名古屋市港区にて、悪質な訪問業者による屋根修理の被害が道路に面した敷地に建つ建物で多発しているとのお話をお聞きしました。このような悪質業者は、屋根漆喰の劣化や汚れを見つけ出し、不正な塗り替え工事を行うことがあるようです。お客様の大切な屋根を守るためにも、こうした業者からは注意が必要です。屋根修理のきっかけとして、悪質業者は通常、「屋根に問題がある」といった口実で訪問してきます。その際、屋根漆喰の劣化や汚れを取り払い、新しい屋根漆喰を使って塗り替えるという工事を提案することがあります。しかし、その実態は信用できない業者による詐欺行為かもしれません。悪質業者による被害を避けるためには、しっかりとした知識を持ち、信頼できる業者を選ぶことが重要です。急かされるような契約や不安を煽るような営業トークには注意が必要です。大切なご自宅の修理を行う際には、慎重に検討し、信頼できる業者を選ぶよう心がけましょう。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他板金補修・交換
- 漆喰工事
- その他
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築年数 |
築40年ほど |
施工期間 |
約2日間ほど |
工事費用 |
約20万円ほど |
初動調査から契約して作業完了までの流れをコラム風に書いています
お住まいが名古屋市港区のお客様から、道路に面した建物のために疑わしい業者からの声掛けに困っているというご相談をいただきました。何度も異なる人が訪れるために迷惑を感じておられるそうです。そこで、現状を確認するために目視調査を行うため、お客様のご都合のいい日に訪問させていただきました。このような状況にお困りのお客様には、しっかりとした対応が必要ですね。
怪しい訪問業者が狙う建物の特徴について考えてみましょう。まず、道路から見える範囲に建物がある場所や、築年数が古そうで外壁が黒ずんでいる建物、屋根の漆喰が黒ずんでいる建物、屋根瓦が色あせている建物などが狙われやすいです。怪しい訪問業者は、まずは建物の外観をチェックします。そして、住人が在宅かどうかを確認するために声をかけてきます。在宅の場合、適当なことを言って怖がらせる手法を使い、最終的には契約を結ばせようとします。お客様の建物が狙われた理由には、築年数や瓦の古さ、屋根漆喰の劣化などが考えられます。これらの要素が心無い訪問業者に狙われる可能性が高いのです。建物の状態に気をつけて、怪しい訪問業者に騙されないように注意しましょう。
『入母屋屋根』は最も格式が高い屋根の形状の一つで、特徴的な形状は小さい切妻屋根に寄棟屋根を合わせたような形状をしています。切妻屋根から続く屋根の角度が途中で変わり、緩い勾配になっています。この形状は伝統的であり、寺社仏閣やお城の屋根などでも見られます。全体として、入母屋屋根は格式が高く伝統的なデザインであり、部位ごとに特徴的な形状があります。入母屋屋根には沢山の部位があり、大棟から降りてきた降り棟と隅棟が合わさる赤矢印先の部分では、屋根の大棟の方向からしか見えない場所もあります。
屋根の漆喰は経年とともに劣化し、ひび割れや剥がれが生じる可能性があります。さらに、時間が経つと色あせたり表面がざらついたり黒ずんだりすることもあります。劣化した屋根漆喰は、見た目に不均一な箇所や変色が現れることがあり、これらの部分が専門業者などに発見されて点検を受けるきっかけとなることがあります。
屋根の上まで登ることは普通の人にとってはありえない行為であり、非常に危険ですので、絶対に登らないように注意を促したいと思います。専門職や本職以外の方は屋根の上には登らないでくださいが、お客様の立場からは見えない箇所も存在します。特に、大棟から降りてきた降り棟と隅棟が合わさる部分は、屋根上に登らないと劣化しているかどうか気づくことができません。こうした場所でも、屋根漆喰の劣化が進んでいる可能性があります。
屋根の点検調査を終えた後、お客様と一緒に写真を見ながら丁寧にご説明させていただきました。いくつかの箇所で変色が見られましたが、お客様のご要望に沿って、広範囲にわたる屋根漆喰の塗り替え作業のお見積りをご希望いただきました。お見積書を作成し、お客様にお渡しいたしました。その後、お見積りにご納得いただき、屋根漆喰の塗り替え作業のご依頼をいただきました。工事の契約を交わし、作業を進めるための段取りを行っております。皆様に分かりやすく丁寧な対応を心がけておりますので、安心してお任せください。
外壁塗装や屋根塗装を行う際、協力会社の作業者さんの手配が完了し、お客様と作業開始日と工事期間をご案内いたしました。当日は、暖かく天気も良く、屋根漆喰を塗り替えするには最適な日でした。作業者さんと一緒にご訪問させていただき、早速作業を始める準備を進めていきました。場所や必要な材料の準備も整えて、スムーズに作業を進めることができました。
瓦屋根に塗り替えする屋根漆喰を材料から混ぜ合わせます
屋根の漆喰を塗り替える際、昔のように石灰や砂、水、すさなどを混ぜて作る方法ではなく、今風の製品が使われるようになりました。必要な材料が既に入っており、水を加えて混ぜるだけで屋根の漆喰として使用できる状態になります。混ぜる際にはモルタル接着増強剤を加えることで、塗り替え後に早く固まり、屋根から流れ落ちるのを防ぎます。最近の屋根漆喰作業では、このような材料が重宝されています。ただし、注意点として、練り混ぜた漆喰はすぐに使い切る必要があります。数時間が経過すると硬化してしまい、使用できなくなるためです。この点には注意が必要です。
屋根漆喰の材料を小さめのバケツに入れ、必要な分だけを混ぜ合わせます。作業で使用する分は、1〜2時間で使い切るようにしておきます。作った屋根漆喰を小さなバケツに移し替え、瓦屋根の塗り替え作業を行う場所まで安全に置きます。コテ板に必要な量を移し、塗り替えを行っていきます。
瓦屋根の施工において、鬼瓦の背中部分と棟瓦が接触する箇所には、隙間が生じてしまいます。この隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因となる可能性があります。そのため、屋根漆喰を使って隙間を隠す作業が重要です。屋根漆喰は、隙間よりも大きめの範囲で上から隙間を覆うように塗っていくことで、隙間からの雨水浸入を防ぐ役割を果たします。この作業を丁寧に行うことで、屋根の耐久性を高め、雨漏りのリスクを軽減することができます。屋根漆喰の施工は、屋根のメンテナンスにおいて重要な作業の一つと言えます。
入母屋屋根の形状による大棟から降りてきた降り棟と隅棟が合わさる部分の漆喰の塗り替え作業を行います。同時に、入母屋屋根の箕甲と呼ばれる部分に取り付けられていた掛け瓦の隙間や紐丸と隅棟が合わさる部分も、屋根漆喰を塗り直していきます。箕甲部分の紐丸と隅棟が合わさる部分、そして大棟から降りてきた降り棟と隅棟が合わさる部分では、新しい屋根漆喰を塗り重ねて雨水の侵入を防ぎます。
「入母屋屋根」の上半分程度の屋根の一番端側部分には、「箕甲(みのこう)」と呼ばれる特殊な箇所があります。この箕甲には、特殊屋根瓦の「掛け瓦」が取り付けられます。施工上、隙間が空いてしまうことがありますが、その隙間を雨水から守るために冠瓦などが取り付けられます。ただし、全ての入母屋屋根がこのような状態ではなく、勾配が落ちない「袖入母屋」では、普通のケラバ袖瓦が使用されることもあります。
箕甲部分で使われる、【万十掛瓦 右】と【紐丸瓦】になります。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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