この付属部品の修繕作業を行うために、仮設足場を設置し、滑りやすく危険な屋根瓦の上で作業を行うことになります。修繕作業の様子を目視で確認し、必要な修理を行うことで、屋根の安全性を確保します。台風などの自然災害による被害を最小限に抑えるために、定期的な点検とメンテナンスが重要であることを再確認しました。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 応急処置対応
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他
- その他板金補修・交換
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築年数 |
築25年以上 |
施工期間 |
約4日ほど |
工事費用 |
約20万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
常滑市の屋根瓦が滑りやすい原因は、表面が光沢のある仕上げになっていることが考えられます。屋根瓦を切断する際に発生する粉塵などが表面に付着し、それが原因で滑りやすくなる可能性があります。以前は青緑色の屋根瓦も同様に滑りやすい製品が存在していました。安全のためには、滑りやすい屋根瓦の取り扱いには注意が必要です。
瓦屋根の点検やメンテナンスにおいて、屋根瓦が滑りやすくなる可能性があります。新築後数年が経過すると、自然界の埃や汚れが屋根瓦の表面に付着しやすくなります。このため、足元が滑って身動きが取れなくなる危険性があります。屋根に登る点検は危険な行為となる可能性があるため、足場を設置したり、道路から離れた場所から建物を目視で診断する方法が採用されることがあります。
屋根瓦の表面が滑りやすいため、足場を使って屋根まで辿り着いても注意が必要です。空雑巾やタオルなどを使用して、歩行する部分の屋根瓦を綺麗に拭きながら掃除していきます。同時に、靴底も空雑巾で拭いて滑りを防ぎ、安全に歩行できるようにしておきます。拭き掃除をしながら、天窓(トップライト)が取り付けられている屋根面まで進んでいきます。濡れたタオルで拭かないようにし、滑りやすい状態にならないように注意してください。
屋根のトップライト周辺の水下スカート部がめくり上がっている場合、台風並みの強風が原因である可能性が高いです。この状態では、屋根が車で走っているときのようなめくり上がりが発生する可能性があります。この問題を放置すると、外観が損なわれるだけでなく、強風が入り込んでさらにめくり上がり、雨水が室内に漏れる可能性が高くなります。このような状況では、早めの補修が必要です。
屋根工事を行う際には、施工の品質が非常に重要です。特に強風などの自然災害によって、天窓水下スカートが破れてしまい、その防水効果が失われる可能性があります。このような状況では、屋根工事業者の技術力や経験が問われます。写真から施工作業が誤っていたことが分かる場合もありますが、屋根工事業者の中には専門知識や技術力に欠ける業者も存在します。リフォーム工事を行う際には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。そのため、しっかりとした業者選びを行うことが、屋根の保護や雨漏りの防止につながります。
天窓(トップライト)の窓部分と、その周りを囲んでいる天窓(トップライト)の枠部分との間には、雨漏りしやすい場所があります。目視で検査を行ったところ、コーキングボンドで固定されている箇所があり、修復が行われていることが確認されました。今回の修復内容は、波打っている天窓(トップライト)水下スカート部を修復することで、雨漏りの問題を解決することをお客様に提案しました。
お客様には、目視による点検から天窓(トップライト)水下スカート部を修復していく作業のご提案をさせていただきました。そして、天窓(トップライト)の枠部分と水下スカート部が接地されている部分について、コーキングボンドによる修復作業を行うことをご提案させていただきました。提案内容を含めたお見積りを作成し、お客様からご了解をいただいた後、修復作業を進めさせていただきました。作業を行うために、作業に必要な道具などを持ちながら空雑巾で再度屋根瓦を拭いていきます。その後、天窓(トップライト)が付いている場所まで昇っていきます。天窓の取り外しや屋根の修理作業を行う際には、安全に注意しながら作業を進めてください。
水下スカート裏側にコーキングボンドで接着するための準備
水下スカート部と接地していた屋根瓦の表面との間に、コーキングボンドを塗って接着固定を行います。作業を行うために、水下スカートの前面を少し多めにめくり上げてから始めます。その後、タオルで屋根瓦の表面を掃除し、コーキングボンドを塗布する準備を整えます。このようにして、しっかりと接着固定を行うことで、防水効果を高めることができます。
屋根瓦の表面部分にコーキングボンドを塗る際には、水下スカートが被さる範囲で塗布していきます。浴槽や窓枠、室内などでも同様にコーキングボンドを使用する際には、周囲を清潔に保つことが重要です。ゴミや埃があると接着能力が低下する可能性があるため、注意が必要です。場合によってはプライマーを使用する必要があることもあります。屋根瓦の表面にコーキングボンドを塗る際には、水下スカートの幅寸法を目安にして作業を行うと良いでしょう。
コーキングボンドを塗っていき、その上に重ねるように水下スカートを真っすぐに治してから、上から押さえて行くように修復作業を行っていきます。修復作業を行った後は、時期によって異なりますが、夏日の場合は半日で乾くことがあります。一方、冬日の場合は2〜3日かかることもありますが、自然に乾かせばしっかり固定されて接着されます。
天窓(トップライト)の枠部分と、水下スカート部が設置して取り付けられている所も、経年劣化が進んでいくと剥がれて行く場所となります。剥がれてしまうと、その部分が隙間があいてしまって雨水が入り込みやすくなります。雨水が入り込むと、場所によっては室内へと雨漏りする原因となりやすくなってしまいます。その防止の観点で、枠部分と水下スカート部分にコーキングボンドを流し込んでいき、それぞれを接着しながら固定作業を施していきます。
天窓(トップライト)の枠部分と水下スカートが取り付けられていた部分に、コーキングボンドを流し込み接着させていったら修復作業の完了となります。修復作業が完了したら、屋根から道具などを降ろしていき、部分的に設置された足場を解体して作業を終了します。お客様には、作業の工程を撮影した写真を見てもらいながら、内容をご説明させていただきました。修復作業が終わった状態を写真で確認していただき、喜んでいただけました。
こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『常滑市での目視による屋根の雨漏り点検調査作業における安全対策と重要性について』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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