名古屋市南区にて、かつて店舗として利用していた一階の室内を、今後は普段使いの生活空間として活用したいと考えています。しかし、現状では床がコンクリートのままなので、そのままでは冷たく硬い印象が強く、快適な居住空間とは言えません。そのため、コンクリート床の上にクッションフロアを重ねて敷設することを計画しています。クッションフロアを敷設することで、足元の冷たさを和らげるだけでなく、クッション性が加わり、歩きやすく、疲れにくい空間を実現できます。しかし、その際には、コンクリート床の表面状態が非常に重要になります。凹凸やひび割れ、水分の有無などをしっかり確認し、適切な下地処理を行うことが必要です。加えて、使用する材料の選定や施工時の注意点も把握しておくことで、仕上がりの品質を高め、長持ちさせることができます。こうしたポイントをしっかりと理解したうえで、施工に臨むことが重要です。
施工内容 |
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築年数 |
築年数20数年ほど |
施工期間 |
約2日ほど |
工事費用 |
約25万円ほど |
初動調査での注意点や契約から工事までの流れを書いています
先日、名刺の作成を依頼するために、以前より取引がある印刷会社を訪問しました。対応してくださったのは社長夫人で、打ち合わせの最中、逆にご相談をいただきました。内容は、現在のコンクリート床が冬になると底冷えすることと、奥のスペースが空いたので簡易的な打合せ場所を作りたいというものでした。これまでは対応可能なリフォーム会社を探し、新聞の折り込みチラシを集めていたそうですが、その会社がどの程度対応できるか心配で、なかなか連絡できなかったとのことでした。そんな中、ちょうど弊社が名刺の依頼に訪れたため、顔見知りということもあり、相談してみようと思ったという背景です。
一階の店舗には、以前、受付と大型の印刷機械が設置されていました。この印刷機械は非常に重量があったため、床全体を土間コンクリートで施工していたとのことです。しかし、時代の変化とともに、機械を知り合いの同業者に譲り渡し、印刷データのレイアウトに特化した新たな会社方針へと転換しました。この大型機械が無くなったことで、一階の店舗スペースが広がりましたが、冬になるとコンクリート床の底冷えが一層気になるようになったそうです。そこで、お客様からも『床シートの様なもので床を覆い、快適な打合せスペースを作りたい』とのご要望をいただきました。
印刷会社の奥様から、『全く知らないリフォーム会社に頼むよりも、顔見知りの会社にお願いしたい』ということで、弊社にお見積りの依頼をいただきました。後日、協力業者さんとともに打合せのために訪問し、お見積り作成に必要な寸法取りや現状の点検を行いました。作業中には、お客様に対して、リフォーム時の注意点や工事の進行に関するご説明も丁寧に行い、安心してお任せいただけるよう努めました。
コンクリート床の寸法を正確に測定しながら、床の表面状態のチェックも同時に行いました。表面の平坦性や凹凸の有無、ひび割れの状況、湿気や汚れの存在などを細かく確認し、床の状態を把握しました。これにより、適切な材料選びや施工方法を決定するための基礎情報を収集し、最適なリフォーム提案を行う準備を進めました。
お見積り書の工事金額と工事内容についてご説明させていただきましたところ、印刷会社の奥様にもご納得いただき、その場でクッションフロアの敷設作業をご依頼いただきました。契約書を取り交わした後、協力業者の手配を行い、必要な材料の準備や段取りを整えてから、早速作業に取り掛かりました。
作業に入る前日、お客様のご協力により、一階の事務用品や印刷用品が収納された棚を移動していただきました。さすが店舗だけあり、棚には多くの材料がありました。
事前に移動していただいたおかげで、室内の床部分の作業が非常にスムーズに行えるようになりました。このようなご協力により、効率的に作業を進めることができました。
まず、クッションフロアを貼るために、コンクリート床の表面を確認し、ブラッシングなどを行いながら不陸(平坦化)作業を進めていきます。同時に、以前設置されていた大型機械の稼働時に使用されていたオイルの漏れや溜まった埃などもホウキで丁寧に掃除し、コンクリート床全体を綺麗な状態に整えます。こうした準備を行うことで、クッションフロアの接着をより確実にし、長持ちさせることが可能になります。
クッションフロアの必要なサイズを正確に測定するため、室内にクッションフロアを広げていきます。床全体に広げることで、隅々までフィットするように寸法を確認し、適切なサイズにカットする準備を行います。こうすることで、室内の形状やサイズに合わせたぴったりの敷設が可能となり、美しい仕上がりを実現できます。
