2025年01月19日追記
名古屋市港区の和風瓦が付いた屋根に、お客様のご要望もあって雪止め金具を取り付けて行きます。雪止め金具を取り付けることで、積雪があったときに屋根の上に溜まった雪が急に落ちてこないようにします。屋根の場所によっては、道路側や隣家のカーポートや自家用車の上に、屋根に溜まった雪が落ちる可能性があります。雪止め金具の後付けで作業を行う方法と、メリットとデメリットを屋根の専門家からの視点で解説していきます。
施工内容 |
|
築年数 |
築40年以上 |
施工期間 |
約2日間ほど |
工事費用 |
約25万円ほど |
雪止め金具が屋根に取り付けられる理由とその重要性について。
雪止め金具は、屋根からの雪の滑り落ちや落下を防ぎ、安全を確保するために重要な役割を果たします。屋根から雪が落下すると、通行人や車両に危険をもたらす可能性があります。そのため、雪止め金具は必要不可欠なアイテムです。
L字型、扇形、羽根型などの雪止め金具の種類とそれぞれの特徴について紹介します。
雪止め金具にはさまざまな種類があります。形状や取り付け方法、耐久性などが異なるため、屋根の形状や気候条件に合わせて適切な金具を選ぶことが重要です。扇形や羽根型と呼ばれる雪止め金具には、和風瓦の際に取り扱いされることがあります。(写真左)洋風瓦など平たい瓦には、雪止め金具のL型という簡素化した雪止め金具が使われます。(写真右)積雪が多い場所では、一つの屋根面に2列に横並べしたり3列以上に雪止め金具を設置することがあります。
雪止め金具の後付け工事を行う前の事前調査の必要性。
後付け工事を行う前には、屋根の状態や構造、屋根の形状を目視点検時には調査して置きたいですね。当日の作業する地域の気候条件を、雨などが降っていない天気がいい日を選択するように、十分に理解する必要があります。また、必要な作業道具や使用する雪止め金具の材料および形状の手配、安全作業を行うための事前の仮設足場の設置などを準備しる場合もありえます。
場合によっては作業計画を立てることも必要になるかもしれませんね。
必要な作業道具としては、屋根瓦を浮かせたり時には取り外すため、【ハンマー】【金づち】【バール】【雑巾】【コーキングボンド】などは、最低な範囲で必要かと考えられます。
DIYでの取り付けは大変危険な危険なため、専門業者に依頼する必要性や工事の手順について説明します。
DIYでの後付け工事を行う場合は、とても危険な行為になりますので、屋根作業を行った経験者に作業をお願いした方が良いかと思われます。雪止め金具を後から取り付けるためには、コツも必要なため安全に注意しながら適切な手順を踏む必要があります。作業の手順として、取り付けられた屋根瓦をその場で浮かしてその隙間に差し込む方法と、取り付けられた屋根瓦を取り外してから雪止め金具を設置して、再び屋根瓦を取り付けて行く方法の二種類の作業方法があります。作業には、屋根の上での作業でもあり、屋根の先端部分でもある軒先部での作業となりますので、作業中は自分自身の作業体勢には特に注意が必要になります。
屋根瓦の側方部か前面に、金づちの柄やバールなどを入れ込んで屋根瓦を浮かせて行きます。
ここでの注意点では、力いっぱいに持ち上げてしまうと屋根瓦自体が破損してしまいます。破損しない力加減で浮かせてから、金づちの柄などを差し込んで落ちてこないようにするのが重要ですね。浮いた隙間に、雪止め金具を差し込んでいきます。浮かせてしまった屋根瓦の固定で、コーキングボンドを塗布していきます。その時に、コーキングボンドを点打ちする個所に、軽く雑巾がけして埃などを取り除いていきましょう。噛ませていた金づちの柄などを取り剥がして、屋根瓦を定位置に落としておきましょう。
雪止め金具を取り付けて行く予定の場所の、一段上の屋根瓦を取り剥がしていきます。
取り剥がしたところに、屋根瓦の上側と雪止め金具の折れ曲がって引っかかる場所を合わせて行きます。
雪止め金具の釘穴から、ビスなどを打ち込んで行きます。
(乾式工法で施工された屋根の場合)
最後に、取り外した屋根瓦を同じ場所に取り付けて行き、作業の完了となります。
専門業者に雪止め金具の後付け工事を依頼するメリットや安全面について述べます。専門業者に依頼する場合は、訪問業者の様な悪質性が高い業者を選ばずに、近隣の地元で根付いて信頼のある業者を選びましょう。見積もり項目の内容や、契約書の取り交わしを行っているか、作業内容の説明などを十分に確認することが重要となります。安全対策とリスク管理は常に最優先されるべきです。高所作業や作業中の怪我や事故のリスクを最小限に抑えるために、適切な対策を講じることが重要です。
雪止め金具の寿命を延ばすためのメンテナンス方法や塗装時の注意点について詳しく解説します。雪止め金具のメンテナンスは定期的に行うことが重要です。劣化や破損があれば早めに修理や交換を行い、安全を確保することが必要です。雪止め金具の劣化で、一番多いのは色剥げなどの色落ちが多いかと考えられます。外壁の塗装の塗り替え作業の時などで、仮設足場を設置する際には、同時に屋根の点検及び雪止め金具のメンテナンスを行うのが良いかと思われますね。
雪の降らない地域でも雪止め金具が必要な理由や効果について考察します。雪の降らない地域でも雪止め金具が必要な理由は、突然の気候変化や地球温暖化の影響により、雪が降る可能性が高まっているためです。雪止め金具は、雪が積もった際に屋根からの落雪を防止し、落下事故や損傷を防ぐ効果があります。安全性を確保するために、雪の降らない地域でも雪止め金具の設置が重要となります。
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