名古屋市港区にて、親子三世帯に渡って住み続けている建物から、室内の天井から雨漏りが発生して染みとなって浮き上がっているとの報告があります。このような状況では、まずは目視による雨漏りの点検調査が必要です。初動調査を行い、新しい屋根瓦の葺き替え作業の前準備を行っていく様子をご紹介いたします。まず、建物の外観から目視点検を行います。屋根や雨樋、外壁などに異常がないかを確認し、雨漏りの原因を特定します。次に、屋根裏や天井裏に潜り込み、実際に雨漏りの状況を確認します。漏水箇所や浸水の痕跡を探し出し、修理の必要性を判断します。初動調査の結果、新しい屋根瓦の葺き替えが必要と判断された場合、作業の前準備が始まります。足場の組み立てや材料の手配、作業計画の立案などが行われます。また、住民の安全を確保するための措置も重要です。工事のスケジュールや作業内容など、住民にも事前に説明が行われます。このように、雨漏り修理工事は慎重な調査と計画が必要です。安全を確保しながら効果的な修理を行うために、専門家のアドバイスやサポートを受けることが重要です。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 屋根葺き替え
- その他
- 漆喰工事
- 棟板金補修・交換
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築年数 |
築70年過ぎ |
施工期間 |
約10日間ほど |
工事費用 |
約150万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
雨漏りの状況を確認するために、後日お客様のお宅へ建築屋さんと一緒に訪問させていただきました。お客様からの情報を建築屋さんから聞いた要約を元に、お客様のお住まいにお伺いしました。挨拶の後、玄関先の天井板を確認させていただきました。雨漏りの原因や状況を正確に把握するために、現地調査を行いました。
雨染みが複数個所に発生している天井板についてお話を聞きましたね。特に一定の位置で雨染みが見られるということは重要な情報です。その位置から玄関までの距離を計測し、屋根の方も同様に計測して雨漏りの原因を特定しようと考えているのですね。このようなアプローチは効果的です。雨漏りの原因を正確に特定して修理することが重要です。その際には専門家に相談することをお勧めします。
玄関屋根を含んだ差し掛け屋根部分に対して、脚立を設置して屋根に昇ってみました。築年数が経過していたのもあり、かなり劣化は進んでいて破損や亀裂している屋根瓦が複数個所に渡ってありました。和瓦も年数が経過してしまうと、材質が粘土土となりますので雨水などを屋根瓦の方で吸い込んでしまって、屋根の内部や屋根裏に雨水を流し込んでしまいます。その状態のときは、屋根瓦が大量に破損していなくても染み込んだ雨水で雨漏りを起こすこともあります。屋根の劣化や破損は雨漏りの原因となるため、定期的な点検やメンテナンスが重要です。特に和瓦は繊細な材料であり、適切な管理が必要です。雨漏りを未然に防ぐためには、早めの対処が必要です。
雨漏りの原因は、屋根と外壁がぶつかる位置付近にあります。屋根瓦の雨の染み込みだけでなく、外壁の壁漆喰も経年劣化を起こしていて雨の染み込みが発生している可能性が考えられます。外壁際の屋根瓦を支えている屋根土部分も、雨が染み込んで砂状になっていることが確認されました。このような状況では、外壁と屋根の修理や補修が必要になるかもしれません。雨漏りの原因を正確に特定し、早めに対処することが重要です。
コーキングボンドを塗って補強工事を行っていましたが、雨漏りしている位置とは少し離れていたため、効果が薄かった可能性があります。雨漏りの原因となる箇所に対して適切な補修を行うことが重要です。コーキング補修は雨漏り対策の一環として行われることがありますが、正しい位置に補修を行うことで効果を発揮します。必要に応じて専門家に相談し、適切な対処を行うことをお勧めします。
屋根瓦と大棟部との間になる、半月漆喰の部分では屋根漆喰も剥がれてしまって、支える土台となっている屋根土がむき出しになっています。他の部分でも、屋根漆喰が剥がれている箇所が多く見られますので、塗り直しや他の補修方法を検討する必要があるかもしれません。また、雨樋も経年劣化を起こしており、台風や強風、地震などの影響で建物が動く際に雨樋が耐久力不足により破損する可能性が高いです。建物の安全を考えると、雨樋の補修や交換も検討した方が良いでしょう。
雨漏りの様子を確認するために、目視による点検調査を行いました。お客様には、現在の状態を説明し、撮影した写真を一緒に確認していただきました。屋根全体をリフォームするのが最も効果的な方法ですが、予算の限界も考慮して、今回は一階玄関屋根の庇部分を葺き替える工事を行うことになりました。同時に、雨樋も交換し、外壁の壁漆喰部分も新しい素材で補修していきます。お客様と建築業者と協力して、工事計画を打ち合わせしました。
瓦を撤去し、新しい野地板を取り付ける作業が行われた後、屋根全体にルーフィングが貼られました。これにより、雨が降っても安心してご利用いただけます。
差し掛け屋根全体に防水紙でもあるルーフィングを貼ります
屋根瓦を施工する前に、大きめに貼ったルーフィングを正規のサイズで切断して加工することが必要です。これにより、屋根瓦の施工準備を適切に行うことができます。大きめのルーフィングを使用することで、雨に当たらないようにする効果も期待できます。ルーフィングの施工は屋根瓦の下に侵入した雨水を防ぐために重要です。屋根瓦の施工に向けて、正確な加工を行いましょう。
新しい屋根瓦の施工方法では、桟木(さんぎ)と呼ばれる棒材を屋根瓦から出ている爪部分で引っかけていき、屋根全体を施工して行きます。その桟木を規定通りの寸法で打って行くために、寸法を出すために数枚仮で桟木を打って屋根瓦を葺いていきます。数枚置いて行った屋根瓦の高さや、長さの調整などを進めて行って、今回に必要となる寸法を出していきました。
屋根全体に桟木を取り付ける際には、先ほど決めた寸法をルーフィングの上に墨などで打って目印にしておきます。これに沿って作業を行い、桟木を取り付けていきます。桟木は屋根全体を支える重要な部分なので、正確な寸法と位置に注意して取り付けてください。
屋根の先端部分でもある軒先部に、ここに取り付けられる専用屋根瓦である万十軒瓦の高さ調整材として、桟木を二本重ねて打って固定していきます。その桟木材の側面には、万十軒瓦の隙間部分でもある雀口があり、この隙間から雀や小鳥が入ってしまうのを防ぐために、プラスチック製の面戸材を取り付けておきます。この材料を取り付けることで、万十軒瓦が重ねるように施工されて、隙間が塞がれるようになります。
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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