2024年08月14日追記
名古屋市港区にて、一階玄関の頭上の入母屋屋根には建物の構造上、【八谷部】と言う二方向から取り付けられた谷樋板金が、中央で交じり合う谷部があります。そこで使われていた谷樋板金の材質が銅板が使われていたため、経年劣化もあり穴があきそうな寸前となっておりました。お客様お伝えさせていただき、新しい材質の谷樋板金として取り替え交換工事を行っていきます。新しい材質の板金で取り替え交換していく様子を、工程を進めながら簡単な解説をしながらご紹介いたします。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 漆喰工事
- その他板金補修・交換
- その他
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築年数 |
築40年以上 |
施工期間 |
約2日ほど |
工事費用 |
約11万円ほど |
全ての建物で、一階屋根があって尚且つ玄関の上に屋根がある建物には、この八谷部が有るわけではないのです。
玄関屋根が入母屋造りであって、一階屋根が大きい場合は八谷部が作られることがありえますね。八谷部が出来る説明としては、一階屋根に二つの屋根面が出来てそのお互いが引っ付いた時に、八谷部が出来やすくなります。写真の様な、切妻屋根に入母屋屋根が引っ付いた所を中心に谷樋が作られて行き、入母屋屋根の大棟を中心にして右側の屋根面と左側の屋根面から谷樋が上がっていき、中央点になる場所でそれぞれの谷樋が交じり合っていきます。
約35年以上前だと、谷部の谷樋板金の材質には銅板が使用されていました。銅板が使用された理由として・・・1.材質として比較的に柔らかくて加工がしやすかった。2.ガルバリウム鋼板などの現在に使われている素材が少なかった。3.寺社仏閣に使われる銅板よりも厚みが薄い物を使われるときもある。4.銅板以外だと硬くて高価なステンレスになってしまう。この様に、当時の時代背景も相まって谷樋鉄板に銅板が使われることが多かったですね。ただし、和風瓦の色出しには当時は【釉薬】という鉛が入っている薬品が、陶器瓦と一緒に焼かれて色付けされていました。その釉薬の鉛が、長い時間をかけて谷樋鉄板の方に雨水と一緒に流れ出して、同時に同じ場所に雨水が落ち続けたため、穴があいてしまう現象がありますね。写真のように、谷樋鉄板の材質である銅板の特徴でもある、長い年月をかけて淡い苔色になっていきますが、黒ずんだ色の部分は逆に穴が開く寸前の状態となっております。この黒ずんだ色が、出始めたときにはすでに谷樋鉄板の取り替え交換時期になっているかと思われます。
谷樋板金の先端部分では、いくら加工がしやすい銅板とは言え和風瓦の形状に作り上げるのには、少し無理がありまして強引に作った跡があってその部分も切れ目が入って雨漏りがしやすくなります。お客様には、谷樋板金の取り替え工事の際には、入母屋屋根の大棟部を一部取り壊さないと谷樋板金が交換できないこととその解体費用が必要になる事を伝えさせていただきました。その様な感じで、八谷部の谷樋板金の取り替え工事をお見積りさせていただき、お渡しさせていただきました。
今回新しくする谷樋鉄板の材質が、ガルバリウム鋼板製の谷樋になります。現在の谷樋鉄板のほぼ8割以上が、このガルバリウム鋼板で作られた谷樋鉄板を使っているかと思われます。残りの材質としては、錆に強いステンレス製の材質や厚みがある銅板が使われることもありえます。※今現在、釉薬陶器瓦(色が塗られた瓦)に使われていた釉薬には鉛が含有されなくなっております。その新しい谷樋鉄板に取り替え交換を行うために、干渉する屋根瓦などを取って行きます。
劣化していた銅板製の谷樋鉄板を取り外すため、上に重なったりして干渉していた屋根瓦や屋根土それに積み上げた大棟部の一部を解体していきました。八谷部の中央点ともなる大棟部の取り外した棟瓦や、同様に谷樋板金に干渉していた屋根瓦については、新しい谷樋鉄板に交換した後で再利用で使っていきます。そのため、屋根上に道具などを置く足場板を設置してから、その足場板に落下しないように確保をしておきます。なお、屋根瓦の接着や高さ調整で置かれていた屋根土に関しては、土嚢袋に入れながらすべて処理するために屋根から降ろしておきました。
昔の屋根の材料で、防水材代わりの杉皮材の状態にしておき、その上から谷部の芯に沿って防水紙でもあるルーフィングを、大棟の中心から屋根の先端部でもある軒先の方に伸ばしながら取り付けて行きます。ルーフィングを貼った後に、重ねるように新しい谷樋鉄板を載せて行き、接続部分や固定で釘で止めたりコーキングボンドを塗って止水するようにして、谷部に新しい谷樋鉄板を取り付けて行きます。
八谷部の谷樋鉄板の取り付けで、一番最難関で最重要な場所でもある二本の谷樋板金が合わさるところになります。ここの部分の止水加工がかなり難易度が高くて、かなりの経験をした作業者で無いと、雨漏りの原因を作ってしまいますね。そんな難しい部分も、豊富な経験がある作業者によって綺麗に雨漏りもすることが無く、加工作業を行っていきました。新しい谷樋板金を取付けた後は、先ほども書いていました足場板に確保していた屋根瓦を使って、谷樋板金周辺に同様な場所に取り付けて行きました。
谷樋周辺の屋根瓦を全て取り付けて行ったら、こちらも足場板に確保されていた棟瓦を使って、取り外したときと同様に積み上げて取り付けて行きます。大棟部の頂点部分である冠瓦を取り付けた後で、大棟の尻側が棟瓦の積み上げで隙間などが空いているため、そこから雨水などが流れてくる可能性が高いです。そのため大棟尻側には屋根漆喰を塗っていき、雨水が流れて来ても止めてから谷樋板金に流れるように方向を変えるように屋根漆喰を塗っていきました。
材料や道具を降ろしてから吹き掃除を行っていきました
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