クッションフロアをしっかりと接着するため、コンクリート床の表面に特殊な糊を均一に塗布していきます。糊は専用のヘラやローラーを使い、ムラなく塗り広げていくことで、クッションフロアの隅々までしっかりと接着させることができます。この工程により、仕上がりの品質が向上し、クッションフロアの剥がれや浮き上がりを防ぎ、長期間美しさを保つことが可能になります。作業の効率を高めるために、まずクッションフロア全体の幅の半分ずつに分けて接着作業を行います。糊をコンクリート床に均一に塗った後、接着力を最大限に引き出すために、数十分ほど軽く乾かしてからクッションフロアを貼り付けます。この手順により、クッションフロアがしっかりと固定され、長持ちする仕上がりが得られます。
コンクリート床の上に特殊な糊を塗布し、その上にクッションフロアを重ねるようにして貼り付けていきます。クッションフロアが均一に広がるようにしながら、全体をしっかりと押さえて、コンクリート床と強固に接着させます。この際、隙間に入った空気は、ローラーや手を使って端から外に向けて押し出し、しっかりと吐き出すようにします。これにより、接着のムラを防ぎ、平らで美しい仕上がりを確保します。
カッターナイフや専用工具を使い、クッションフロアの壁の立ち上がり部分や、壁から出っ張った柱部分、室内の隅などに沿って余剰分を丁寧に切断・加工していきます。正確にカットすることで、クッションフロアが隅々までぴったりとフィットし、美しい仕上がりになります。この作業は慎重に行い、床全体が均一に整うように、隅々までしっかりと対応します。
クッションフロアの全幅のうち、まだ糊付けしていない残りの半分についても、同様の手順で作業を進めます。まず、持ち上げておいたクッションフロアの半分を慎重に持ち上げながら、コンクリート床に特殊な糊を均一に塗り込みます。その後、糊が適度に乾くのを待ってから、クッションフロアをゆっくりと降ろしながら接着していきます。クッションフロアを降ろし終えたら、上から押さえて全体を固定し、ローラーや手を使って、コンクリート床とクッションフロアの間に入った空気を外に向かって押し出していきます。こうすることで、均一な接着面を確保し、美しい仕上がりと耐久性を実現します。
重量があるため建物の外に出せなかった大量の紙を裁断する裁断機を移動させながら、コンクリート床へのクッションフロアの取り付け作業を進めました。まず、最初の一列目のクッションフロアの作業に干渉しない位置に裁断機を移動し、作業を行いました。一列目のクッションフロアの貼り付けが完了したので、新しく取り付けられたクッションフロアの上を慎重に移動し、裁断機を部屋の隅に再配置しました。その後、裁断機の移動に伴い、室内のクッションフロア全幅の二列目のエリアに、コンクリート床用の特殊な接着糊を均一に塗布していきます。一列目と同様に、クッションフロアの隅々までしっかりと接着させるため、コンクリート床の上で同じ手順で作業を進めます。
室内でのクッションフロアの全幅二列目の接着作業も無事に完了し、室内全体のコンクリート床に新しいクッションフロアを重ねて接着する作業が完了しました。作業前にお客様にご協力いただき移動していただいた事務用品や印刷材料の棚、受付用の机などは、クッションフロアの敷設が終わったエリアに順次戻しておきました。なお、クッションフロアを接着した一部の床は、完全に乾くまで時間が必要なため、翌日まではその部分には触れないようにお願いしています。これにより、接着の強度を確保し、長く快適に使っていただける仕上がりが実現します。作業の内容を、撮影した写真と一緒にご説明させていただきました。お客様も、寒さを感じていたコンクリート床からクッションフロアに変わったことで、かなり見栄えも綺麗になってかなり喜んでおりました。こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓
『名古屋市南区にて店舗のコンクリート床に新しい床材を貼る前に確認すべきポイントとは?』
お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市南区の印刷会社様にて床シートの店舗改装でアンケート記入をお願いしました』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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